教えて！住まいの先生

土建工事ではよくあることです
公共工事の規定、その基になった裁判例を援用して、
①工事前と比べ水量減少や水質劣化が生じたと『合理的に推測できる』。因果関係とか立証ではないですよ
②それが『受忍範囲を超える』＝生活又は生業に支障が出ている
の場合は、補償する。具体的には井戸や水量確保の工事をする、無理なら金銭。ってのが一般的な取り扱いです
質問のケースだと、隣地が商売として農業や養殖をやっており金銭的被害が明らか…といった事でもない限り補償対象にならない。隣が民家で井戸無しなら事前調査もしないですから
隣地に家ができて日当たりが悪くなった・換気扇から焼き魚の匂いがくるといったレベルの「受忍範囲、お互いさま」といった話に、常識とか裁判ではなると思います

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擁壁と地下水・池の水・植物等との因果関係が立証されなければ
クレームがあったとしても何も出来ないでしょう

科学的に立証してもらい、それが正しければ
その時にもう一度考えれば良いと思います

なので・・・
『擁壁と地下水・池の水・植物等との因果関係を科学的に立証して下さい』
『立証できれば、対応を考えます』
・・・で良いのではと思います

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隣地から地盤改良や擁壁工事のせいで地下水に異常がきたし、池の水が濁り、植物が弱まった

→どのような因果関係でこの事態に陥ったと言ってるのでしょうか。単にあなたの工事のせいでこうなったは法的には通りません。お隣とは険悪になるかもしれませんが根拠がなければ対応しなくてよいです。

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真相はどうなのかわかりませんが、そういう苦情を言ってくる以上は、池の水の汚れ具合（汚れたとはどういう状況を指しているのか）、植物が何と比べてどのような現象で弱まったと判断したのか（植物は元気な年もあれば全体に弱まる年もあります。多くは気候の問題です）をまず科学的に証明し、その上で地盤完了と擁壁工事との因果関係を立証しない限りはすべてが憶測でしかなく、裁判でもお隣には勝ち目はないでしょう。

立証責任は、無実だと言ってる側ではなく、この人は有罪だと主張する側にあります。
「Aさんが加害者でしょう」と言うからには、その根拠を示さなければなりません。Aさんに「やってないなら調査して潔白を証明しろ」ということではないのです。
逆にお隣の人が名誉毀損になります。

もし本当に地盤改良や擁壁工事が原因でそのようになったならお隣はお気の毒ではありますが、このような立証はまず不可能に近いです。
弁護士が調べるにしてもとんでもない費用になるでしょう。

工事業者に連絡し、工事業者が責任を認めるなら工事業者に改善してもらいます。
工事業者が合法的に工事を実施し、そのような問題にはならない、と言うなら、その旨お隣に説明してもらってください。
質問者さまは施主ですが、お隣に賠償するような立場ではありません。
仮に工事に不備があったとしても、ちゃんと是正するよう業者に言う程度です。

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まずは専門家に見てもらって工事が原因かの確認でしょう。

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