教えて!住まいの先生
Q 戸建の売却について
現在、所有物件の戸建売却を考えています。
戸建は築40年以上の中古で、
家中のみリフォームしています。
そこで戸建売却で注意することはありますでしょうか。
古い物件ですので、出来たら現状渡しを希望なんですが、
難しいでしょうか。
戸建売却で失敗したこと、成功したこと、
また注意すべきだったことなどあれば、
ご教授いただけますと幸いです。
戸建は築40年以上の中古で、
家中のみリフォームしています。
そこで戸建売却で注意することはありますでしょうか。
古い物件ですので、出来たら現状渡しを希望なんですが、
難しいでしょうか。
戸建売却で失敗したこと、成功したこと、
また注意すべきだったことなどあれば、
ご教授いただけますと幸いです。
質問日時:
2013/10/22 23:39:43
解決済み
解決日時:
2013/10/29 21:15:54
回答数: 2 | 閲覧数: 578 | お礼: 25枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
一級建築士でホームインスペクター(住宅診断士)をしています。
数多くの中古一戸建てを調査・診断してきた経験をもとにお話させていただきますね。
中古住宅を売却される場合、
・現在確認できている瑕疵や不具合について、きちんと説明し、納得してもらうこと
・現在確認できていない瑕疵について、引き渡した後に見つかったときの責任の所在を明らかにしておくこと
が後々のトラブル回避につながります。
方法としては、
・些細なことでも今わかっている瑕疵(の可能性)や不具合について、箇所を特定して状態を説明すること
・売買契約書に引き渡した後の責任を負う瑕疵の範囲と期間を明記すること
(ex.売主は、建築構造上主要な部分の木部の腐食、雨漏り、給配水管の故障、シロアリの害に限って、引渡しから3ヶ月瑕疵担保責任を負う)
が挙げられます。
築40年ということなので、劣化により不具合が多くなっているかもしれませんが、
築40年の住宅なら劣化事象が見られるのは当然のことです。
それらを一つ一つ誠実に説明することが、信頼を生むことにつながるでしょう。
また、買主にホームインスペクション(住宅診断)を実施するか確認してみるのもよいでしょう。
ホームインスペクションとは、
・建物の劣化状況
・補修すべき箇所やおおよその費用
を調査するもので、欧米では当たり前に行われています。
売主が事前に専門家に依頼する場合もあり、リスクヘッジになります。
インスペクションにより、建物の現況を把握でき、売主・買主双方が納得したうえで取引することができます。
中古住宅でよくある事例としては、
・雨漏り
・配管からの水漏れ
・浴室排気ダクトからの空気漏れ
・床の傾き
などが挙げられ、居住していても気付かなかった瑕疵や不具合が
見つかるケースが多くなっています。
ホームインスペクションは専門家に依頼せずとも
ご自身で調査できる箇所がたくさんあります。
懐中電灯や脚立を準備し、点検口から内部を点検してみましょう。
柱の傾きについては5円玉に糸を通したものを吊り下げて確認するとよいでしょう。
床の傾きはホームセンターで売られている水平器でおおよそ確認することができます。
家の状態をしっかり確認し、正確な情報を伝えることで
気持ちよく取引でき、トラブルを未然に防ぐことができます。
数多くの中古一戸建てを調査・診断してきた経験をもとにお話させていただきますね。
中古住宅を売却される場合、
・現在確認できている瑕疵や不具合について、きちんと説明し、納得してもらうこと
・現在確認できていない瑕疵について、引き渡した後に見つかったときの責任の所在を明らかにしておくこと
が後々のトラブル回避につながります。
方法としては、
・些細なことでも今わかっている瑕疵(の可能性)や不具合について、箇所を特定して状態を説明すること
・売買契約書に引き渡した後の責任を負う瑕疵の範囲と期間を明記すること
(ex.売主は、建築構造上主要な部分の木部の腐食、雨漏り、給配水管の故障、シロアリの害に限って、引渡しから3ヶ月瑕疵担保責任を負う)
が挙げられます。
築40年ということなので、劣化により不具合が多くなっているかもしれませんが、
築40年の住宅なら劣化事象が見られるのは当然のことです。
それらを一つ一つ誠実に説明することが、信頼を生むことにつながるでしょう。
また、買主にホームインスペクション(住宅診断)を実施するか確認してみるのもよいでしょう。
ホームインスペクションとは、
・建物の劣化状況
・補修すべき箇所やおおよその費用
を調査するもので、欧米では当たり前に行われています。
売主が事前に専門家に依頼する場合もあり、リスクヘッジになります。
インスペクションにより、建物の現況を把握でき、売主・買主双方が納得したうえで取引することができます。
中古住宅でよくある事例としては、
・雨漏り
・配管からの水漏れ
・浴室排気ダクトからの空気漏れ
・床の傾き
などが挙げられ、居住していても気付かなかった瑕疵や不具合が
見つかるケースが多くなっています。
ホームインスペクションは専門家に依頼せずとも
ご自身で調査できる箇所がたくさんあります。
懐中電灯や脚立を準備し、点検口から内部を点検してみましょう。
柱の傾きについては5円玉に糸を通したものを吊り下げて確認するとよいでしょう。
床の傾きはホームセンターで売られている水平器でおおよそ確認することができます。
家の状態をしっかり確認し、正確な情報を伝えることで
気持ちよく取引でき、トラブルを未然に防ぐことができます。
質問した人からのコメント
回答日時: 2013/10/29 21:15:54
正確なご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
回答
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A
回答日時:
2013/10/23 08:18:38
フルリフォームをしていても‘築40年以上’は変わらないですよね。
現状引渡し希望は構いませんが、購入希望者の中には更地引渡し希望者も多いかと思います。
幾らリフォームしてあっても築年数から、早晩建て直しも考えると、端から新築した方が良いって考える人も少なくないと思いますのでね。
それにその年数だと大体既存不適格物件でしょうから、私なら昨今の自然災害が多い中住みたいとは思いませんね。(ごめんなさい)
そう考えると、その分の金額を上乗せして売りに出す事も念頭に入れて考えておいた方が無難ではありますが・・・
が、勿論その金額では問い合わせも無いとなってしまえば絵に描いた餅ですから、その点も考慮して金額設定を業者と良く相談される事ですね。
それと築年数から察すると、敷地の方は大丈夫でしょうか?
隣地境界線で揉めたりしませんかね?
我が家の場合も売却時には築年数50年以上の物件で、その時測量をしたら実測と違っていたりしたんですよね。
古い土地だと、昔の事なんか知りませんので、お互いの主張がぶつかり合って揉めたりもします。
買う方だって、そんな物件は手を出し難いですよ。
現状引渡し希望は構いませんが、購入希望者の中には更地引渡し希望者も多いかと思います。
幾らリフォームしてあっても築年数から、早晩建て直しも考えると、端から新築した方が良いって考える人も少なくないと思いますのでね。
それにその年数だと大体既存不適格物件でしょうから、私なら昨今の自然災害が多い中住みたいとは思いませんね。(ごめんなさい)
そう考えると、その分の金額を上乗せして売りに出す事も念頭に入れて考えておいた方が無難ではありますが・・・
が、勿論その金額では問い合わせも無いとなってしまえば絵に描いた餅ですから、その点も考慮して金額設定を業者と良く相談される事ですね。
それと築年数から察すると、敷地の方は大丈夫でしょうか?
隣地境界線で揉めたりしませんかね?
我が家の場合も売却時には築年数50年以上の物件で、その時測量をしたら実測と違っていたりしたんですよね。
古い土地だと、昔の事なんか知りませんので、お互いの主張がぶつかり合って揉めたりもします。
買う方だって、そんな物件は手を出し難いですよ。
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