教えて!住まいの先生
Q 南西向きの中古マンション購入予定です。夏の暑さが厳しそうです。 対処方法はなにかあるでしょうか?ベランダのある部屋はすだれ等できますが、 ベランダがない部屋は、窓の交換とかでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の辻と申します。
私が中古マンションのホームインスペクションで同様の質問をされたときにご紹介している内容を記載してみます。
他の回答者さんがお書きになっているように、窓は共用部分なので『交換』は行いづらいです。(物理的にはサッシ+ガラスの交換は可能ですが、管理組合の承認を得るなどの作業が大変)
また、内窓を増設すると断熱効果は期待できるのですが、窓の遮音性が高くなることで、マンションの場合は上下階の音が室内に聞こえやすくなることがあります。(常時、外部騒音がうるさい場合は遮音できて良いのですが)
そのため、主に暑さ対策を講じる場合は、「ウィンドウフィルム」の施工をご紹介しています。
参考商品:住友スリーエムの「マルチレイヤーnano」
http://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/recommend/nano/index.html
前述のように、窓は共用部分であるため交換は容易ではありませんが、内側(専有部分)にものを貼るのは所有者の自由です。ほぼ無色透明で外観が変わりませんから、管理組合から異議が出ることもないでしょう。
【ウィンドウフィルムの効果】
太陽の光で、人が主に影響を感じるのは「紫外線」と「赤外線」です。紫外線は物や肌・目の日焼けに関係し、赤外線は暑さに関係しますから、暑さ対策を講じるためには、「赤外線」を軽減しないといけません。
カーテン・すだれは、窓を覆うことで日光を直接遮るので、赤外線を部分的にカットすることで暑さ対策ができます。ですが、外が見えないし、せっかくの明るさを体感することができません。
そこで、赤外線カットの機能を持ったウィンドウフィルムを貼れば、窓を覆うことなく、熱の影響を軽減することができます。(明るさは数値的には少し落ちるようですが、体感では気づかない程度だと思います)
フィルムは完全な無色ではないものの非常に透明度が高いため、至近距離で近づいてじーっと見てみても、貼ってあることにはほとんど気がつかないと思います。(実際に施工を検討される際は、サンプルなどを見せてもらうといいでしょう)
紫外線もカットしてくれるので、家具や人の日焼け防止にも効果があります。
【費用】
製品グレードや、依頼する工事店によって多少違いがありますが、材料・施工代を足して、ガラス面1平米あたり1万6000円程度のようです。
http://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/data/price.html
【施工について】
ウィンドウフィルムは、専用の霧吹きでガラスの内側に水をかけて、水を接着剤代わりに貼り付けていきます。電動の機械は使いませんので、工事に伴う騒音が発生せず、ご近所に迷惑をかけません。
また、工事当日、その場でフィルムをガラスのサイズに合せて切って貼るだけなので、1部屋分であれば2時間~3時間程度で終わるでしょう。(ガラスの大きさや枚数にって多少変わるでしょうけど)
窓前に作業できるスペースが少しあれば工事が可能で、外に出ないのでバルコニーがない部屋でも工事できますし、悪天候のときでも作業に影響はありません。
接着剤代わりの水が蒸発するまでの間は、多少気泡が見えることがありますが、適切な施工技術を持った業者(メーカーの指定代理店)が施工すれば、その後は見た目の違和感はほとんどなくなるでしょう。
注意点としては、フィルムは簡単には剥がれず特別なメンテナンスは必要ありませんが、乾拭きするとフィルムに傷がついてしまうことがあるようです。施工してもらう場合は、お勧めのお掃除の方法を工事店に聞いておきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
私が中古マンションのホームインスペクションで同様の質問をされたときにご紹介している内容を記載してみます。
他の回答者さんがお書きになっているように、窓は共用部分なので『交換』は行いづらいです。(物理的にはサッシ+ガラスの交換は可能ですが、管理組合の承認を得るなどの作業が大変)
また、内窓を増設すると断熱効果は期待できるのですが、窓の遮音性が高くなることで、マンションの場合は上下階の音が室内に聞こえやすくなることがあります。(常時、外部騒音がうるさい場合は遮音できて良いのですが)
そのため、主に暑さ対策を講じる場合は、「ウィンドウフィルム」の施工をご紹介しています。
参考商品:住友スリーエムの「マルチレイヤーnano」
http://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/recommend/nano/index.html
前述のように、窓は共用部分であるため交換は容易ではありませんが、内側(専有部分)にものを貼るのは所有者の自由です。ほぼ無色透明で外観が変わりませんから、管理組合から異議が出ることもないでしょう。
【ウィンドウフィルムの効果】
太陽の光で、人が主に影響を感じるのは「紫外線」と「赤外線」です。紫外線は物や肌・目の日焼けに関係し、赤外線は暑さに関係しますから、暑さ対策を講じるためには、「赤外線」を軽減しないといけません。
カーテン・すだれは、窓を覆うことで日光を直接遮るので、赤外線を部分的にカットすることで暑さ対策ができます。ですが、外が見えないし、せっかくの明るさを体感することができません。
そこで、赤外線カットの機能を持ったウィンドウフィルムを貼れば、窓を覆うことなく、熱の影響を軽減することができます。(明るさは数値的には少し落ちるようですが、体感では気づかない程度だと思います)
フィルムは完全な無色ではないものの非常に透明度が高いため、至近距離で近づいてじーっと見てみても、貼ってあることにはほとんど気がつかないと思います。(実際に施工を検討される際は、サンプルなどを見せてもらうといいでしょう)
紫外線もカットしてくれるので、家具や人の日焼け防止にも効果があります。
【費用】
製品グレードや、依頼する工事店によって多少違いがありますが、材料・施工代を足して、ガラス面1平米あたり1万6000円程度のようです。
http://www.mmm.co.jp/cmd/scotchtint/professional/data/price.html
【施工について】
ウィンドウフィルムは、専用の霧吹きでガラスの内側に水をかけて、水を接着剤代わりに貼り付けていきます。電動の機械は使いませんので、工事に伴う騒音が発生せず、ご近所に迷惑をかけません。
また、工事当日、その場でフィルムをガラスのサイズに合せて切って貼るだけなので、1部屋分であれば2時間~3時間程度で終わるでしょう。(ガラスの大きさや枚数にって多少変わるでしょうけど)
窓前に作業できるスペースが少しあれば工事が可能で、外に出ないのでバルコニーがない部屋でも工事できますし、悪天候のときでも作業に影響はありません。
接着剤代わりの水が蒸発するまでの間は、多少気泡が見えることがありますが、適切な施工技術を持った業者(メーカーの指定代理店)が施工すれば、その後は見た目の違和感はほとんどなくなるでしょう。
注意点としては、フィルムは簡単には剥がれず特別なメンテナンスは必要ありませんが、乾拭きするとフィルムに傷がついてしまうことがあるようです。施工してもらう場合は、お勧めのお掃除の方法を工事店に聞いておきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2012/3/22 12:23:38
ありがとうございました。フィルムにすると思います。
回答
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A
回答日時:
2012/3/17 11:54:34
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