教えて！住まいの先生

築23年の中古マンションを27年払いの780万円で購入し、300万円で内装リフォームして現在住んでいるものです。
固定資産税は8.5万円ぐらいですね。
毎月の支払ですが
住宅ローン(27年) 28,106円
リフォームローン(15年) 19,300円
管理費 7,700円
積立金 8,270円
駐車場 9,000円
合計 72,376円
という感じです。

仮に…私に一定以上の生涯が残ったり死んだら、団信で住宅ローンとリフォームローンは返済せずとも保険金で清算されて、抵当権抹消できますからね。
家族持ちは間違いなく不動産を買うべきです。

ただここは例に習って、賃料7万円の物件を20年住むと仮定します。
20年間住んだ場合、賃貸人に払う賃料は16,800,000になります。
契約更新料や保険など一切無視した話でいきます。
私の場合ですと、まず15年間で固定資産税込みで14,302,680円払います。
続いて、リフォームローンが清算されて、残り5年間で3,609,560円。
賃貸での20年間で16,800,000円に対し、私は20年間で17,912,240円支払うことになります。
どの教科書でも、持ち物件と賃貸を比較したら、賃貸のほうが安いものです。
ただ金額がにたりよったりなのが特徴です。
で、教科書的には、そこからさらに売却で利益をあげることが賃貸にはできない最大の特徴だとか言います。
そこで恐ろしいのが、物には値段というものがあって……いくら古くなっても、１０万円、２０万円にはならんものです。
数百万円で売れるようであれば、残債を差し引いても、ある程度お金が残る点が買った時の強みです。

ここで、スペックを比較します。
パターン１
26歳独身・男の私が20年間賃貸で暮らし、不動産を買うことなく46歳になりました。
パターン２
26歳独身・男の私がローンを組んで購入し、46歳の頃にはリフォームローンも清算され、住宅ローンもあと7年で終わり、抵当権を外せるなぁという頃です。

ぱっと聞いただけで、パターン１は相当貯金を溜めていないと辛いと思いませんか？
実際、不動産を買うのはリタイアしてからって人は意外といます。
官民問わず、研究員なんかがそうですね。
このパターンでは相当貯金がないと……最悪な状態です。
笑えんとです。

まぁあえて解説しませんでしたが、フリーローンにしろ、銀行系ローンを組むときに自己所有の不動産があるとないとじゃ全然違います。
なので、
メリット
・ローンを組みやすい（教育とか色々）
・自分にもしものことがあっても家族の住処だけは団信で確保できる（賃貸だとそうはいきません。家賃の安いところに引っ越してだとか、大学進学は諦めて働いてとなります）
・自己所有なので賃貸と違い気兼ねがない

デメリット
・支出費用で見ると購入した時のほうが出費が多い(経済学的には賃貸のほうがお得だそうです)
・賃貸を借り続けることができるかどうか(若い時と違い借りれないというのは定番です、保証人がどうとか大変なことになります)

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