教えて！住まいの先生

宮崎市の建築会社を欠陥住宅で刑事告訴
9/6(金) 19:01配信


宮崎市の建築会社に対し、複数の顧客が住宅に欠陥があるなどの被害を訴えていることが分かりました。このうち、宮崎市佐土原町の男性は、警察に刑事告訴したということです。



（荒木さん）「コンクリートが入っていない場所があってここの音を聞いてほしいが‥（音）」


去年4月、宮崎市佐土原町に屋上付き2階建てのマイホームを建てた荒木さん、28歳。建築費は、約1850万円。しかし、完成からわずか2か月後に異変に気づきました。


（荒木さん）「雨漏りですかね、色が違う」今も雨漏りは続いていて、壁は変色。また、台所やリビングの床下には、一面にカビが発生しました。


「床が膨張して膨れ上がっていたので…床にもぐってみたらカビが生えていた」



さらに、工事の契約書に荒木さんと筆跡が異なる署名がされていたことも発覚しました。

MRTがこの家を建てた宮崎市の建築会社に問い合わせてみると・・・

（連絡取れず）

荒木さんから相談を受けた宮崎市が今年3月、この住宅を立ち入り検査。建築基準法の基準に適合しない疑いがあると通知されました。


（荒木さん）「そもそも書類が偽造されているので、安全を確認できるわけがない」荒木さんは、4日、この会社を警察に刑事告訴。荒木さんによりますと同じような被害を受けている人は小林市や新富町など10人以上にのぼるということです。


（荒木さん）許せない怒りですね。まだ被害者も結構多くて、許せない気持ち」


この問題をめぐっては、被害者の会が結成されていて、今後、集会が開かれることになっています。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00010003-mrt-l45




建築確認済証偽造 着工か 発注者ら詐欺疑いなど告訴
9/7(土) 11:57配信


宮崎市の住宅メーカーが、建築基準法で定められている建築確認申請をせずに同市内で住宅３戸と事務所１棟を建設していたことが６日、複数の関係者への取材で分かった。


市建築指導課によると、住宅は全て引き渡しを終えている。同社は８月末で事業を停止し、破産宣告したとみられる。市が発行する「建築確認済証」を偽造した疑いがあるとして、住宅所有者と事務所発注者の２人は同日までに同社経営者らを詐欺や公文書偽造・同行使の容疑で県警に刑事告訴した。問題のある物件・契約は十数件に上るとみられる。

宮崎日日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00017609-miyazaki-l45