教えて！住まいの先生

【前提】
・夫30歳、私28歳、子ども0歳。
・現在は義実家から車で15分の賃貸マンションに住んでいる。
・義実家と現在の私たちの自宅、夫と私の会社、すべて同じ市にある。(A市)
・義両親は夫に対して過保護とまではいかないが心配性すぎる面がある。
・義父はかねてよりA市から出ないほうがいいと言っている。(比較的子育てしやすい環境が整っている、夫の会社ではA市に住んでいると地域手当が出る、交通の便がいいなど)
・過去に義両親が家を契約する寸前でお断りしたら営業マンが掌を返したように態度が変わったという経験がある。(そのあと別の会社に案内された今の義実家を購入しています)




以前から、義両親との雑談の中でいずれ家がほしいという話はしておりました。
昨年息子が生まれてよりその気持ちに拍車がかかり、ここ最近はいくつか不動産会社やハウスメーカーに話を聞きに行っていました。その中で、これだ！と思うところ(B社)に出会えました。

A市の現在の新築一戸建て相場は私たちの予算を超えています。B社に案内された物件はA市内にあり、建売ですがセミオーダー(ある程度間取りや外装、内装など注文できる)も可能で、希望を全て叶えたとしてもギリギリ私たちの予算内におさめてもらえそうでした。営業さんも、この方が一番信頼できるかもと夫婦共に思っています。



義両親は家を買うこと自体は賛成してますが、反対する理由が以下の3点です。


1. 立地
B社にお勧めされたC区は、現在私たちが住んでいる隣の区です。C区には大きな公園やショッピングモール、飲食店が多数あり、生活圏はほとんどC区と言ってもいいくらいです。実際にC区に住んでいる知り合いに聞くと、A市の中でも子育てするには便利だと感じるそうです。

ただ、C区はA市の中でも比較的海が近く、地盤が緩いと言われている場所です。(だからこそ人気が低く、相場より少しお値打ちで私たちの予算内におさまったのですが…)

しかしA市のハザードマップを見ると、全体的に危険地帯なのです。(もちろん吟味して購入したという義実家の地区も)
義両親の言う通りに『A市で』『ハザードマップ上ではっきり安全とわかるところで海抜が低くなくて地盤がしっかりしている』場所となると、予算の1.5〜2倍くらい出さないと家は買えない高級地区くらいです。



2. B社の印象
B社は戸建てだけでなくマンションも取り扱っている会社ですが、義父個人の意見としてB社のマンションのいい評判を聞かないため、戸建ても信用できないということです。



3. 金額
セミオーダーする前の、建売住宅としての価格だけ見ても、義両親は「高いな〜もっと探せば絶対に安くて良い物件が見つかる。」と言います。A市の今の新築戸建ての相場は義両親が家を購入した時よりも1000万ほど上がっているそうです。しかし聞く耳を持ちません。





義両親の最終的な意見としては
「早く家がほしい気持ちはわかるし、購入自体はもちろん反対じゃない。でももっと時間をかけたほうがいい。営業マンを信じすぎるな。探せば絶対にもっと良い家が見つかる」
ということらしいです。
確かに言っていることはもっともだと思います。
また、義両親にとってみれば、私たちが『本格的に家を購入しようと思っている』と打ち明けたのは先日が初めてということもあり、義両親に話してすぐに契約に進むというのは時期尚早と思われても仕方ないとも思いました。

そのため「わかった。すぐに契約をせず、もっと時間をかけていろんな会社を検討してみる」といったところで話し合いが終了しました。
しかしどうしてもC区の家が希望や条件に当てはまっていたので、諦めきれないのです。



今後の選択肢としては、

1. 引き続きC区の物件を検討する

【メリット】予算内におさまる。間取りなどの希望も叶う。夫婦ともに通勤が便利。
【デメリット】B社、C区というだけで義両親がいい顔をしない。そんなに長く返事を待ってもらえない。


※義父がB社を良く思っていないことと、B社は現在戸建てはA市しか扱っておらず、今お勧めされているC区以外だと確実に金額は跳ね上がることから、B社に他の物件を案内してもらう選択肢は無しです。



2. 違う不動産会社にA市の物件を探してもらう
【メリット】B社とは違った視点で探せる。
【デメリット】金額は下がらないどころか跳ね上がる可能性大。


3. 違う不動産会社にA市外の物件を探してもらう
【メリット】今よりも予算を下げることができる。
【デメリット】義両親が言う「A市から出ないほうがいい」には当てはまらない。夫婦ともに通勤が遠くなる。

※A市外でも、A市のすぐ側だとそこまで予算は変わらないので、予算を下げるために市外で探すなら郊外となります。




皆様の意見をお聞かせください。お願いします。