教えて！住まいの先生

伝聞や思い込みで結論を出す前に事実確認しましょう

資料１．福島県平均地価推移
http://www.chika-data.com/fukushima/
資料２．福島県内避難区域図
http://www.minyu-net.com/osusume/daisinsai/saihen.html

資料１の地価推移はページをスクロールすると各地区毎のデータも見られます
どの地区がどういう状況にあるかは資料２の図で確認できます

総合すると、人が住んでいいとされている場所については２０１１年以降も、バブル崩壊から下がり続けていた下降線が特に下向くこともなく例年並みに取引されている事がわかります

また、２０１１年前と比べると確かに福島県の人口は７万人ほど漸減（http://yubais.net/fukushima/population/）していますが、率で言うと３％少々のことですし、元々減少傾向だったことを踏まえると震災・原発事故による影響は更にこの中の一部（多く見積もって５万人ほど）です
地区により偏りはあるにせよ「そのフロアに自分たちしかいない」ような事が起こるような減り方ではありません
むしろ、そもそも大災害で人が減るのは当たり前で、例えば阪神大震災時の神戸の人口減少率が3.6%程もあった（「神戸市・人口・推移」で検索）ことを考えると、福島の方々がいかに粘り強く地元に愛着を持って生活を続けているかが改めて分かるぐらいの話です

そう言えば今春には「福島県出生率 前年対比増加率全国一に！」という心強いニュースもありました
福島県全体としては力強く復興を推し進めていることが各種データを見るとひしひしと伝わってきます

上記のように客観的なデータを元に順を追って考えると、お知り合いのマンションの件がもし事実だったとしても、それはその地区かそのマンション限定の特殊な事情に依るもの（もともと不動産価値の低い物件、とか）だと思われるので「福島を中心に放射能汚染が広がっています」という書き始めで福島に一般化して語るような話ではなさそうです
その上でどんな事情にせよ売れないものは売れない、これは仕方ない事なので赤の他人としては「大変ですね」と思うしかありません

ところで、フロアに自分たちしかいない、というのが万一に放射能問題が原因で、他の世帯は原発事故後に出て行った（＝処分できた）ってことなら、やり方次第でなんとかなることの実証例が身近にあるわけだから、知り合いに愚痴ってるより現実的な行動を取った方がいいと思うなー
普通にご近所付き合いしてたなら、知り合いの家族を置き去りにするようなことしないだろうし、教えてくれると思うんですけどねー

結論としては、質問返しで申し訳ないんですが、あなたが話を聞いたという不動産屋や知り合いって本当にいらっしゃるんですか？
特にお知り合いのマンションがどの地区にあるのか、よければ補足で教えてください


なお、現在進められている除染基準の見直し
国は避難基準とは別だ、と今のところは説明していますが、そもそも空間線量率から一律の概算で規制することに無理があるのだから将来的には避難基準も見直さないわけがありません
そうなった時に現在取引が中止されている地区がどうなるか、についてはあなたの心配が当たる事になるかもしれません


ところで回答履歴を拝見するとindianlegend3さんのトンデモ質問でのトンデモベストアンサー率が高いkcjmj640さんって、もしかしてindianlegend3さんの別アカウントでらっしゃる？
いや、きっとウマが合うだけですよね きっとそうですよね うんうん
邪推してしまってごめんなさいね

• なるほど：0
• そうだね：0
• ありがとう：0

この回答が不快なら