教えて!住まいの先生

Q 北欧(フィンランド・デンマーク・ノルウェー)やカナダやロシアの暖房事情って どのようなものなのでしょうか? 日本のように石油ファンヒーターやエアコンで局所暖房ではないのですよね?

また暖房費(電気料金や薪代)は月々どの程度なのでしょか?

詳しい方教えてください。また、詳しい本やサイト知っている方
いましたら教えてください。

日本の冬は寒すぎる…
補足

みなさんすごく詳しいですね。すごいです。
情報源は書籍でしょうか?それとも現地在住経験者なのでしょうか?
国によってエネルギー事情が違うと思うのですが(北欧は北海油田、ロシアは天然ガスなど)、
日本の進めている、各家庭が発電するオール電化政策は日本にあっているのでしょうか?

みなさんの考えもお聞かせください。

質問日時: 2012/1/9 09:22:42 解決済み 解決日時: 2012/1/23 11:38:06
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A 回答日時: 2012/1/23 11:38:06
建物は古くても二重窓など家全体暖めているのが普通だと思うけど。
電気代は分からないけど殆どの家屋がセントラルヒーティングと言う事を考えれば、それなりでしょう。
韓国も同じく日本にくると風邪を引くと言われています。日本の方が比較的暖かいのに・・・。
日本は厚着して節約して寒さに震えながら狭い部屋でコタツにあたるのが精神論であり古くからの
文化でもあります。
ザックリいうと先進国(中国都市部含む)の都市部では発電所などからの廃熱によるスチーム供給で家中に配管あリ暖めています。
部屋の広さに応じて金額が決まります。
日本は北海道の一部にあるかないかで、インフラは遅れています。

石油ファンヒーターやストーブは日本独自です。・。海外は販売禁止が多く灯油すら売ってないみたいです。ちなみに日本は世界第一位の灯油輸出国です。量は分からないけど。
先進国からみたら家の中で石油もやすのはナンセンス、火災の危険、酸欠、一酸化炭素中毒、揮発性物質なの排気ガス、一応死なないように2時間程度で自動的に消火するけど。海外では燃やしても排気ガスは煙突などで屋外廃棄。熱だけ頂いてます。欧米人が豊かな日本で未だに家の中で石油燃やしているのかと驚くらしいです。
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A 回答日時: 2012/1/9 15:24:06
フィンランドの場合ですが、市街地区ではほとんどが地域暖房網の組み込まれていて、熱電併給(コジュネ)の大規模な施設から熱源が供給され、それが集合住宅、戸建て住宅、事業所などに送られます。各建物にはそれを受けるセンターというか熱配分室というのが設けられていて、そこで熱源を使って給湯用の温水と温水暖房用の媒体(水に不凍液を混ぜたもの)を暖めて各戸/各室に送ります。
それぞれのラインが温度調整ができるようになっていて、暖房系統は外気温の連動させるとともに、夏用バルブというのがついていて、夏季にはこれを切ります。ですので、各戸が別々の暖房はしておらず、温水パネルヒーターによる全館、連続暖房が前提です。

暖房費ですが、これは共益費に含まれていまして、所有/利用床面積に応じて毎月支払うことになっています。我が家(89m2)の場合給湯と暖房を合わせた年間支払い分は日本円で10万4000円で、23040kWh/年のレベルです。これには共用部分の暖房費も比例配分されて含まれています。我が家の建物は1950年代の旧いアパートですので、エネルギー消費レベル(7段階中)で5番目の悪いレベルです。最近の住宅はこの消費量の半分近くになっていると思います。でも地域暖房費というのは公共的に安く押さえていますので割安です。4.5円/kwhですから日本の電気代に換算するとCOPが5ぐらいの超高性能エアコン暖房しているのと同じ程度のコストです。これだけのエネルギー量を日本の電気料金で直接暖房しようとすると、年間53万円ぐらい払うことになります。

地域暖房網に入っていない地域にある戸建住宅や集合住宅では、建物別にボイラーを保有していて発熱を行っています。今までは灯油ボイラーが圧倒的でしたが、最近はペレットボイラーや地中ヒートポンプによる熱源に切り替えるケースが増えています。また空気ヒーポン暖房(日本製エアコンなど)を厳寒期以外の補助暖房とするケースも増えています。
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A 回答日時: 2012/1/9 10:47:53
日本の冬は寒すぎますよね。日本では家はどうあるべきかという国としても基準がないからです。壁、床、天井の保温性や断熱性はどのくらいでなければならない、部屋の温度、湿度や採光はいくら出なければならない、などなど。外国と比べてみるとあまりにも日本家屋は個人好み、勝手気ままな設計です。だからあんなにもてんでんばらばらの大きさ、形、色の家があって、町としてのまとまりはゼロなんですね。

カナダでは家に関して厳しい規格があります。まずは霜による家の被害を守るために地面の下を2m以上を掘り下げて、コンクリートの基礎をしっかりと作ります。そこに地下を設け、その上にしか家を建てられません。家の外壁の断熱性は"R"値が温度差の地域ごとに決まっています。正しいかどうか地区のインスペクターが検査し、合格した新しい家しか次の建築計画に移れません。殆どの家の外壁はレンガです。そして室内の暖房はセントラルヒーティングです。地下に設けられたガスの炉で外気を取り入れて加熱し、家中に張り巡らされたダクトの中を大型のファンで強制的に循環させます。家全体が一気に暖かくなります。サーモスタットで決められた温度に室温が高まると炉は止まり、ファンの音は消え、空気の流れは止まります。これの繰り返しです。

でも、温風ばかりだと室内の湿度は下がりっぱなしになります。それを防ぐために炉には湿度器が着いていて、水に塗れたフィルターの中を温風が通りぬけ、湿気を奪い取って各部屋に送ります。
スリーベッドルームの家で都市ガスの月平均使用料は9000円、電気は4000円です。
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A 回答日時: 2012/1/9 09:32:11
ロシアは町全体がセントラルヒーティングになっています。
大きなボイラーがあり、そこでわかした温水を各戸に届ける方式です。
老朽化が激しく良く水漏れを起こすと聞いた覚えがあります。
http://world-really.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-5e16.html
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