教えて！住まいの先生

Q ヨーロッパ人の友達からなぜ日本の建築（主にビル）はタイル張りの塗装が多いのか聞かれたのですがなぜでしょうか？劣化しずらく、カビも汚れもつきにくいからでしょうか？

質問日時： 2016/10/6 18:16:57 解決済み解決日時： 2016/10/12 22:49:44
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人：林　清隆さん回答日時： 2016/10/12 22:49:44
専門家

はじめまして、ホームインスペクション（住宅診断、住宅検査）を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

タイル張りの塗装⇒道路側など目立つところがタイル張りで、それ以外が塗装、という意味でしょうか？

タイル張りが多いのは、タイル表面のメンテナンス性がよいこと、そういったことやデザイン性などから高級感のある仕上げとして認知されているからではないでしょうか。

ただし、そのタイル自体が経年劣化や施工不良などで剥がれ落ちてしまうリスクがあり、定期的な点検など規制も厳しくなっています。最近では台風でタイルが剥がれ落ちたというニュースがありましたね。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000081852.html

タイル仕上げが最上級仕上げ、という考えもそろそろ変わってくるかもしれません。ご参考頂ければ幸いです。

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質問した人からのコメント

回答日時： 2016/10/12 22:49:44

ありがとうございました！参考になりました！

回答

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A 回答日時： 2016/10/7 01:33:45

◆タイルと言うのはお茶碗と同等の焼物で、タイルを貼ったタイル仕上げは、塗料による塗装とは大きく異なります。
◆5000年前のエジプトで使われたタイルが光沢を失わずに出土されるように焼物の長寿命には驚かされるほどです。
◆塗装は、紫外線などで劣化するため、10数年程度で全面的な塗り替えをしなければならないのに対して、タイル仕上げ部分は、張り替える必要がありません。
結果的に、タイル仕上げの建物はコストパフォーマンスが良くなります。数十年以上の利用が期待されるオフィスビル、マンション、住宅など日本の多くの建物でタイル仕上げが採用されています。