教えて!住まいの先生

Q 鉄骨造の車庫の移設工事を請け負いました。 新築の外構の土間に直接アンカーを打つか。それとも独立基礎をしてから建てるか検討しています。 お客さんの予算も限られてる関係でこのような話

になりました。
土間に直接アンカーでは、やはり倒壊の恐れがありますか??

程度の低い質問ですが、どなたか教えて下さい。また何かいい方法もあれば教えて下さい。
お願いします。
質問日時: 2014/4/10 00:07:22 解決済み 解決日時: 2014/4/14 16:58:13
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 和泉達夫 さん 回答日時: 2014/4/14 16:58:13
専門家
はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。
少しお話しさせて頂きますのでよろしくお願いします。

平成12年の建築基準法改正に伴い、多様な構造や工法が認められる性能規定に移行して現在に至っております。
S造車庫の柱脚に関しても、プロセスは異なれど得られる結果が一緒であれば、様々な基礎構造や工法の採用が可能です。
このような前提条件の下で、ご質問の主旨からは独立基礎と同じ強度や安全性が確保できるのであれば、土間コンクリートの上から打込む「後施工アンカー」を採用しても特に問題はありませんが、はたして如何なものでしょうか。
S造車庫の規模が不明ですが、一般的に車庫に採用される独立基礎と同程度の安全性は強度を確保するには、後施工アンカーの打込む本数が現実的ではないぐらいに多くなってしまうことが考えられます。(私の過去の経験から・・・)
また、外構工事で行った土間コンクリートも後施工アンカーを意識して施工した構造となっていないと思われ、アンカーを打込む信頼性に乏しいことが考えられます。

移設後、一年程度で解体してしまうとか期限付きの仮設的な車庫ではなく、恒久的に使用することが明らかなものであれば、安易な工法は回避して実績のある独立基礎を選択されることをお勧めします。

なお、これは車庫やカーポート類に関する付帯情報となりますが、市販のアルミ製カーポートの基礎に関しては、土間コンクリートの拘束効果に期待した「土間コンクリート併用基礎」という柱脚の基礎構造(工法)が業界団体を中心に広められているようですので、参考にしてみるのもよろしいかと思われます。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2014/4/14 16:58:13

もう一度検討しなおしてみます。詳しい回答ありがとうございました、
すごくすごく勉強になりました。

回答

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A 回答日時: 2014/4/10 10:10:44
建築物などを新築、増改築移転(増改築移転部分の床面積が10平方メートル以内のものを除く)、大規模修繕・模様替え、類似でない用途変更をする際には、事前に建築確認を受けなければならない。

となっています

土間の強度も解らないのにアンカーで施工は出来るでしょうか
建築基準の強度が有るかどうかで何とも言えないです。
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