教えて！住まいの先生

はじめまして、建築設計・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の鈴木と申します。

詳細が不明ですが、『木造・持家・引違い扉（２枚の建具があり左右から出入りできるタイプ）』と仮定して回答させて頂きます。

＞ドアに変えることは物理的に可能でしょうか？
⇒可能です。

構造的なことを考えれば「ドア⇒引戸」よりも、「引戸⇒ドア」の方がリフォームを行い易いと思います。

なぜならば、ドアの場合はドアの両側に柱がある可能性があり、その場合は柱を避けるように引戸を壁面よりはみ出させる必要がでてきます。一方で、引戸（引き違い戸）の場合は、片方にドアを設置して、反対側は間仕切り壁と呼ばれる構造的には関係の無い壁を設置するだけで良いからです。

リフォームの手順としては、①引違戸+建具枠を撤去 ②新規ドア枠及び（空いてしまう開口部の）壁下地を設置 ③新旧の壁がつながる場合は、きりの良いところまで既存壁紙を撤去 ④壁紙張り ⑤新規ドアの設置 となります。

文面から判断しただけですので、リフォームを行う場合は工務店等に現地を見てもらいながらご相談されることをお勧めします。

以上、参考となりましたら幸いです。

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