教えて!住まいの先生
Q 中古のRC造住宅について
このたび、家の購入を考えておりますが、この物件はどうでしょうか?ご意見聞かせてください。
中古のRC造住宅で築45年。十数年前に壁紙やキッチン周りなど大きくリフォームしているため家の内部はキレイでしたが、その際に基礎はさわってないとのことでした。
近隣の土地相場と販売価格から計算してみたところ家(家の坪数は30坪弱ほど)には500万の値が付いている。
私自身の素人考えではいくらRC造とはいえ、基礎をさわっていない築45年の家の耐久年数が不安です。
また、水周りのリフォームが十数年前ということでそのあたりもそろそろ寿命では?と思います。
もし購入となると主人が65歳になるまでがっつりローンを組む計算です。
子供もまだ小学生のため金銭的にも現状からの大きなリフォームはしない予定でいます。大きな不具合が出た場合、あまり大きな金額をかけた補修は出来ないです。
主人は大変気に入っているのですが、私は少々リスクが高いような気がしてなりません。。。
土地がかなり広い(駐車スペースを3台分とっているため。ちなみに車は1台持ちです。来客時に便利・土地は広いに越したことはないというのが主人の意見です。)物件なので、土地は狭くなりますが同じ価格帯で建坪が同じくらいのもっと築年数の浅い物件もたくさん出ています。
不動産屋さんとの話し合いを週末に控えており、少々時間がありません。
家の築年数以外は立地など気に入ってはいます。第三者の意見も聞きたく、少しでも助言いただければと思います。
中古のRC造住宅で築45年。十数年前に壁紙やキッチン周りなど大きくリフォームしているため家の内部はキレイでしたが、その際に基礎はさわってないとのことでした。
近隣の土地相場と販売価格から計算してみたところ家(家の坪数は30坪弱ほど)には500万の値が付いている。
私自身の素人考えではいくらRC造とはいえ、基礎をさわっていない築45年の家の耐久年数が不安です。
また、水周りのリフォームが十数年前ということでそのあたりもそろそろ寿命では?と思います。
もし購入となると主人が65歳になるまでがっつりローンを組む計算です。
子供もまだ小学生のため金銭的にも現状からの大きなリフォームはしない予定でいます。大きな不具合が出た場合、あまり大きな金額をかけた補修は出来ないです。
主人は大変気に入っているのですが、私は少々リスクが高いような気がしてなりません。。。
土地がかなり広い(駐車スペースを3台分とっているため。ちなみに車は1台持ちです。来客時に便利・土地は広いに越したことはないというのが主人の意見です。)物件なので、土地は狭くなりますが同じ価格帯で建坪が同じくらいのもっと築年数の浅い物件もたくさん出ています。
不動産屋さんとの話し合いを週末に控えており、少々時間がありません。
家の築年数以外は立地など気に入ってはいます。第三者の意見も聞きたく、少しでも助言いただければと思います。
ベストアンサーに選ばれた回答
さくら事務所大阪の大森と申します。
一級建築士、ホームインスペクター(住宅診断士)です。
築45年のRC造住宅の購入をご検討中ということですが、
建物はメンテナンスの内容や頻度により、寿命が大きく異なる場合があります。
まずは、一般の方でもできる「建物のチェック項目」について書かせていただきます。
・外壁の状態を確認する。
クラック(ひび割れ)がどのくらいありますか?
割れ目から茶色い錆汁のようなものが出ていませんか?
あまりにひどく、例えば外壁塗装が必要なようでしたら、費用の見積もりをお願いしてもよいでしょう。
・室内の状態を確認する。
壁や天井に亀裂や水染みはありませんか?
床にきしみや傾きはありませんか?
(安価な道具としてはホームセンターで水平器が売られていますので、購入されてもいいかもしれません。)
例えば水染みがあった場合、その原因などを(仲介業者さんを介すなどして)売主さんに確認してみるのもいいでしょう。
・点検口からのぞいてみる。
キッチンや浴室天井、収納天井などに点検口があれば、建物の内部を確認できることがあります。
のぞくことができれば、鉄筋の露出は無いか、水漏れや水染み跡がないか確認してみるとよいでしょう。
購入をご検討中の建物は築45年ということですので、劣化が随所に見られることが予想されます。それ以外に是非ご注意いただきたいのが「不同沈下」です。「劣化」には表面的な事象が多く少額で補修できる場合が多いのに対し、「不同沈下」は建物の根幹に関わる事象で補修には多額の費用がかかります。建物の水平・垂直を測定することで、不同沈下が発生しているか分かる場合があります。
最近住宅を購入される前に「ホームインスペクション」をされる方が増えています。
ホームインスペクションとは、建物の劣化の状況や傾きなどを調査し、
「いつ」「どこに」「どれくらいかかるか」アドバイスする業務です。
上記のように、自分で確認することができる箇所もありますので、是非やってみて下さい。
一級建築士、ホームインスペクター(住宅診断士)です。
築45年のRC造住宅の購入をご検討中ということですが、
建物はメンテナンスの内容や頻度により、寿命が大きく異なる場合があります。
まずは、一般の方でもできる「建物のチェック項目」について書かせていただきます。
・外壁の状態を確認する。
クラック(ひび割れ)がどのくらいありますか?
割れ目から茶色い錆汁のようなものが出ていませんか?
あまりにひどく、例えば外壁塗装が必要なようでしたら、費用の見積もりをお願いしてもよいでしょう。
・室内の状態を確認する。
壁や天井に亀裂や水染みはありませんか?
床にきしみや傾きはありませんか?
(安価な道具としてはホームセンターで水平器が売られていますので、購入されてもいいかもしれません。)
例えば水染みがあった場合、その原因などを(仲介業者さんを介すなどして)売主さんに確認してみるのもいいでしょう。
・点検口からのぞいてみる。
キッチンや浴室天井、収納天井などに点検口があれば、建物の内部を確認できることがあります。
のぞくことができれば、鉄筋の露出は無いか、水漏れや水染み跡がないか確認してみるとよいでしょう。
購入をご検討中の建物は築45年ということですので、劣化が随所に見られることが予想されます。それ以外に是非ご注意いただきたいのが「不同沈下」です。「劣化」には表面的な事象が多く少額で補修できる場合が多いのに対し、「不同沈下」は建物の根幹に関わる事象で補修には多額の費用がかかります。建物の水平・垂直を測定することで、不同沈下が発生しているか分かる場合があります。
最近住宅を購入される前に「ホームインスペクション」をされる方が増えています。
ホームインスペクションとは、建物の劣化の状況や傾きなどを調査し、
「いつ」「どこに」「どれくらいかかるか」アドバイスする業務です。
上記のように、自分で確認することができる箇所もありますので、是非やってみて下さい。
質問した人からのコメント
回答日時: 2013/6/21 16:58:10
専門家のご意見大変参考になりました。内覧のときにチェックしてみます。その他の方が言うように値引き交渉もしてみて、冷静に判断してみます。
回答
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A
回答日時:
2013/6/18 18:18:15
RCって50年計算なんじゃ?
個人的にはクタイと設備の両方アウトですわ。
個人的にはクタイと設備の両方アウトですわ。
A
回答日時:
2013/6/18 15:58:41
RCも寿命に近いと思われます。解体費用を考慮した購入費用の算出が必要と思います。
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