教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営をしている者です。

１）戸建の分譲賃貸物件は、所有者が分譲戸建（建売など）を購入して賃貸に出している物件をいいます。多くは当初は所有者が自分が住んでいた物件が多いのですが、購入後いきなり賃貸に出す所有者もいます。

２）「普通借家2年」となっているのは、2年毎に契約更新料がかかる可能性が高いのですが、普通借家の場合は、借地借家法で大家からの解約には「正当事由」が必要になるので、借主が更新を希望して更新料を支払えば、大家が契約更新を拒否できない契約となっています。

３）「分譲賃貸」の戸建ての場合、大家が素人さんの場合も多く、
➀賃貸管理業務を不動産会社に委託していないと、設備の修理に時間がかかったりして、借主が不便を感じることもあるので、大家が直接管理している物件は大家さんの賃貸業経験を不動産屋に聞くことが大事。
②大家が自宅として住んでいた物件には思い入れがあったりして、原状回復費用が厳しく請求されることがあるので、賃貸契約書や重要事項説明書に国土交通省のガイドラインに準拠した契約になるかどうかの確認が大事。（特に戸建はマンションに比べると原状回復の範囲が広くなり費用は高めになるので）
③物件の登記簿を確認し、大家さんが住宅ローンの残った物件を賃貸に題している場合は、銀行の許可を取っているのか、大家さんが賃貸に出した事情は何なのかの確認が大事。

以上、ご参考になれば幸いです。

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総合的な不動産会社に勤めています。

貴方の分譲住宅の認識で間違いなく、
それを賃貸に出すというものです。

普通借家は更新拒絶は原則できません。半永久的に継続するものです。

たまに、住宅ローンを悪用している悪徳業者や個人がいます。賃貸するには金利が高い投資ローンでなけれらばなりません。
住宅ローンは自ら住むから金利が安く、審査も甘くなっているものです。

住宅ローンなのに、銀行に黙って賃貸をすると金消契約（ローン契約）違反になり、債務者は一括返済を求められたりします。
この場合に一括支払えないことが容易に考えられ、銀行の抵当権により差し押さえされ、競売にかけられ、購入者の意向で借りている人も退去することになりえます。そのため、きちんと投資ローンによる抵当権なのか確認した方が良いです。
登記簿謄本を見れば借入変更しているかわかりますから。
まぁ賃貸専門業者だとわからない可能性も高いですけど、きちんと貸せる状況なのか仲介業者は調査義務があります。

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分譲用に販売した一戸建住宅を賃貸に出す場合に分譲賃貸と表記しますね。当初から賃貸用として一戸建を建築するケースはあまり無いです。契約条件が普通借家2年なら余程の事が無い限りオーナーから解約される事は無いです。建物のメンテに関しては一般的な賃貸アパート等と変わらないと思いますが庭が有る場合の剪定や草引き、水遣りや外部汚水枡の清掃、あと地域によっては地元自治会への加入と道路の溝掃除や年間行事への参加、 協力を求められる可能性はあります。

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普通の戸建ての賃貸と考えて良いですね

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