教えて!住まいの先生
Q 【液状化】一級建築士の先生から聞いて 一級建築士の先生から聞いた内容で相談です。 建築は素人目線となりますがお付き合いください。 とある建築物を依頼しており、
建売など戸建と違い、許容応力度計算等(保有水平耐力計算)が求められる構造計算が必要との事です。
ボーリング調査により、表層より20m以深の支持層(Ds層)とする必要があるそうで、液状化は一部の標準貫入試験を行ったNo.2の350galにて生ずるとの事です。
法的(建築基準法)には、許容応力度計算のみ(すなわち一次設計)求められているそうですが、近年の地震(北海道や能登)を考えると、法的には求められなくとも、350galの結果を用いた(マグニチュード7.5で良いです)内容にて、杭の保有水平耐力計算(すなわち二次設計)をした方が良いと思うのですかどう思いますか?
確かに液状化を考慮した検討して、水平地盤反力係数Khを低減、液状化層の摩擦を考慮しない等により、杭頭変位・応力向上。先端支持力の確保等で杭断面up→コスト大は分かりますが…。(群杭を考慮するようなものではなく1柱1本の計画みたい)
下部、二層地盤等は問題ない地盤です
杭頭固定のため、杭頭SC杭の厚みを上げても良いし、鋼管巻きの場所打ち杭等でも良いのですが(杭頭半固定の認定工法でも結構。平面的にゾーニングしても結構。)
建築の世界では「基礎の2次設計は、法的に求められていないからやらない」(建築基準法が最低基準であっても)という認識なのでしょうか?
基礎の根入れ深さによる、杭の水平力低減等を使用できるなら使用しても良いとも伝えております。(なお、上部のDs値は0.30でやってるらしい)
1ヶ月前から、建築構造の本を読み漁るようになり(建築士の先生と話ができるように)
上記の質問を書いたので、業界の人にとっては非常識な事を書いているかも知れませんが、お教えください。
30代 ドライバーより。
ボーリング調査により、表層より20m以深の支持層(Ds層)とする必要があるそうで、液状化は一部の標準貫入試験を行ったNo.2の350galにて生ずるとの事です。
法的(建築基準法)には、許容応力度計算のみ(すなわち一次設計)求められているそうですが、近年の地震(北海道や能登)を考えると、法的には求められなくとも、350galの結果を用いた(マグニチュード7.5で良いです)内容にて、杭の保有水平耐力計算(すなわち二次設計)をした方が良いと思うのですかどう思いますか?
確かに液状化を考慮した検討して、水平地盤反力係数Khを低減、液状化層の摩擦を考慮しない等により、杭頭変位・応力向上。先端支持力の確保等で杭断面up→コスト大は分かりますが…。(群杭を考慮するようなものではなく1柱1本の計画みたい)
下部、二層地盤等は問題ない地盤です
杭頭固定のため、杭頭SC杭の厚みを上げても良いし、鋼管巻きの場所打ち杭等でも良いのですが(杭頭半固定の認定工法でも結構。平面的にゾーニングしても結構。)
建築の世界では「基礎の2次設計は、法的に求められていないからやらない」(建築基準法が最低基準であっても)という認識なのでしょうか?
基礎の根入れ深さによる、杭の水平力低減等を使用できるなら使用しても良いとも伝えております。(なお、上部のDs値は0.30でやってるらしい)
1ヶ月前から、建築構造の本を読み漁るようになり(建築士の先生と話ができるように)
上記の質問を書いたので、業界の人にとっては非常識な事を書いているかも知れませんが、お教えください。
30代 ドライバーより。
回答
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A
回答日時:
2024/10/29 15:19:10
杭関係は地中のことで最も悩むところです。350galで液状化が生ずる=水平加速度150galや200galでは生じない、として回答します。
どこまで安全性を確保するかは、建物の用途と予算との関係で決まります。私なら杭の保有耐力計算までは行う必要はないと思います。
数か所の調査をしているようなので他の柱状図も見て、液状化の恐れがある平面的な範囲と深さで総合的に判断する必要があります。深いところで局部的にFLが1以下になるのであれば、影響は無いと判断できます。調査報告書をみて、水平変位Dcyによる液状化の程度、PL値による危険度で判断します。350galで浅くて厚い層で液状化するようなら、鉛直・水平荷重に対し余裕ある設計をする。杭の保有耐力計算はどこまでやるか、設計者でまちまちです。引き抜きや曲げについては数か所でNGでもよし、とする考えもあります。
どこまで安全性を確保するかは、建物の用途と予算との関係で決まります。私なら杭の保有耐力計算までは行う必要はないと思います。
数か所の調査をしているようなので他の柱状図も見て、液状化の恐れがある平面的な範囲と深さで総合的に判断する必要があります。深いところで局部的にFLが1以下になるのであれば、影響は無いと判断できます。調査報告書をみて、水平変位Dcyによる液状化の程度、PL値による危険度で判断します。350galで浅くて厚い層で液状化するようなら、鉛直・水平荷重に対し余裕ある設計をする。杭の保有耐力計算はどこまでやるか、設計者でまちまちです。引き抜きや曲げについては数か所でNGでもよし、とする考えもあります。
A
回答日時:
2024/10/29 12:34:33
A
回答日時:
2024/10/28 10:43:18
構造を専門でやってる訳じゃないけど、液状化についての論文を見ると不均等に地盤低下する事には言及していますが、全て垂直方向のみの作用が前提となっています。補足で水平方向の揺れが加わると杭の抵抗は無力になるとも書かれていますね。
研究としてはまだまだこれからって感じがします。
垂直・水平方向の作用に対して対応できるような杭や基礎構造を作るというのは現実的な金額になるとは思えないですし、公道や上下水道管は破壊されているので、たとえ家が沈下もせず水平を保っていてもうれしくもなんともない気がします。
そう考えると、あとは施主がどこまでやったら納得するのかって話なのかなって感じです。
研究としてはまだまだこれからって感じがします。
垂直・水平方向の作用に対して対応できるような杭や基礎構造を作るというのは現実的な金額になるとは思えないですし、公道や上下水道管は破壊されているので、たとえ家が沈下もせず水平を保っていてもうれしくもなんともない気がします。
そう考えると、あとは施主がどこまでやったら納得するのかって話なのかなって感じです。
A
回答日時:
2024/10/28 09:51:31
>建築の世界では「基礎の2次設計は、法的に求められていないからやらない」(建築基準法が最低基準であっても)という認識なのでしょうか?
法的に求められていなければやらないです。
次に施主に求められていればやりますが、求められなければやらないです。
で、通常は350galまで構造計算に含めるような検討は、国の重要な建物くらいしかやらないと思いますし、構造耐力自体も通常の1.5倍くらい見るような検討になるので、過剰設計もいいところだと思います。それを望むならやってもらえばいいと思いますが、設計料も工事費もかかるのでどういうメリットがあるのかは謎です。
法的に求められていなければやらないです。
次に施主に求められていればやりますが、求められなければやらないです。
で、通常は350galまで構造計算に含めるような検討は、国の重要な建物くらいしかやらないと思いますし、構造耐力自体も通常の1.5倍くらい見るような検討になるので、過剰設計もいいところだと思います。それを望むならやってもらえばいいと思いますが、設計料も工事費もかかるのでどういうメリットがあるのかは謎です。
A
回答日時:
2024/10/27 15:50:59
土質構成も液状化判定の内容も書かずに杭設計の相談ができると考える
その時点で論外、土質工学や構造設計の基本のキも理解してないのが明白なので、大人しく「先生」の判断に丸投げしましょう
正直、構造屋としてはこの「先生」に同情を禁じ得ないっすよ
その時点で論外、土質工学や構造設計の基本のキも理解してないのが明白なので、大人しく「先生」の判断に丸投げしましょう
正直、構造屋としてはこの「先生」に同情を禁じ得ないっすよ
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