教えて!住まいの先生
Q 鉄筋コンクリート造の家の内壁はどうなっているのですか?
鉄筋コンクリートに直に壁紙が貼っている事が多いのですか?
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2017/9/8 03:15:54
質問者様の言う『内壁』が部屋内に面している壁と考えて回答します。
■外断熱の場合■
①直貼工法:コンクリート面に直に壁紙を貼り付けます。メリットとしてコストが下がりますがコンクリート打設時の施工精度が求められます。施工誤差の範囲であれば施工不良とはみなされません。
②GL工法:コンクリート面にGLボンドという接着系の練り物を付けそこに石膏ボードを貼りけ、その上に壁紙を貼ります。一般的な工法ですが、石膏ボードを湿らせてしまう為、カビの発生がしやすく最近では施工NGの会社もあります。
③LGS壁:コンクリート壁際にLGSという軽量鉄骨下地を組み、そこに石膏ボードを留めます。そしてその上に壁紙を貼ります。コストは掛かりますが施工精度が最も高いです。しかし仕上しろが大きく部屋が狭くなってしまうといったデメリットがあります。
■内断熱の場合■
・コンクリート壁の内側に発泡ウレタンという断熱材を吹き付けます。その後の施工方法については、外断熱の場合の②③と変わりはありません。
■外断熱の場合■
①直貼工法:コンクリート面に直に壁紙を貼り付けます。メリットとしてコストが下がりますがコンクリート打設時の施工精度が求められます。施工誤差の範囲であれば施工不良とはみなされません。
②GL工法:コンクリート面にGLボンドという接着系の練り物を付けそこに石膏ボードを貼りけ、その上に壁紙を貼ります。一般的な工法ですが、石膏ボードを湿らせてしまう為、カビの発生がしやすく最近では施工NGの会社もあります。
③LGS壁:コンクリート壁際にLGSという軽量鉄骨下地を組み、そこに石膏ボードを留めます。そしてその上に壁紙を貼ります。コストは掛かりますが施工精度が最も高いです。しかし仕上しろが大きく部屋が狭くなってしまうといったデメリットがあります。
■内断熱の場合■
・コンクリート壁の内側に発泡ウレタンという断熱材を吹き付けます。その後の施工方法については、外断熱の場合の②③と変わりはありません。
回答
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はじめまして、建築設計・ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の鈴木と申します。
設計によりますが、内断熱の場合は、
①【外壁-内壁】の内壁
外壁面に発泡ウレタン等の断熱を施すので、「コンクリート壁+ウレタン+LGS*+石膏ボード+クロス張り」が一般的ではないでしょうか。
②【内壁-内壁】の内壁(コンクリート壁)
「コンクリート壁+LGS+石膏ボード+クロス張り」の方がきれいに納まりますが、コストや部屋内の有効利用等を考えると、「コンクリート壁下地処理+クロス張り」が多いのではないでしょうか。
③【内壁-内壁】の内壁(LGS壁)
「LGS下地+石膏ボード+クロス張り」が多いと思います。中低層のマンションなどは、戸境壁以外はLGS下地の壁であることがほとんどです。
*LGS:軽量鉄骨下地
以上、参考となりましたら幸いです。
設計によりますが、内断熱の場合は、
①【外壁-内壁】の内壁
外壁面に発泡ウレタン等の断熱を施すので、「コンクリート壁+ウレタン+LGS*+石膏ボード+クロス張り」が一般的ではないでしょうか。
②【内壁-内壁】の内壁(コンクリート壁)
「コンクリート壁+LGS+石膏ボード+クロス張り」の方がきれいに納まりますが、コストや部屋内の有効利用等を考えると、「コンクリート壁下地処理+クロス張り」が多いのではないでしょうか。
③【内壁-内壁】の内壁(LGS壁)
「LGS下地+石膏ボード+クロス張り」が多いと思います。中低層のマンションなどは、戸境壁以外はLGS下地の壁であることがほとんどです。
*LGS:軽量鉄骨下地
以上、参考となりましたら幸いです。
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