教えて!住まいの先生

Q 初めて一軒家を購入するに当たり、危機管理上考慮すべきポイントは以下において妥当に満たされていると言えるでしょうか?

災害の頻発する日本においては、以後数十年の定住を考慮したリスクマネジメントが必要です。

・震災の考慮
付近に活断層が無いこと。
付近の地盤が堅固であって液状化や地崩れなどの心配がないこと。
RC壁式構造による耐震設計もしくは
制振・免震構造を導入すること。
付近に倒壊の恐れのある建物が無いこと。

・火災の考慮
住宅密集地域から離れており、他の住宅と面する壁面の開口部には鉄線入りの強化ガラスを用いること。
フェーン現象の生じやすい地形でないこと。
極端に火災を生じやすい施設(可燃性製品の製造工場や倉庫、石油プラントなど)が付近にないこと

・水害の考慮
付近の河川の上流にはダムや関門、堤防があり、堤防を決壊地点となるような不自然な蛇行が無いこと。
付近に水量の多い用水路が無いこと。
山の斜面からの水が流入する恐れのある地形でないこと。
海岸までの距離と標高が十分であり津波の到達する恐れのないこと。
周囲より低地でないこと。

・その他の偶発的な被害の考慮
空港までの距離が十分であり、上空に離陸や滑走路進入のための空路が無いこと。
交通量の多い幹線道路に直接接続していないこと。
消防署や病院までのアクセスが良く、迅速に消防や救急のサービスが受けられること。
付近の治安が悪く無いこと。
学校や職場までの経路途中で特に危険な箇所が無いこと。
質問日時: 2017/6/10 01:05:00 解決済み 解決日時: 2017/6/14 03:16:03
回答数: 2 閲覧数: 170 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2017/6/14 03:16:03
災害リスクについては概ね良いかと思いますが、何点か補足させて下さい。

RC壁式や免震は費用対効果が薄いかも知れませんので、十分に検証された方が宜しいかと思います。

堅固な地盤は重要です。ハウスメーカーが言う堅固な地盤は、軟弱ではないというだけですので注意して下さい。地盤調査データが得られなければ、古来からの住宅地で、造成されていない土地が無難です。
ちなみに将来性を考えると過疎化のない駅近などが良いのですが、堅固な地盤と相反しますので、これも十分にご検討下さい。

交通量の多い幹線道路には接続している方が、復旧が迅速なので災害時のリスクは低いです。但しお子様などの交通事故のリスクや騒音とは反します。

近年では、災害に備えて、住宅の通信環境を整備しておく事をお勧めしておきます。

最後に、資産価値を高めておく事が最大のリスクマネジメントになります。住宅性能評価の取得や売りやすい間取り(特殊な間取りにしない事)などが考えられます。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2017/6/14 03:16:03

なるほど、とても参考になります。
回答頂いた方有難うございました。

回答

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A 回答日時: 2017/6/10 21:12:27
>以下において妥当に満たされていると言えるでしょうか?
残念ながら一番重要なポイントが抜けています。
それは「地域の連帯」という言葉です。
現代人のコミュニティは連帯という言葉を忘れてしまいました。
大災害では貴殿の書かれた全てが機能しなくなります。

気楽にいきましょう。Take It Easy・・・・・・・
連帯・・・この言葉が生きている街に住みかを見つけるべきです。
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