教えて!住まいの先生
Q 築後100年の家を改装中です。床を基礎からやり直し、断熱、気密化をできる限り施したいと思います。まずは床の養生からですが、ベタ基礎にするべきか迷っています。
現状としては、日当たりの悪い部屋の畳+カーペットの床が歩くととふわんふわんとする状態が10年以上前からあり、西側にあるお風呂の脱衣所の床の、マットが敷いてあった部分の板の間の一部がもせて抜けてしまいました。
湿気でもろくなった後、乾燥したという感じで、見つけたときはぱさぱさで、ジュクジュクした感じではありませんでした。10年くらい人が住んでいなかったので、「人が住んでないと、空気が通わないからそういう風になるよ」といわれました。
北側に勝手口があり、土間がセメントですが、梅雨時は表面が濡れています。そこに置いてある靴もじめっとなります。北側の部屋の湿度は、夏には80%位になります。北側の壁の近くに1mほどの石垣があり、風通しが悪い上に、家と石垣の間に落ちた雨水は排水されずに地下に浸透しているので、それが北側の湿気の主因のように思います。
ちなみに床下の断熱は皆無で、床下から隙間風がはいるので通気がいいといえばいいです。ただ、冬とても寒いので、床下の断熱も徹底し、床暖房を入れることを考えています。
床下の状況としては、20年くらい前の増築時に全室暖房をいれ、床下にダクトが通っています。結構床下いっぱいの高さになるくらいのダクトが2本くらい縦断しており、風通しの邪魔になっていることも考えられます。
一方で、床下は土ですが、北側も含め、土はさらさらしています。そのため特にベタ基礎にする必要はないのでは、と大工さんに言われました。
ですので、床下にコンクリートをはるような大掛かりな工事はせず、床は土のままにし、家の周囲に犬走りと排水溝をつけて、雨水が家の周囲の土壌に浸透しない工夫をと思っています。必要であれば、ダクトも取り除いて風通しを良くします。北側の湿気について書きましたが、これも地下から上がってくるというより、雨水が石垣と家の壁の間の土にしみこまないような工夫(犬渡りと排水溝)で対処できるのでは、と考えます。
インターネットでは土の床が悪くないという記事は皆無です。もちろんベタ基礎の方がいいのでしょうが、絶対に必要でしょうか。何を必要の目安とすべきでしょうか。結露さえなければ私は土でもokです。長文申し訳ありませんが、どうかご回答御願い致します。
湿気でもろくなった後、乾燥したという感じで、見つけたときはぱさぱさで、ジュクジュクした感じではありませんでした。10年くらい人が住んでいなかったので、「人が住んでないと、空気が通わないからそういう風になるよ」といわれました。
北側に勝手口があり、土間がセメントですが、梅雨時は表面が濡れています。そこに置いてある靴もじめっとなります。北側の部屋の湿度は、夏には80%位になります。北側の壁の近くに1mほどの石垣があり、風通しが悪い上に、家と石垣の間に落ちた雨水は排水されずに地下に浸透しているので、それが北側の湿気の主因のように思います。
ちなみに床下の断熱は皆無で、床下から隙間風がはいるので通気がいいといえばいいです。ただ、冬とても寒いので、床下の断熱も徹底し、床暖房を入れることを考えています。
床下の状況としては、20年くらい前の増築時に全室暖房をいれ、床下にダクトが通っています。結構床下いっぱいの高さになるくらいのダクトが2本くらい縦断しており、風通しの邪魔になっていることも考えられます。
一方で、床下は土ですが、北側も含め、土はさらさらしています。そのため特にベタ基礎にする必要はないのでは、と大工さんに言われました。
ですので、床下にコンクリートをはるような大掛かりな工事はせず、床は土のままにし、家の周囲に犬走りと排水溝をつけて、雨水が家の周囲の土壌に浸透しない工夫をと思っています。必要であれば、ダクトも取り除いて風通しを良くします。北側の湿気について書きましたが、これも地下から上がってくるというより、雨水が石垣と家の壁の間の土にしみこまないような工夫(犬渡りと排水溝)で対処できるのでは、と考えます。
インターネットでは土の床が悪くないという記事は皆無です。もちろんベタ基礎の方がいいのでしょうが、絶対に必要でしょうか。何を必要の目安とすべきでしょうか。結露さえなければ私は土でもokです。長文申し訳ありませんが、どうかご回答御願い致します。
質問日時:
2014/11/18 02:37:09
解決済み
解決日時:
2015/2/24 03:15:17
回答数: 4 | 閲覧数: 287 | お礼: 100枚
共感した: 0 この質問が不快なら
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2015/2/24 03:15:17
回答
3 件中、1~3件を表示
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A
回答日時:
2014/11/21 07:56:12
初めまして、あなたが求めている既存住宅の「高断熱化工事」に詳しい者の一人として、お話をさせて頂きます。
http://shinjukyo.gr.jp/?page_id=12
「断熱リフォームの実例」をご覧ください。 詳細については事務局にお聞きください。
http://shinjukyo.gr.jp/
まずは以下の様な問題点がありますので、これについての「回答」をお願いします。
①「改装中」と書かれていますが、担当している建築会社は「高断熱・高気密」を熟知した会社なのでしょうか? 特に「既存住宅」の場合には、建築会社選びが極めて重要ですから、ここがいい加減だと「高断熱化住宅」の完成は難しいですよ。
②建築会社はあなたの「疑問」に対して、どの様な「回答」をしていますか? 「ベタ基礎」が良いのか? 「布基礎」のままでも良いのか? は現状の土質にも影響されるので、担当している会社でしか正確な判断は難しいのです。
勿論「安全策」から言えば「ベタ基礎」の方が有利なのですが、これも「金額」との兼ね合いで決まりますから即答は出来ませんね。
③肝心の使う断熱材の「種類」と「厚み」を書いてみてください。 その上で「窓の性能」を確保する為に、どの様な組み合わせを選択していますか? Low-eなどは使っていますか?
④一番肝心な「建設地域」はどこでしょうか? 「寒冷地」と「温暖地」では回答内容が変わりますので、県名で良いので書いてください。
「補足」があれば「追記」が可能です。
http://shinjukyo.gr.jp/?page_id=12
「断熱リフォームの実例」をご覧ください。 詳細については事務局にお聞きください。
http://shinjukyo.gr.jp/
まずは以下の様な問題点がありますので、これについての「回答」をお願いします。
①「改装中」と書かれていますが、担当している建築会社は「高断熱・高気密」を熟知した会社なのでしょうか? 特に「既存住宅」の場合には、建築会社選びが極めて重要ですから、ここがいい加減だと「高断熱化住宅」の完成は難しいですよ。
②建築会社はあなたの「疑問」に対して、どの様な「回答」をしていますか? 「ベタ基礎」が良いのか? 「布基礎」のままでも良いのか? は現状の土質にも影響されるので、担当している会社でしか正確な判断は難しいのです。
勿論「安全策」から言えば「ベタ基礎」の方が有利なのですが、これも「金額」との兼ね合いで決まりますから即答は出来ませんね。
③肝心の使う断熱材の「種類」と「厚み」を書いてみてください。 その上で「窓の性能」を確保する為に、どの様な組み合わせを選択していますか? Low-eなどは使っていますか?
④一番肝心な「建設地域」はどこでしょうか? 「寒冷地」と「温暖地」では回答内容が変わりますので、県名で良いので書いてください。
「補足」があれば「追記」が可能です。
A
回答日時:
2014/11/18 11:17:50
現場監督をしています。
ぼくも文面を読む限りではコンクリートを打つ必要はなさそうかなって思いますよ。(因みに正確にはベタ基礎にはならないので、布基礎に防湿コンクリートを打つということになります。)
床がバウンドするのは床板自体がしなっている可能性もありますが、地束が痩せて浮いている可能性が高いと思います。築100年の建物を断熱化気密化するのは決して簡単な工事ではいかないと思いますが、正しい知識を持って施工しないと思わぬ不具合が出る場合がありますよ。雨仕舞も今と考え方が違うことがありますので。
健闘をお祈りします。
ぼくも文面を読む限りではコンクリートを打つ必要はなさそうかなって思いますよ。(因みに正確にはベタ基礎にはならないので、布基礎に防湿コンクリートを打つということになります。)
床がバウンドするのは床板自体がしなっている可能性もありますが、地束が痩せて浮いている可能性が高いと思います。築100年の建物を断熱化気密化するのは決して簡単な工事ではいかないと思いますが、正しい知識を持って施工しないと思わぬ不具合が出る場合がありますよ。雨仕舞も今と考え方が違うことがありますので。
健闘をお祈りします。
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
地面からの湿気を防ぐ方法は、防湿コンクリートだけではありません。地面に防湿シートを敷くだけでも効果はありますので、安全側の対策として検討してみてはいかがでしょうか。防湿シートの継ぎ目の上に石や砂などを置いて、換気口からの風でめくれないようにしておくとよいでしょう。
ちなみに、前に回答された方が書かれているように、「ベタ基礎」というと基礎の構造の一部のことですが、今回施工を検討されているのは床下からの湿気を防ぐ目的の「防湿コンクリート」で、建物の構造とはなりません。
ご参考になれば幸いです。
地面からの湿気を防ぐ方法は、防湿コンクリートだけではありません。地面に防湿シートを敷くだけでも効果はありますので、安全側の対策として検討してみてはいかがでしょうか。防湿シートの継ぎ目の上に石や砂などを置いて、換気口からの風でめくれないようにしておくとよいでしょう。
ちなみに、前に回答された方が書かれているように、「ベタ基礎」というと基礎の構造の一部のことですが、今回施工を検討されているのは床下からの湿気を防ぐ目的の「防湿コンクリート」で、建物の構造とはなりません。
ご参考になれば幸いです。
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