教えて!住まいの先生

Q 中古マンションの配管工事について。 築30年の中古マンションの購入を検討しています。配管工事とフルリフォームで400〜450万かかると聞きました。配管工事をする場合、入居前にすべきでしょう

か。それとも今、大丈夫であれば、入居後でも構わないものでしょうか。配管工事を行うとなると壁紙を剥がさないといけないようで、壁紙はきれいなため今、実施するのはもったいないと思ってもいます。ただ、待つことでいざ、配管工事する際に余分な費用がかさむのは困ります。
配管工事はまだ大丈夫と不動産はいうのですが、それを判断するのはどういった点からなのでしょうか。
教えてください。
質問日時: 2012/8/31 09:53:24 解決済み 解決日時: 2012/9/2 00:50:18
回答数: 3 閲覧数: 1442 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 辻 優子 さん 回答日時: 2012/9/2 00:50:18
専門家
ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の辻と申します。

築30年の中古マンションで、過去に給水管(蛇口につながるほうの管)を交換したことがない住宅であれば、可能であればなるべく早期に配管も交換しておいたほうがいいでしょう。

30年前に使われた給水管は、おそらく鉄製の管ですから、30年前後で腐食して穴が開き、水漏れ事故が起きたりしてもまったくおかしくありません。

何度か、水漏れ事故が起きたマンションの解体や復旧工事に立会ったことがありますが、水が漏れた機器のすぐ周辺だけでなく、床面を大量の水が流れて、かなりの広範囲の内装(床材、壁紙、間仕切り壁)を交換しなくてはならなかった事例は珍しくありません。

ひどい場合は、水漏れになかなか気付かず、部屋に多量のカビが生え、解体・復旧工事に加えてカビの滅菌処理をしなくてはならなかったケースもあります。

また、漏れた水の量が多い場合は、下階住戸にも水が漏れ、下階の水濡れによる被害も補償しなくてはいけませんから、水漏れが発生したときにかかる費用は、フルリフォームする費用よりもはるかに多額になることがあります。

それらを考えると、30年以上経過した鉄管を使い続けることは、リスクを抱えていると言っても過言ではありません。

ですが、いつ水が漏れるのかはわかりませんし、長期間使っていても運良く漏れないこともあります。不動産会社の方が大丈夫とおっしゃってるのも、「絶対に漏れる」とは言い切れず、漏れないほうに賭けた発言でしょう。

部屋の一部をリフォームされるのであればそのタイミングで配管まで交換されることを強くお勧めしますが(別々に工事をすると、あらためて内装を解体・新設するのでかなり割高になります)、しばらくリフォームの予定がないのであれば、いましばらくはそのまま住まれるというのもおかしくはないでしょう。

入居後にリフォームすると仮住まいも発生しますから、いまのうちに水漏れのリスクを無くしておこうと思われるのであれば入居前にフルリフォームを行い、いましばらくは出費せずに住もうという場合は、近い将来、マンションリフォームに詳しいリフォーム会社に配管交換工事について相談されるといいのではないでしょうか。

以上、ご参考にしていただければ幸いです。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2012/9/2 00:50:18

皆さんの意見が参考になり、大変感謝しています。具体的に記載下さったので選ばせていただきました。よろしくお願いします。

回答

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A 回答日時: 2012/8/31 12:25:56
配管替えはしておいた方が良いと思います。入居後に居住しながら工事をするのは、難しいです。仮住まいが出来るのなら可能ですが、基本荷物の無い状態で施工するのがベストだと思います。ちなみにいつ悪くなるかは、わかりません。入居後1か月か10年か 心配なら入居前に設備業者(水道屋さん)を呼んで水圧テスト等点検を依頼してください。
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A 回答日時: 2012/8/31 10:28:25
配管までをいじるのであれば絶対に入居前にやるべきです。

マンションの配管は風呂場、トイレ、洗面、キッチンで通常玄関近くに集中しています。フルリフォームをやるのであれば風呂場やキッチンのリフォームは含まれていると思いますので、それに合わせてやってしまえば配管工事そのものの追加費用は大したことは無いと思います。
見積もりをとる段階でリフォーム業者に配管工事の要否と、それをやった場合、やらなかった場合の費用を聞いて判断することをお勧めします。
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