教えて!住まいの先生
Q ヘーベルハウス(ALC)の陸屋根2階建です(築23年)。屋上の防水シートに亀裂が数カ所でき雨漏りが発生し始めました。(業者に亀裂をシーリング材でふさいでもらい応急処理を実施済み)。
根本的に防水シート張替えを予定しています。ハウスメーカは高いので地元業者へ見積もりをとりました。工法は既設防水ビニールシートの上にスタイロフォーム(断熱材)、絶縁シートを敷きディスクを打った後新たな防水シートを乗せディスクに熱融着する工法です。(工法はハウスメーカとほぼ同じ)。
ご質問させて頂きたいのはスタイロフォーム(断熱材)を入れた方が良いかどうかです。見積もりをもらっている最初の業者は夏場の部屋の暑さは和らぐという意見ですが、もう一社へ見積もり依頼をしている業者は断熱材が蓄熱するので夏場は午後から部屋が暑くなるという意見です。
(工法的には断熱材を省略しても問題ないようです)
実際断熱材を使用し防水シート張替えを行った方のご意見を是非お聞きしたいと思います。
なお2階がリビングになっていて屋上に上がる階段は無く既設建物天井に断熱材が入っているかどうかは不明です(おそらく23年前は入れてなかったと思います。ハウスメーカ図面に記載なし)
宜しくお願いします。
ご質問させて頂きたいのはスタイロフォーム(断熱材)を入れた方が良いかどうかです。見積もりをもらっている最初の業者は夏場の部屋の暑さは和らぐという意見ですが、もう一社へ見積もり依頼をしている業者は断熱材が蓄熱するので夏場は午後から部屋が暑くなるという意見です。
(工法的には断熱材を省略しても問題ないようです)
実際断熱材を使用し防水シート張替えを行った方のご意見を是非お聞きしたいと思います。
なお2階がリビングになっていて屋上に上がる階段は無く既設建物天井に断熱材が入っているかどうかは不明です(おそらく23年前は入れてなかったと思います。ハウスメーカ図面に記載なし)
宜しくお願いします。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2016/8/4 03:48:00
>スタイロフォーム(断熱材)を入れた方が良いかどうかです。見積もりをもらっている最初の業者は夏場の部屋の暑さは和らぐ・・・
断熱の性能とは、単位時間当たりの熱の通過の大小です。時間があれば、熱は充分に伝わってしまいます。
一方で、陸屋根下と2階天井上との間にある空間は、自然対流による温度低下がほとんど期待できませんので、暑さが和らぐことはありません。
この意味では上記見解は間違いです。
他方、2階居室でエアコンを使うとすると、エアコンの消費電力は下がります。
ですので、この意味では「和らぐ」ともいえます。
しかし、2階居室が暑くなるのは、屋根からの熱ばかりではありませんので、費用対効果を考えると?な方法です。
なお、23年前のへーベルハウスの2階天井上には、現在からすると充分とは言えませんが、グラスウールが敷かれています。
以上、参考にしてください。
断熱の性能とは、単位時間当たりの熱の通過の大小です。時間があれば、熱は充分に伝わってしまいます。
一方で、陸屋根下と2階天井上との間にある空間は、自然対流による温度低下がほとんど期待できませんので、暑さが和らぐことはありません。
この意味では上記見解は間違いです。
他方、2階居室でエアコンを使うとすると、エアコンの消費電力は下がります。
ですので、この意味では「和らぐ」ともいえます。
しかし、2階居室が暑くなるのは、屋根からの熱ばかりではありませんので、費用対効果を考えると?な方法です。
なお、23年前のへーベルハウスの2階天井上には、現在からすると充分とは言えませんが、グラスウールが敷かれています。
以上、参考にしてください。
回答
3 件中、1~3件を表示
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A
回答日時:
2016/7/27 21:54:29
屋根に断熱材を入れるんだから、間違いなく断熱効果はあがりますよ
スタイロであろうと、グラスウールであろうと、断熱材は必ず蓄熱効果があります
そのせいで夏は午後暑い、というなら、すべての断熱材に同じことが言えます
スタイロであろうと、グラスウールであろうと、断熱材は必ず蓄熱効果があります
そのせいで夏は午後暑い、というなら、すべての断熱材に同じことが言えます
A
回答日時:
2016/7/27 19:02:06
スタイロフォームの厚さにもよりますが、数値計算からすると和らぐはずです
蓄熱ですが、比熱というもので計算できます。
スタイロフォームの比熱=1100 J/Kg・K
ALCの比熱=1047 J/Kg・K
となります。100mm厚のスタイロフォームと100mm厚のALCそれぞれ1平米あたりの重量をかけると1平米あたりの蓄熱量は
スタイロフォーム = 3,300 J/K
ALC = 68,055 J/K
となり20倍以上 ALCが蓄熱します。つまりスタイロフォームがないと大量の熱が屋根の ALCに蓄熱し夜間になっても室内に放出しますので暑苦しい状態が続きます。
スタイロフォーム(スタイロエース)の熱伝導率は同じ厚さのALCの6分の1ですのでスタイロフォームがあることで昼間ALCに蓄熱される熱は大幅に少なくなりますし、室内に放出される熱も少なくなります。
ただ、ALCに蓄熱された熱が夜間に空中に放出される量もスタイロフォームによって減少しますので、断熱材を入れるのであれば天井裏に入れた場合のほうがより効果が期待できますが。
両方の業者さんにこのような数値的な裏づけ説明をしてもらってはどうでしょうか。
我が家は木造なので参考にはならないかもしれませんが、屋根裏に160mmの発泡ウレタンを吹き付けたところ劇的に2Fの温度が下がりました。
やるのであればなるべく厚くスタイロを敷いてもらってください。
蓄熱ですが、比熱というもので計算できます。
スタイロフォームの比熱=1100 J/Kg・K
ALCの比熱=1047 J/Kg・K
となります。100mm厚のスタイロフォームと100mm厚のALCそれぞれ1平米あたりの重量をかけると1平米あたりの蓄熱量は
スタイロフォーム = 3,300 J/K
ALC = 68,055 J/K
となり20倍以上 ALCが蓄熱します。つまりスタイロフォームがないと大量の熱が屋根の ALCに蓄熱し夜間になっても室内に放出しますので暑苦しい状態が続きます。
スタイロフォーム(スタイロエース)の熱伝導率は同じ厚さのALCの6分の1ですのでスタイロフォームがあることで昼間ALCに蓄熱される熱は大幅に少なくなりますし、室内に放出される熱も少なくなります。
ただ、ALCに蓄熱された熱が夜間に空中に放出される量もスタイロフォームによって減少しますので、断熱材を入れるのであれば天井裏に入れた場合のほうがより効果が期待できますが。
両方の業者さんにこのような数値的な裏づけ説明をしてもらってはどうでしょうか。
我が家は木造なので参考にはならないかもしれませんが、屋根裏に160mmの発泡ウレタンを吹き付けたところ劇的に2Fの温度が下がりました。
やるのであればなるべく厚くスタイロを敷いてもらってください。
はじめまして。大阪・神戸・京都など関西圏で設計・監理、ホームインスペクション(住宅診断)を行っております一級建築士の大森と申します。
よろしくお願いします。
私の知る範囲で断熱材を入れる事で断熱性能が落ちるという事は聞いた事がありません。
シート防水を貼り替える際、その施工と同時に断熱性能をアップさせるのは良い事だと考えるのですが・・・
夏場はどうしても暑いですが・・・
再度両者にヒアリングを行い、その断熱性向上または低下の根拠をさらに詳しくお聞きし、費用対効果も含めどちらを選択するのかを決定してはいかがでしょう?
せっかく行う工事ですので後で後悔されぬよう良い選択になれば良いですね!
以上、ご参考になりましたら、幸いです。
よろしくお願いします。
私の知る範囲で断熱材を入れる事で断熱性能が落ちるという事は聞いた事がありません。
シート防水を貼り替える際、その施工と同時に断熱性能をアップさせるのは良い事だと考えるのですが・・・
夏場はどうしても暑いですが・・・
再度両者にヒアリングを行い、その断熱性向上または低下の根拠をさらに詳しくお聞きし、費用対効果も含めどちらを選択するのかを決定してはいかがでしょう?
せっかく行う工事ですので後で後悔されぬよう良い選択になれば良いですね!
以上、ご参考になりましたら、幸いです。
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