教えて！住まいの先生

引違い窓の場合は隙間を調整するために戸車の高さを調節できるようになっていますが、その調節範囲を超えるほど枠が歪んでいるとちょっと厄介なことになります．

で、ご指摘の「裏技」ですが、特に裏技ということでもなくて、調整範囲を超えていたらまずやってみる方法です．私も何度かやったことがあります．

ガラス障子（ガラス戸）のアルミ枠とガラスの間はゴムで支えており数ミリの遊び（余裕）があります．接着剤などでびっしり固定されているわけではありません．
そこでご質問のような技を使うと、ガラスに対してアルミ枠はいくらか平行四辺形に歪ませることが出来て、歪んだ枠に対処できるというわけです．

添付の絵はわかりやすいようにかなり誇張して書いてありますが、だいたいの様子がわかりますでしょうか．

これによって特にサッシの性能が落ちるわけでもありませんし、そもそも枠の歪みを直そうとすると壁を壊さなければならないので大工事になってしまいます．
なのでこの方法で直せるならベストな方法かと思います．

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