教えて！住まいの先生

以下、考えられる見解と意見です。

・お風呂のお湯でない
＞これはガス(or電気or灯油)の契約後にしかわからないので内見時にわからなかったのは仕方ないですね。すぐに修理依頼をしてください。

・トイレの水流したら横から漏れる
＞内見時に流してみるとも言えますが、これも内見時にわからないのはしかたないかもしれません。すぐに修理依頼をしてください。

・ひとつコンセントが電気通ってない
＞内見時にわからないのも止むを得ません。すぐに修理依頼をしてください。

・お風呂のシャワーヘッド汚すぎ
→交換を要望してください。但し、機能していれば大家に交換義務はありません。
・一部屋照明を設置するための工事がされていない
→修繕依頼してください。大家は修繕義務があります。
・玄関ドアの扉が隙間だらけで廊下が外と同じ温度
→微妙ですが隙間は内見時に確認できたのでは？
・火災報知器ついてない
→設置依頼してください。ただし、消防法で設置義務はあるものの貸主との定義はないので断られるとやっかいです。
・ハウスクリーニングしてない
→事前に約束がなければ、貸主に法的な義務はありません。
・一つの扉のクロスが半分しか貼られていない
→事前に約束がなければ、壁紙だけなら住宅としての機能は損なわれていないため、貸主に法的な義務はありません。

＞これらは内見時にわかったはずですが、その時に清掃・交換などの約束をしていたということですか？例えば「すると思いますよ」はしないことが多く、不動産屋は仲介だけなら、事前に不具合を確認し報告する義務はありません。
貸主は、住宅としての機能を有効にして貸す義務がありますが、事前にチェックする義務はなく、申告後適切に対処すれば法的には問題はありません。

なお、内見時に気になったことは、対処してもらえるか確認し、対処後に契約する。あるいは、対処を約束した書面を作成してから契約するなどの自己防衛が必要です。借りる人の「やってもらえるだろう」「やってくれるはず」、仲介者の「やると思います。」で契約するのは厳禁です。

法的には支払い関係と安全関係(災害区域など)に関しては細かく規定があり、心理的瑕疵(事故物件)にはガイドラインがありますが、設備や構造上の重大な不具合以外は細かな規定はありません。

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