教えて!住まいの先生

Q 基礎のホールダウンアンカーのことについて教えていただけないでしょうか…

基礎伏図に、3箇所HD-35という指定があり、
この指定がある場合は、埋め込み長さ510にしなさいと記載があります。

でも、基礎打設1回目の際には埋め込まれず、
立ち上がり部の2回目の打設で埋め込まれていました。

埋め込み長さはおそらく360くらいだと思います。

そこで現場で施行している人に聞くと、今の家の基礎は丈夫だから問題ないと言っていました。

また現場監督に聞くと、最初は地中に深く埋まっていないといけないとの事でしたが、
あとで今は深くまで埋め込まなくても同じ能力を発揮できる製品があるみたいだ、
地中まで埋め込まないといけないのはひと昔前だったみたいと言われました。

とりあえず商品名は今聞いているのですが、本当にそうなのでしょうか?

そうならば、基礎伏図にそう言った記載、(例えばそれ相当のものがある場合は、この限りではないみたいな)があると思うのですが…

また、耐震などがすごく心配と話すと、それならマンションとか住友林業とかで建てるしかないと言われました…

そこまで言われるともうどうしようもなく…

そこで質問なのですが、まず基礎伏図は絶対的なものではないのでしょうか?

また、本当に今の新しい商品なら埋め込み深さを変えられるものなのでしょうか?

あと、もし例えばこれが施行不良だとしたら、
耐震などに関し、どれくらいの影響があるものなのでしょうか?

過去に大きな地震を経験しているので、
色々心配でしかたありません。

どうか皆様のお知恵をお貸し下さい。
宜しくお願いいたします。
質問日時: 2018/7/27 20:55:23 解決済み 解決日時: 2018/8/3 20:39:29
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2018/8/3 20:39:29
ホールダウン金物の選定で必要なのは、その箇所で必要な引き抜き強度です。その強度を得る為に各製品によってそれぞれの定着長さが定められてます。つまり、ある製品では定着が510無いとその強度が得られないが、他の製品では360くらいでその強度が得られる能力が有るかも知れない と言う事です。いろんなタイプの製品が有る事は確かです。(例:基礎配筋と連結する製品とか)

確認申請を通す為には、基礎伏図は重要ですが、絶対的なものでは有りません。構造計算を確認する為に、必要引き抜き強度を得る為の根拠として製品の例を記載する事は有りますが、それと同等の能力が有れば変更も出来ます。しかしそれを証明する資料は、中間検査或いは完了検査に必要です。
あくまでも”同等”であって、”この限りではない”の記載はまずいです。

まかり間違って施工不良だとしたら、本来なら検査にパスしません。施工業者負担での是正が求められます。 しかし、検査に間違ってパスしてしまうと、耐震能力が不足しているので、地震の時それが証明されてしまうでしょう。それ故に施主は、疑問が有れば納得行くまで確認するべきで、施工写真も途中経過で確認した方が宜しいかと思います。

強度不足のまま竣工すると、多分大地震の時、土台から柱が外れると思いますが、柱と梁が規定通り組まれていたら、倒壊する可能性は少ないと思います。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2018/8/3 20:39:29

オメガというホールダウンで施工しているようです。
施工写真が欲しい所ですが、
現場監督はあまり細かく聞かれるのが嫌なようで、この辺で収めたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
すごく助かりました!

回答

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A 回答した人: 吉永健一 さん 回答日時: 2018/7/30 07:47:42
専門家
関西で住宅診断(ホームインスペクション)を手がける一級建築士の吉永です。

使用するホールダウン金物のメーカーに状況と疑問点を伝えて強度的にこれでOKか、現況で可能な埋め込み深さで強度が取れる製品があるのか文書で見解を求めるのも手です。いくら工務店がこれでOKといってもメーカーが強度を保証してくれなければダメですから。この見解を元に工務店と話を進めるとより的確でスムーズに話ができると思います。
以上参考になりましたら幸いです。
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A 回答日時: 2018/7/28 14:59:36
建築確認申請を、建築センター又は行政の、はい筋検査が、合格していれば、問題無いと、思います。
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A 回答日時: 2018/7/28 08:45:50
先の回答者さんの書き込み通りでしょう。
くだいて書いてみると、
16mmのANBは、その上に取り付ける金物によって、引っ張りに対する必要な耐力が違うという事です。
その違いが埋め込み長さとなります。
コンクリートに埋め込んだ部分とコンクリートがくっつき(付着力)引っ張りに対抗します。
一般的なL型のANBを基準として長さが決められ埋め込み長さが記載されています。

現役から離れましたので、新しい商品が開発されていれば、埋め込み長さが短くなっているものも有るかもしれません。

◎とりあえず商品名は今聞いているのですが、本当にそうなのでしょうか?
確実なことを知りたければ、商品名からメーカーを探してメーカーさんに問い合わせすれば、確認できるでしょう。

◎基礎伏図にそう言った記載、(例えばそれ相当のものがある場合は、この限りではないみたいな)があると思うのですが…
基礎伏図に記載されていない場合は、仕様書・特記仕様書などに記載が有る場合も有ります。

◎耐震などがすごく心配と話すと、それならマンションとか住友林業とかで
一般的なL型ANBを使用している業者さんは、ベースコンクリートにセットする・曲げ加工をして埋め込み長さを確保すると言ったことをしています。
つまり、技術勉強している業者さんなら一般木造でも可能です。

◎まず基礎伏図は絶対的なものではないのでしょうか?
絶対的な物でしょう。変更する場合は、監理者・設計者の承諾が必要です。

◎本当に今の新しい商品なら埋め込み深さを変えられるものなのでしょうか?
書き込みの通り現役を退いていますので、責任ある書き込みは出来ません。
有るかもしれないとしか書きようが有りません。

◎もし例えばこれが施行不良だとしたら
一般的なL型ANBであれば、施工不良に当たるでしょう。

◎耐震などに関し、どれくらいの影響があるものなのでしょうか?
正解は、「現実としては遭遇してみないと分からない。」でしょうか。
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A 回答日時: 2018/7/28 07:44:55
☆、木造用住宅基礎では、簡易筋かい研鑽とN値計算をしてホ-ルダウ
ン金物の選択を引っ張り力で決めます。金物の引っ張り力によって、
基礎の中への埋め込み長さが最低基準が360㎜以上で、HD-35ならば、
根入り引き抜きの負担力から510㎜以上になって設計図は当然です。
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A 回答日時: 2018/7/27 22:03:05
ホールダウンアンカー種類によっては、L型形状も有り、また埋め込み代も短くて良い製品も実際有ります。商品名品番等を確認し、再度現場監督に詳細説明を納得するまで求めて下さい。
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