教えて!住まいの先生
Q 中古マンションの購入を考えていますが 正直地震が怖いです そこで10階建ての3階位にしたいと思います RC造りとSRC造りがあると聞きました アドバイスをお願いします
質問日時:
2011/11/26 19:16:44
解決済み
解決日時:
2011/12/11 09:37:34
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ベストアンサーに選ばれた回答
ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士です。
まず、購入を検討するにあたっては、RC造・SRC造のどちらがいいというわけでもないとお考えください。
RC造にするのか、または鉄骨をプラスで用いるSRC造にするのかは、建物が建設された時期や、建物の形状などの諸事情で選択されています。
建物は法律で定められた耐震性を満たすように設計しなくてはいけませんので、使用する材料の違いはあれども、どちらも法基準を満たしていないといけないわけです。(設計や施工のミスが無い前提ですが)
では、中古マンション選びにおいて何をポイントにすればいいか。
少し長くなりますが、ホームインスペクション実施時に耐震性のご質問をいただいた際、私がお答えしているアドバイスをご紹介します。
【1】新耐震基準になったあとに建てられているか
より耐震性を向上させた『新耐震基準』と呼ばれている法律が始まったのが昭和56年6月1日です。ですから、この日以降に役所に建築確認申請をした物件かどうかを確認します。昭和56年以降現在までに何度か法律の小改正はありましたが、RC造の耐震設計基準そのものは大きくは変わっていません。
【2】昭和56年以前の建設の場合は耐震補強されているか
旧耐震基準で建てられている場合でも、耐震診断に基づいて耐震補強が施されていれば、(1)同様の扱いにしていいと思います。
【3】きちんとした施工が施されいるか
すでに症状が外壁などに表れていない限り、これは、我々プロのホームインスペクターでも、外観をちょっと見た程度ではわかりません。ですので、これまでに雨漏りが頻発していないかどうかや、東北地方太平洋沖地震により起きた建物の不具合は軽微であったかどうかなどの情報が参考になると思います。
【4】適切に維持管理されているか
新耐震基準以降に適切に施工されたマンションでも、メンテナンスされていなければどんどん傷みが進みます。約12年に一回程度の『大規模修繕工事』が行われているかどうかを確認します。
これらをチェック項目がクリアできた場合でも、実際の建物の設計図や施工状態を細かに調べていない限りは、絶対に耐震性に問題なしと断言することはできません。
ですが、個人の方ができる限りチェックするとしたら、これら4点は有用な情報になると思います。
ちなみに、建物の形は複雑な形状の建物より四角に近ければ近いほど、地震の被害は出にくくなる傾向にありますので、建物形状も1つ参考になるかもしれません。
具体的に検討してみたい物件が見つかったら、不動産仲介業者の担当者にこれらの確認を依頼してみましょう。売主側の仲介会社や管理会社に情報を照会してもらえます。
出てきた情報が専門的でわからない場合などは、マンション管理・建築に精通した専門家に意見を聞いてみると参考になると思いますよ。
参考にしていただければ幸いです。
まず、購入を検討するにあたっては、RC造・SRC造のどちらがいいというわけでもないとお考えください。
RC造にするのか、または鉄骨をプラスで用いるSRC造にするのかは、建物が建設された時期や、建物の形状などの諸事情で選択されています。
建物は法律で定められた耐震性を満たすように設計しなくてはいけませんので、使用する材料の違いはあれども、どちらも法基準を満たしていないといけないわけです。(設計や施工のミスが無い前提ですが)
では、中古マンション選びにおいて何をポイントにすればいいか。
少し長くなりますが、ホームインスペクション実施時に耐震性のご質問をいただいた際、私がお答えしているアドバイスをご紹介します。
【1】新耐震基準になったあとに建てられているか
より耐震性を向上させた『新耐震基準』と呼ばれている法律が始まったのが昭和56年6月1日です。ですから、この日以降に役所に建築確認申請をした物件かどうかを確認します。昭和56年以降現在までに何度か法律の小改正はありましたが、RC造の耐震設計基準そのものは大きくは変わっていません。
【2】昭和56年以前の建設の場合は耐震補強されているか
旧耐震基準で建てられている場合でも、耐震診断に基づいて耐震補強が施されていれば、(1)同様の扱いにしていいと思います。
【3】きちんとした施工が施されいるか
すでに症状が外壁などに表れていない限り、これは、我々プロのホームインスペクターでも、外観をちょっと見た程度ではわかりません。ですので、これまでに雨漏りが頻発していないかどうかや、東北地方太平洋沖地震により起きた建物の不具合は軽微であったかどうかなどの情報が参考になると思います。
【4】適切に維持管理されているか
新耐震基準以降に適切に施工されたマンションでも、メンテナンスされていなければどんどん傷みが進みます。約12年に一回程度の『大規模修繕工事』が行われているかどうかを確認します。
これらをチェック項目がクリアできた場合でも、実際の建物の設計図や施工状態を細かに調べていない限りは、絶対に耐震性に問題なしと断言することはできません。
ですが、個人の方ができる限りチェックするとしたら、これら4点は有用な情報になると思います。
ちなみに、建物の形は複雑な形状の建物より四角に近ければ近いほど、地震の被害は出にくくなる傾向にありますので、建物形状も1つ参考になるかもしれません。
具体的に検討してみたい物件が見つかったら、不動産仲介業者の担当者にこれらの確認を依頼してみましょう。売主側の仲介会社や管理会社に情報を照会してもらえます。
出てきた情報が専門的でわからない場合などは、マンション管理・建築に精通した専門家に意見を聞いてみると参考になると思いますよ。
参考にしていただければ幸いです。
回答
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A
回答日時:
2011/11/26 20:55:06
必ずしも構造で選択するのは良いと思えません。
それより築年数の方が大事だと思います。
①姉歯問題が5年くらい前だったでしょうか、
それ以前の建物<以後の建物
②住む地域の大規模震災の後(阪神大震災等)
それ以前の建物<以後の建物
③建築基準法の構造規定の法改正
昭和55年以前<以後の建物
それぞれその時の翌々年位からのものの方が無難でしょうか。
その当時工事中のものも有りますので…
一番いいのはその地域の昔からの住民の方にうわさを聞くのが無難だと思います。
忘れられている話で、大手でも鉄筋の入れ忘れなんか良く有りましたし…。
それより築年数の方が大事だと思います。
①姉歯問題が5年くらい前だったでしょうか、
それ以前の建物<以後の建物
②住む地域の大規模震災の後(阪神大震災等)
それ以前の建物<以後の建物
③建築基準法の構造規定の法改正
昭和55年以前<以後の建物
それぞれその時の翌々年位からのものの方が無難でしょうか。
その当時工事中のものも有りますので…
一番いいのはその地域の昔からの住民の方にうわさを聞くのが無難だと思います。
忘れられている話で、大手でも鉄筋の入れ忘れなんか良く有りましたし…。
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