教えて!住まいの先生
Q 中古軽量鉄骨戸建て住宅を購入予定間際ですが調べてみたら断熱性の事が気になり現在軽量鉄骨戸建てにお住いの方に住んでみての感想をお聞かせ下さい。
数日前に中古物件の内覧に行ってきたのですが窓を開けても今迄体験した事がないような暑さでまるでサウナにでも入ってような感じでした。今は木造の戸建てに住んでいますが窓を閉めきったままでも、そこまでにはなりません。
鉄骨が熱の影響を受けやすく夏は暑く冬 は寒いのでしょうか?購入凄く悩みます。
こちら東北地方です。
宜しくお願い致します。
鉄骨が熱の影響を受けやすく夏は暑く冬 は寒いのでしょうか?購入凄く悩みます。
こちら東北地方です。
宜しくお願い致します。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2024/8/8 08:20:04
まずは、断熱性と言うものを、正しく理解する必要があります。
ほとんどの方が、誤った理解をされているので注意が必要ですね。
断熱性が高い・・・と言うことは、
「一度暖まると冷めにくい」
「一度冷えると暖まりにくい」と言うことです。
冬場に「断熱性が高い家は暖かい」と思われている方も多いですが
それは誤った認識です。
「暖房をつけると暖まるのに時間がかからない」
「一度暖まれば、熱が逃げにくい」
これは、正解です。
しかし、断熱性能を高めるために、窓を極力小さくする手法を
取っている場合があります。
同じ性能でも、窓が多い家と壁が多い家を比べれば
当然、壁が多い家の方が断熱性能の数値が高くなります。
窓が少ないと、太陽の熱が入ってこなくなります。
寒い冬でも、気密・断熱性能が高くないビニールハウスや車の中。
日が当たっていれば、温かいのを経験されたこともありますよね。
話を元に戻しますね。
断熱性能とは別に「熱伝導率」と言うものがあります。
今の季節、直射日光の当たる木のベンチに座っても快適ですが
鉄製のベンチに座ったら火傷しますよね。
草むらに寝転んでも平気ですが、砂浜だと背中を火傷するでしょう。
わかりやすくするために空間を3つに分けて考えてみましょう。
①外部
②外壁と室内壁の間
③室内
家に置き換えると、まず直射日光で基礎が暖められます。
仮に①の外気温が35℃であっても、直射日光の当たる基礎は60℃以上に
なります。
そして基礎はコンクリートでできているので、熱を蓄えます。
コンクリートも鉄も熱を伝えやすい性質があります。
コンクリートが60℃になれば、②の柱も60℃です。
家庭用のフライパンは、持ち手が木や樹脂でできていますよね。
鉄のままだと、熱くて持てません。
中華鍋などは、持ち手が鉄製なので、乾いた布巾などを巻いて
使用していますよね。
60℃の柱に囲まれた空間ですから、
どんなに断熱性能が高くても、時間をかければ③室内も60℃に近づきます。
これが、質問者様が体感された状況です。
反対に、冬場①外気温が0℃になれば、②も③も0℃に近づきます。
そして、③で暖房を使用すると、②の空間で冷やされ
柱が結露しやすい状況が生まれます。
これらを防ぐため、②の空間に熱がこもらないようにする
つまり、②の空間の通気性をよくすることが不可欠なのですが
気密性・断熱性を訴求するあまりおろそかになっている場合もあります。
木造だと、基礎が60℃であっても柱が60℃になることはありません。
夏場の晴れた日、夜に帰宅されても恐らく質問者様の体感された状況と
それほど変わりはありません。
帰宅後、窓を開けて熱を逃がし、エアコンを入れることになります。
もちろん、一日中冷房を入れたまま出かけることもできますが。
急な雨でも吹き込む心配がなければ、数カ所の窓を少し開け
風を通すことで、そこまで熱がこもることを防ぐことは可能です。
ですから、軒がしっかりあって、雨の心配がない。
風を通していても、防犯上の不安がない
(=人が侵入できないサイズの窓がある)・・・と言うのも
物件を選択するポイントの一つですね。
ほとんどの方が、誤った理解をされているので注意が必要ですね。
断熱性が高い・・・と言うことは、
「一度暖まると冷めにくい」
「一度冷えると暖まりにくい」と言うことです。
冬場に「断熱性が高い家は暖かい」と思われている方も多いですが
それは誤った認識です。
「暖房をつけると暖まるのに時間がかからない」
「一度暖まれば、熱が逃げにくい」
これは、正解です。
しかし、断熱性能を高めるために、窓を極力小さくする手法を
取っている場合があります。
同じ性能でも、窓が多い家と壁が多い家を比べれば
当然、壁が多い家の方が断熱性能の数値が高くなります。
窓が少ないと、太陽の熱が入ってこなくなります。
寒い冬でも、気密・断熱性能が高くないビニールハウスや車の中。
日が当たっていれば、温かいのを経験されたこともありますよね。
話を元に戻しますね。
断熱性能とは別に「熱伝導率」と言うものがあります。
今の季節、直射日光の当たる木のベンチに座っても快適ですが
鉄製のベンチに座ったら火傷しますよね。
草むらに寝転んでも平気ですが、砂浜だと背中を火傷するでしょう。
わかりやすくするために空間を3つに分けて考えてみましょう。
①外部
②外壁と室内壁の間
③室内
家に置き換えると、まず直射日光で基礎が暖められます。
仮に①の外気温が35℃であっても、直射日光の当たる基礎は60℃以上に
なります。
そして基礎はコンクリートでできているので、熱を蓄えます。
コンクリートも鉄も熱を伝えやすい性質があります。
コンクリートが60℃になれば、②の柱も60℃です。
家庭用のフライパンは、持ち手が木や樹脂でできていますよね。
鉄のままだと、熱くて持てません。
中華鍋などは、持ち手が鉄製なので、乾いた布巾などを巻いて
使用していますよね。
60℃の柱に囲まれた空間ですから、
どんなに断熱性能が高くても、時間をかければ③室内も60℃に近づきます。
これが、質問者様が体感された状況です。
反対に、冬場①外気温が0℃になれば、②も③も0℃に近づきます。
そして、③で暖房を使用すると、②の空間で冷やされ
柱が結露しやすい状況が生まれます。
これらを防ぐため、②の空間に熱がこもらないようにする
つまり、②の空間の通気性をよくすることが不可欠なのですが
気密性・断熱性を訴求するあまりおろそかになっている場合もあります。
木造だと、基礎が60℃であっても柱が60℃になることはありません。
夏場の晴れた日、夜に帰宅されても恐らく質問者様の体感された状況と
それほど変わりはありません。
帰宅後、窓を開けて熱を逃がし、エアコンを入れることになります。
もちろん、一日中冷房を入れたまま出かけることもできますが。
急な雨でも吹き込む心配がなければ、数カ所の窓を少し開け
風を通すことで、そこまで熱がこもることを防ぐことは可能です。
ですから、軒がしっかりあって、雨の心配がない。
風を通していても、防犯上の不安がない
(=人が侵入できないサイズの窓がある)・・・と言うのも
物件を選択するポイントの一つですね。
回答
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A
回答日時:
2024/8/2 18:36:12
軽量鉄骨の家も在来木造の家も変わりません。要は断熱の対策をとっているかどうかです。調べるのは専門家に任せるしか有りませんね。断熱材と気密性、窓の断熱性をチェックです。
A
回答日時:
2024/8/2 13:31:30
すみません。木造住みの素人なのですが。
既にご回答くださっている方がとてもわかりやすく私も参考になると押させていただきましたが、今年の初めにかなり欲しい中古一戸建てがあり、それが軽量鉄骨製でした。
今の家が木造なので私も軽量鉄骨について調べてみると良くない情報ばかりが目について不安でしたがまずは内覧してみようと。
2月の寒い日の昼間でしたがもう室内も極寒で、誰も居ない自宅に真夜中に帰ってもここまで寒くないだろうというほどでした。
キッチンもお風呂も廊下もトイレもこんなに寒いと暮らしにくそう。夏は夏で近年の猛暑の夏を超すには相当の電気代を覚悟しないといけないな、と急に萎えて購入を見送りました。
まだ家は買えずにいますが軽量鉄骨だけは検討の余地が無いとハッキリ思っています。
積水ハウス施工の立派な家でしたがまーとんでもなく寒かったです。こんな家に居たら冬季は風邪ばかり引くことになりそう。
軽量鉄骨についてお調べならご存じかと思いますが結露も振動も音も凄いらしいです。
幹線道路なんかが近くに会ったらストレスが耐えないでしょうね。
重いので家自体が重量に耐えられず傷むのが早いとも見ました。
それなのに耐用年数は木造と変わらないそうです。
皆さん何がよくて軽量鉄骨を選ぶんだろう?
既にご回答くださっている方がとてもわかりやすく私も参考になると押させていただきましたが、今年の初めにかなり欲しい中古一戸建てがあり、それが軽量鉄骨製でした。
今の家が木造なので私も軽量鉄骨について調べてみると良くない情報ばかりが目について不安でしたがまずは内覧してみようと。
2月の寒い日の昼間でしたがもう室内も極寒で、誰も居ない自宅に真夜中に帰ってもここまで寒くないだろうというほどでした。
キッチンもお風呂も廊下もトイレもこんなに寒いと暮らしにくそう。夏は夏で近年の猛暑の夏を超すには相当の電気代を覚悟しないといけないな、と急に萎えて購入を見送りました。
まだ家は買えずにいますが軽量鉄骨だけは検討の余地が無いとハッキリ思っています。
積水ハウス施工の立派な家でしたがまーとんでもなく寒かったです。こんな家に居たら冬季は風邪ばかり引くことになりそう。
軽量鉄骨についてお調べならご存じかと思いますが結露も振動も音も凄いらしいです。
幹線道路なんかが近くに会ったらストレスが耐えないでしょうね。
重いので家自体が重量に耐えられず傷むのが早いとも見ました。
それなのに耐用年数は木造と変わらないそうです。
皆さん何がよくて軽量鉄骨を選ぶんだろう?
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