教えて！住まいの先生

はじめまして、ホームインスペクション（住宅診断、住宅検査）を行っています、建築士の松島と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

一般的なお話をしますと、マンションの廊下や階段の電気は「明るさセンサー式（周囲が暗くなると点灯し明るくなると消灯する）」か「時間タイマー式（決まった時間に点灯や消灯を行う）」または「明るさセンサーと時間タイマーの併用式（昼間でも非常に暗い日には点灯される様なシステム）」になっており、誰かがスイッチを押すのではなく、自動でＯＮ／ＯＦＦがされるようになっている事がほとんどです。このスイッチは通常、管理人室や電気室等で管理され、住人が自ら動かす事はほとんどありません。

理由は、階段や廊下は複数の人が必要とする照明なので、必要な時は勝手に消されては困りますし、また普段点灯しなくてもよい時に点けっぱなしにされても困るからです。

例外として、特定のお部屋の前の専用照明（玄関ポーチ等）についてはスイッチがその住戸内に設置されている場合があります。また、普段は点灯していなくても困らない場所等については「人感センサー式（人が近くを通るとしばらくの間点灯する）」となっている事もあります。

もしも普通にスイッチでＯＮ／ＯＦＦが出来る照明となっているのであれば、各階の階段の入口等についているのではないかと思いますが、今回は賃貸マンションという事ですので、管理人さんがランプが切れている事を知るのが遅れてランプ交換（または修理等）に1週間くらいかかったという可能性もあるかもしれませんね。またいつも通りに点灯しだせばこのケースではないかと思います。

以上です。ご参考まで。

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