教えて！住まいの先生

物件によります。綺麗に使っていた住宅で、マメに修繕、リフォームしている住宅は買っても良いと思います。しかし、そうでない場合は以下のような費用が必要です。不動産屋に聞けば、ある程度は教えてくれますが、ホームインスペクション(建物診断)をプロに任せた物件を探すと良いと思います。安心して購入するなら築20年前後がおすすめです。
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築40年の住宅で気になるところ。
1、旧耐震です(昭和56年5月31日以前は震度5OK、以降は新耐震で震度6強OK)、平屋なら良いけど2階建、特に屋根が瓦は危険です。耐震補強は方法が様々ですが補助金使ってもても150万円くらいはかかります。
2、旧排水管の劣化(鉄管でしょうから錆ているはずです。交換50万円)
3、水回り(風呂、キッチン、トイレ、洗面化粧台は築20年が交換時期、4点セットで230万円)
4、外壁塗装と防水(10年から15年ごとにメンテナンスしていれば良いけど、もし1度もしていない場合は全体NG、買わない方が良いです。していても定期的にメンテが必要です。150万円)
5、サッシ(40年前のサッシは断熱性能ゼロ、硝子もペアではないので交換、あるいは内窓設置が必要です。(最大補助金200万円が出ているので、全箇所を内窓にしても費用は50万円ほどで済みます。交換の場合は内外装補修が入るので、内外壁のリフォームと同時に行うべきです。)
6、やねのリフォーム(瓦かコロニアルか分かりませんが、150万円は見ておいた方が良いです。)

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