教えて!住まいの先生

Q 中古住宅 床の間横の押入れの柱の曲がり?

と基礎(コンクリート部分)の5~6mmくらいのひび割れについて。
先日そこそこする中古住宅の内見をしてきたのですが、床の間の横の
押入れを占めたところながーい三角みたいな隙間がありました。
建てつけ自体は悪くなくスムーズに動くのですが、柱が曲がってるのか
隙間が出来ており、不動産屋が言うには「木で出来てるので曲がってく
るんですよ」「気になるんなら契約時に削って隙間をなくします」
との返答でした。

またその部屋の外見基礎に5~6mmくらいのひびを発見し指摘したところ、「契約されるのであれば内側からモルタルで流し込み補修しますよ」とのこと。
ちなみに床下収納から床下を確認したところ、見える範囲はとくに腐食などなく、地面はコンクリートで覆われてました。
不動産が言うには企業が販売してる中古物件に関しては変なものは売れない、もし何かあれば2年間は保障があるので大丈夫との事。(床下や天井などちゃんと見てると)
中古住宅のスペックは築20年代、木造、外装内装(最近)リフォーム済み、日当たり風通しは良い

ちなみにリフォームについては、雨どいからのパイプの隙間に塗装の塊がどろっとなったまま固まってて、ちょっと雑かなぁっと感じました。

値段は田舎にしては中の上くらい?ちょっと割高な感じだったんですが
辞めといた方が良いですか?
それとも中古物件ならそれくらいあって当たり前で修復すれば問題ないでしょうか?

よろしくお願いします。
質問日時: 2014/10/9 22:30:38 解決済み 解決日時: 2014/11/21 03:15:08
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 鈴木 雅美 さん 回答日時: 2014/11/21 03:15:08
専門家
はじめまして、建築設計・ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の鈴木と申します。

「買い」かどうかの判断は購入者の様々な判断基準によるところが大きいので助言は出来かねますが、その他について文面から分かる範囲で回答させて頂きます。

①柱の傾き
「品確法」の関連告示に不具合に対しての基準が謳われており、水平・垂直方向共6/1000という基準があります(壁:2m程度以上、床:3m程度以上において)。つまり、1m(1000mm)につき6mm以上の傾きがあった場合は、「構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が高い」といった診断基準になります。

従って押入れの襖高さを1.8mとした場合、1.8×6=10.8mm≦の隙間が空いていた場合は瑕疵の可能性があるかも知れません。(柱・襖共精度が悪い場合もありますし、新築でも多少の隙間が生じているケースもありますので断定はできませんが・・・)

②基礎のひび割れ
0.5mm≦のひび割れは「著しいひび割れ」に相当しますので、5~6mmのひび割れはかなり大きなひび割れだと思います。

表面に塗ってあるモルタルのひび割れであれば構造的な問題は少ないと思いますが、基礎コンクリートに貫通しているひび割れだとすると問題があるかも知れません。針金等を入れてみてどの程度までひび割れがあるのかを確認してみる方法もあると思います。(モルタル厚さは10~30mm程度だと思いますので、それ以上に針金が入る場合はコンクリートまでひび割れている可能性が高いと思います)


また、住宅診断では上記以外にも様々な診断基準に沿って建物を総合的に診断しますので、もし心配があるようでしたらお近くの診断士や診断会社に相談されてみてはいかがでしょうか。
ホームインスペクター検索:http://www.jshi.org/search/

以上、参考となりましたら幸いです。
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