教えて!住まいの先生

Q コア抜きによる鉄筋切断

配管貫通部などの為のコア抜きの際にどうしても躯体鉄筋を切断する場合、躯体への影響を計算式などにより

算出する事は可能でしょうか?

また、強度を維持する為の教科書的な補修方法はあるのでしょうか?
質問日時: 2009/4/7 20:42:50 解決済み 解決日時: 2009/4/22 03:15:37
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A 回答日時: 2009/4/22 03:15:37
現場代理人です。
コア抜きも、壁なのか、梁なのか、によって建物に与える影響は大きく変わってくると思いますが、最近ではニュースなどでも大きく取り上げられるようになって来ましたね。
コア抜きの際に鉄筋を切断した場合に、「躯体への影響」を算出出来るかどうかは私はわかりません。が、
構造設計などをしている設計屋さんに、どの鉄筋を何本切ったのか問合わせれば、何らかの答えを得られると思われます。
また、コア抜き時に切断した鉄筋に対する教科書的な補修方法も、「共通仕様書」及び「改修工事共通仕様書」などには一切出てきません。
ただ、公共物件の改修工事の設計図の特記などでは、「躯体へコア開口した場合に、連続繊維などで計算された方法で補強しなさい、ただし、事前に監督職員と協議しなさいよ」
というようなことが謳われている場合があります。これは、簡単に言うと、カーボンシートなどの補強用繊維をコア抜き部の周辺に何層かで貼付け、切断した鉄筋と同等以上の強度(引張剛性)を持たせるという方法です。
これならば、コア抜き後の躯体表面の仕上材の復旧にもそれほど影響が無いと思われ、改修向きだと思います。
ただ、厳密な事を言いますと、コアによって切断された鉄筋の、コンクリートのかぶり厚さが0(ゼロ)ですので、その鋼材の腐食防止はどうするのか、も検討しなければならないと思いますが・・・(汗)。

繊維補強についてはネットで「炭素繊維補強」や、「繊維補強」などで検索すれば、取扱業者はいくつも出てきます。
以上参考まで^^;勉強不足な点があったらスミマセン。
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