教えて！住まいの先生

kuronekodaisuki2015さん、はじめまして。
ホームインスペクションや内覧会立会いを行っている辻と申します。

結論から言いますと、ご本人たちが腑に落ちていない段階で契約するのは、基本的にはお勧めしません。

金銭的なところでいえば、５０００万円のローンを合算収入１９００万円で組まれるということですから、奥様がお仕事をやめられなければ特段問題のない購入金額だと考えます。ご年齢も、住宅を購入される方にとても多いご年齢です。（我が家も数年前に夫３９歳、私３５歳、子供０歳とあまり変わらない頃に３５年ローンで購入）

私はファイナンスは専門ではないので、契約前に一度、住宅ローン含めた家計全般のコンサルティングを行っているFPにご相談することを強くお勧めしますが、このご収入が継続（向上）するならば、数字的には引きとめられないのではないかと思います。

ですが「今仕事続けているけど、今後子供との時間をつくるために仕事をセーブ又は辞めたいと思ったときどうなんだろう」「行かせたいと思う学校が出てきたとき大丈夫だろうか」という不安は、人に大丈夫と言われてもなかなかぬぐえないものです。

kuronekodaisuki2015さんのご不安を減らすには、家計（将来設計）の助言とご家族の「やっていけるはず！（またはやっぱりちょっとダメかもね）」という結論出しの２つが必要だと感じます。

お子さんの将来かかるお金や２人目が生まれたら・・・ということは必ず頭をよぎる話ですが、これまた考えても将来のことなので決めることができません。

先のことはどれもこれも「たられば」ですから、数字という客観的な情報をもとにご家族であーだこーだと話し合われ、未来に答えはないものの「よし、これで前に進もう！」とご夫婦で覚悟を決めるという順序が大事だと思います。

すでに何度も話し合われたかもしれませんが、以下を再度通過して、今の新築で進むのか、もう少し考慮するのか決めてみてはいかがでしょうか。

●奥様は仕事を続け、収入額が下がらない（下げない）前提で考えていいか
→子育てのために少し時間を作りたいと思う可能性はないか？
→２人目ができたときそう思う可能性はないか？

●物件は今見ている新築のみで検討を進めていいか
→この物件がいいことと「今買う」必要性は一致しているのか
→これを見送り、仮に来年買うことになって何か支障はあるか
→築浅の中古を視野に入れなくていいか
（似た立地環境と広さの築浅の中古マンションは、新築とほぼ居住性に差はないのに購入金額が下がることも）

●お子さんの進学費用を親御さんに協力してもらえる可能性はありそうか
→原則頼らない姿勢であっても、もし必要になったときに協力してもらえる資力・意欲はありそうか
（期待するものではないとしても、本当にダメなのか何とかなりそうなのか。今は孫への教育資金贈与は非課税ですし）

契約が近付いているということから、それに間に合うように話し合って決めるのか、または、それでもなんとも腑に落ちないのであれば、見送る勇気も必要です。

以上、ご参考になれば幸いです。
すてきなご新居が見つかりますように！！

• 参考になる：0
• ありがとう：0
• 感動した：0
• 面白い：0

この回答が不快なら