教えて！住まいの先生

はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。

住宅はお住まいになる地域の環境や日頃のお手入れ状態により劣化の症状も変わるため、「一括りに○○年長持ちします」と評価を下すのは難しいところがあります。

一つの指標としては、住宅金融支援機構（旧・住宅金融公庫）から基礎・外壁・屋根などの点検部位ごとに点検時期や取替えの目安年数などを一覧表にした「マイホーム維持管理ガイドライン」というものが発行されていますのでこれらを参考にしてみては如何でしょうか。

予防的で適切な点検・メンテナンスが行われていれば建物の寿命は格段に伸長しますので、資産価値を高めるためにも日頃のお手入れをお勧め致します。

以上、ご参考まで。

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高品質と耐久年数は、無関係です。
例えば、高気密は、耐久年数は短くなり易い。

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20～50年、住宅によって違います。
特に、外壁の素材と水回りが大切です。

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明治時代の建築の方が現在の住宅よりも高品質なものが多かったです。
現在の住宅の建て方は残念ですが戦後の復興住宅の思想で、安く作らないと売れないという思想と、石油化学製品で作られた住宅になっているから30年しか持ちません。

サイディングの寿命は30年です。
屋根材の寿命は30年です。ガルバ、スレート共。
屋根の下地の防水の寿命は30年です。
外壁の下地の透湿防水シートの寿命は30年です。
電気配線、電気設備の寿命は30年です。
上下水道管の寿命は30年です。
シーリングの寿命は15年です。
乾式シーリングの寿命は15年です。

石油化学製品の寿命は30年です。

10年でシロアリのメンテナンス。
15年で外壁、屋根塗装、太陽光発電、パワコン
20年目でシロアリのメンテナンス。
30年目で防水下地の交換。電気配線、設備の交換、外壁、屋根の交換が必要なのです。30年を越えるとでスケルトンリフォームが必要になるのです。30年以降長持ちしている住宅も存在しますが、電気の漏電事故はノーメンテナンスだから起こる事が多いいのです。

長期優良住宅である場合は、定期点検が義務付けられていますので、住宅メーカーは必ずメンテナンス工事を行います。行なわないと長期優良住宅の税金などの特典を返金する事になると言われます。

建売は建築会社が利益を上げるための住宅ですので更に寿命は短い場合が有ります。

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現在築30年のマンションに住んでます。
昨年リフォームしました。

リフォームした理由は水道管の問題です。

30年前のマンションなので、水道管が鉄管(水)銅管(お湯)で、鉄管が詰まってしまったから水回り全部リフォームしました。

最近は錆びたり詰まったりしない『エンビ管』だそうです。

水漏れする恐れがあったので全てエンビ管にしました。

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