教えて!住まいの先生
Q 中古の耐震診断の結果について 25年の木造の無料耐震診断をうけました。 結果は、平面図がないので、現地調査で非破砕?で結果だしました。非破砕なので、詳しくわからないところがあり、0.
7で倒壊の恐れありです。
といわれました。
売り主さんは、柱の位置などが記載された平面図を保存しておられたんですが、その平面図みずして、現地調査だけで正解な耐震診断出来るものなんでしょうか。
といわれました。
売り主さんは、柱の位置などが記載された平面図を保存しておられたんですが、その平面図みずして、現地調査だけで正解な耐震診断出来るものなんでしょうか。
質問日時:
2017/11/30 23:48:36
解決済み
解決日時:
2017/12/3 06:30:01
回答数: 3 | 閲覧数: 311 | お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
はじめまして、建築士&ホームインスペクターの田村と申します。
平面図を見ずに現地調査(壁などを壊さない場合、非破壊検査と呼びます)をされたとのことですね。
この場合、売主さまの平面図を確認して耐震診断をすると、評点(0.7などで示される点数です)が上がる可能性があります。
つまり、本当はもっと強い建物でした、ということがわかるかもしれないということです。
もし、平面図を見ながら再度耐震診断をしてもらえるようなら、ぜひ依頼しましょう。
ポイントは、売主さまが持っていらっしゃる平面図に「耐力壁」の記載があるか、です。
耐力壁とは、筋交いや構造用合板といった地震に対して強い壁のことを指します。
平面図に△マークなどで示されていることが多く、壁の中にあるため非破壊検査だけではどこにあるのかわかりません。
そのため、非破壊検査では耐力壁が無いと想定、もしくは耐力壁の位置を想定して耐震診断を行っています。
他にも、柱などを止めつける金物の種類が図面上に記載されていることがあります。この表記があるとより精密な診断を行うことができます。
平面図無し・非破壊検査ですとわからないことが多く、どうしても安全側=点数が低いもの、とみなす必要がでてきます。
わからないのに高い点数をつけるわけにはいかないですからね。
ちなみに、築25年の木造住宅は「新耐震基準」と言われる建物で、一定の耐震性能があるとされています。
あまり大げさにならない程度のリフォームで、目安となる評点1.0の建物にすることも十分に考えられます。
現在の耐震診断と、評点1.0にするためにはどうすれば良いか、あわせて提案してもらうと今後のリフォーム計画なども考えやすくなると思います。
ご参考になれば幸いです。
平面図を見ずに現地調査(壁などを壊さない場合、非破壊検査と呼びます)をされたとのことですね。
この場合、売主さまの平面図を確認して耐震診断をすると、評点(0.7などで示される点数です)が上がる可能性があります。
つまり、本当はもっと強い建物でした、ということがわかるかもしれないということです。
もし、平面図を見ながら再度耐震診断をしてもらえるようなら、ぜひ依頼しましょう。
ポイントは、売主さまが持っていらっしゃる平面図に「耐力壁」の記載があるか、です。
耐力壁とは、筋交いや構造用合板といった地震に対して強い壁のことを指します。
平面図に△マークなどで示されていることが多く、壁の中にあるため非破壊検査だけではどこにあるのかわかりません。
そのため、非破壊検査では耐力壁が無いと想定、もしくは耐力壁の位置を想定して耐震診断を行っています。
他にも、柱などを止めつける金物の種類が図面上に記載されていることがあります。この表記があるとより精密な診断を行うことができます。
平面図無し・非破壊検査ですとわからないことが多く、どうしても安全側=点数が低いもの、とみなす必要がでてきます。
わからないのに高い点数をつけるわけにはいかないですからね。
ちなみに、築25年の木造住宅は「新耐震基準」と言われる建物で、一定の耐震性能があるとされています。
あまり大げさにならない程度のリフォームで、目安となる評点1.0の建物にすることも十分に考えられます。
現在の耐震診断と、評点1.0にするためにはどうすれば良いか、あわせて提案してもらうと今後のリフォーム計画なども考えやすくなると思います。
ご参考になれば幸いです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2017/12/3 06:30:01
とても分かりやすく有り難うございました。とても納得できました。他の皆様も感謝です。また、ぜひ宜しくおねがいします。
回答
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A
回答日時:
2017/12/2 09:59:44
耐震診断の場合、耐震診断専用のソフトを使います。
僕らの地域では、机上で行う簡易診断と、
現地診断に調査員を派遣する診断を精密診断と区別しています。
想定で入力した診断と調査結果を盛り込んだ診断は
診断の精度も当然違ってきます。
出来あがった精密診断書は市長の名前で出す診断書になり、
補助金の対象になるので、さすがに有料になります。
平成4年頃の建物なら0.7くらいの数値になる建物もありますね。
資料を観たわけでもありませんが、地方自治体が関与し
耐震診断も現地調査を行ったうえで、数値が0.7なら、
信用できる結果と思います。
(※工務店・メーカー等が自主的に行っている場合は、注意が必要です)
平成の建物は若干の補強で数値が簡単に向上しますので
あんまり気になさらないでください。
僕らの地域では、机上で行う簡易診断と、
現地診断に調査員を派遣する診断を精密診断と区別しています。
想定で入力した診断と調査結果を盛り込んだ診断は
診断の精度も当然違ってきます。
出来あがった精密診断書は市長の名前で出す診断書になり、
補助金の対象になるので、さすがに有料になります。
平成4年頃の建物なら0.7くらいの数値になる建物もありますね。
資料を観たわけでもありませんが、地方自治体が関与し
耐震診断も現地調査を行ったうえで、数値が0.7なら、
信用できる結果と思います。
(※工務店・メーカー等が自主的に行っている場合は、注意が必要です)
平成の建物は若干の補強で数値が簡単に向上しますので
あんまり気になさらないでください。
A
回答日時:
2017/12/1 08:24:06
①、質問の件は耐震促進法による地方自治体が、木造2階以下で建築が
昭和56年以前の建物とし、木造診断士を派遣し簡易耐震診断をします。
当時の基準建物であると当然として、基準以下の耐震結果となります。
②、木造耐震診断基準は、日本防災センタ-や都道府県の木造基準診断
と報告書に準じて報告書を作成します。床下から基礎や土台と柱の取付
方と金物の設置、屋根裏からも柱梁、筋かい量や材の有無で判断します。
(求めるのは簡易診断であり、精密診断もあるが簡易診断でも十分です)
昭和56年以前の建物とし、木造診断士を派遣し簡易耐震診断をします。
当時の基準建物であると当然として、基準以下の耐震結果となります。
②、木造耐震診断基準は、日本防災センタ-や都道府県の木造基準診断
と報告書に準じて報告書を作成します。床下から基礎や土台と柱の取付
方と金物の設置、屋根裏からも柱梁、筋かい量や材の有無で判断します。
(求めるのは簡易診断であり、精密診断もあるが簡易診断でも十分です)
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