教えて!住まいの先生
Q ホームインスペクションについて教えて下さい。新築住宅の購入を検討中です。建て売りです。近所なので建築中からずっと見てて最近完成しました。
建築途中に暴風で壁のグラスウール断熱材の一部が飛んでしまってるのを目撃しました。もう壁を貼ってしまったので中にちゃんとグラスウールが入っているか分らず不安です。営業の人に聞いたら新築だからちゃんと役所の検査を受けて検査済証もあるから大丈夫だよ。ホームインスペクションなどの住宅診断はお金がもったいないよ。と言われてます。新築ならホームインスペクションは必要なく大丈夫でしょうか?新築なのにホームインスペクションを依頼するのは売主は仲介業者に失礼ですか?
質問日時:
2016/8/27 10:53:33
解決済み
解決日時:
2016/9/18 03:44:46
回答数: 2 | 閲覧数: 1022 | お礼: 0枚
共感した: 0 この質問が不快なら
回答数: 2 | 閲覧数: 1022 | お礼: 0枚
共感した: 0 この質問が不快なら
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2016/9/18 03:44:46
ホームインスペクション(住宅診断や建物診断)を受けることは、高い住宅を購入するのですから必須だと思います。
Yahoo知恵袋で専門家登録をして頂いているゼロシステムズの田中勲と申します。
特に大量生産の新築の建売住宅では、現場監督1人で30棟以上の監理をしているケースが多く1棟1棟に現場監督の目が行き届きません。
建売住宅では、ハウスメーカーや建築会社に関係なく、1棟1棟の建物の出来具合を精査しなければ、出来の悪いハズレの物件を掴む事もありますので注意が必要です。
欠陥住宅や違反建築の新築を購入しない為にも、必ず契約する前にホームインスペクションと呼ばれる住宅診断や建物診断を受ける必要があります。
建築確認検査期間の完了検査(俗に言う役所の検査・・)では、欠陥住宅の有無が分りません。
完了検査では、建築確認申請どおりの建物が完成したかを判断するだけですので
1.建物配置
2.間取り
3.開口部
4.斜線制限
主にこれしか検査しません。
この点が守られていれば「検査済証」が発行されてしまいます。
意外に思うかもしれませんが、完了検査では、床下や天井裏を覗き込んで検査することはありません。
もしも、床下で水漏れ、不燃材の石膏ボードが未施工、断熱材の未施工・・・などがあっても完了検査に合格して検査済証が発行されるのです。
従って、検査済証が発行されていても欠陥住宅という事は、多々ありますので注意が必要です。
工事中に暴風で断熱材が飛んでいるのを目撃しているのであれば、なおさら心配ですよね。
一般的なホームインスペクションでは、使用しませんが、私の建物診断では、必ず、室内側から全ての壁と天井を赤外線サーモグラフィーでチェックします。
赤外線サーモグラフィーを使った非破壊検査では、断熱材の厚みまでは確認できませんが、周囲との温度差で断熱材の有無を判断する事が可能です。
ホームインスペクションで赤外線サーモグラフィーを導入して6年程経ちますが、新築であっても、雨漏り、断熱材の未施工など結構な頻度で発見しますので必須だと思いますよ。
従って、新築であっても中古であってもホームインスペクションは、必要だと思いますので、契約する前に必ず仲介業者や売主に相談する事をお奨めいします。
ホームインスペクションのポイントや欠陥住宅を見極めるポイントなどは、ここで説明しますと長くなりますので以下をご参照ください。
http://www.limited30.com/juutakulorn1.html
お役にたてましたでしょうか?
Yahoo知恵袋で専門家登録をして頂いているゼロシステムズの田中勲と申します。
特に大量生産の新築の建売住宅では、現場監督1人で30棟以上の監理をしているケースが多く1棟1棟に現場監督の目が行き届きません。
建売住宅では、ハウスメーカーや建築会社に関係なく、1棟1棟の建物の出来具合を精査しなければ、出来の悪いハズレの物件を掴む事もありますので注意が必要です。
欠陥住宅や違反建築の新築を購入しない為にも、必ず契約する前にホームインスペクションと呼ばれる住宅診断や建物診断を受ける必要があります。
建築確認検査期間の完了検査(俗に言う役所の検査・・)では、欠陥住宅の有無が分りません。
完了検査では、建築確認申請どおりの建物が完成したかを判断するだけですので
1.建物配置
2.間取り
3.開口部
4.斜線制限
主にこれしか検査しません。
この点が守られていれば「検査済証」が発行されてしまいます。
意外に思うかもしれませんが、完了検査では、床下や天井裏を覗き込んで検査することはありません。
もしも、床下で水漏れ、不燃材の石膏ボードが未施工、断熱材の未施工・・・などがあっても完了検査に合格して検査済証が発行されるのです。
従って、検査済証が発行されていても欠陥住宅という事は、多々ありますので注意が必要です。
工事中に暴風で断熱材が飛んでいるのを目撃しているのであれば、なおさら心配ですよね。
一般的なホームインスペクションでは、使用しませんが、私の建物診断では、必ず、室内側から全ての壁と天井を赤外線サーモグラフィーでチェックします。
赤外線サーモグラフィーを使った非破壊検査では、断熱材の厚みまでは確認できませんが、周囲との温度差で断熱材の有無を判断する事が可能です。
ホームインスペクションで赤外線サーモグラフィーを導入して6年程経ちますが、新築であっても、雨漏り、断熱材の未施工など結構な頻度で発見しますので必須だと思いますよ。
従って、新築であっても中古であってもホームインスペクションは、必要だと思いますので、契約する前に必ず仲介業者や売主に相談する事をお奨めいします。
ホームインスペクションのポイントや欠陥住宅を見極めるポイントなどは、ここで説明しますと長くなりますので以下をご参照ください。
http://www.limited30.com/juutakulorn1.html
お役にたてましたでしょうか?
回答
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
A
回答日時:
2016/8/27 11:45:36
建売なら、ホームインスペクションは入れてもいいと思いますよ。
ホームインスペクションと言っても、正式な定義がある訳ではないので、色んな方が居ると思います。
主に構造・設備の設計部分ときちんと作られているかの書類チェックに力を入れた方がいいでしょう。
キズの指摘ばかりする人だと、依頼した価値もありません。←メーカーや営業が嫌がる。
ちなみに、断熱材のような隠蔽部は正規のルートでは今更確認のしようはありません。
施主権限として、破壊検査を要求しては如何でしょうか。(一般には。契約書が業者有利に書き換えれてたら分かりません。)破壊検査は、文字通り、懸念がある部分を破壊して内部を確認する方法です。設計図書通りにきちんと作られていた場合は費用施主負担、工期延長認める。作られていなかったら費用施工者負担、工期延長なし(遅延時は賠償請求)です。それこそ、インスペクターに立ち会ってもらっては?
ホームインスペクションと言っても、正式な定義がある訳ではないので、色んな方が居ると思います。
主に構造・設備の設計部分ときちんと作られているかの書類チェックに力を入れた方がいいでしょう。
キズの指摘ばかりする人だと、依頼した価値もありません。←メーカーや営業が嫌がる。
ちなみに、断熱材のような隠蔽部は正規のルートでは今更確認のしようはありません。
施主権限として、破壊検査を要求しては如何でしょうか。(一般には。契約書が業者有利に書き換えれてたら分かりません。)破壊検査は、文字通り、懸念がある部分を破壊して内部を確認する方法です。設計図書通りにきちんと作られていた場合は費用施主負担、工期延長認める。作られていなかったら費用施工者負担、工期延長なし(遅延時は賠償請求)です。それこそ、インスペクターに立ち会ってもらっては?
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
Yahoo!不動産で住まいを探そう!
関連する物件をYahoo!不動産で探す
-
新築戸建て
4000万円以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
駅まで徒歩10分以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
南側に道路がある新築一戸建て
-
新築戸建て
総区画数50戸以上の大規模分譲地の新築一戸建て
-
新築戸建て
駐車場が2台以上ある一戸建て
-
新築戸建て
間取り変更可能な新築一戸建て