教えて!住まいの先生

Q 京都の祇園、上七軒(西陣)、金沢の武家屋敷跡のような街並みって外国人だけでなく日本人も大好きだと思うんですが、なぜ消えていくばかりで全然増えないのでしょうか?

お金持ちの資産家や市区町村は存在するのに全然増えません
あの街並みにはどういう問題がありますか?

能登半島地震では珠洲の歴史ある木造建築(神社仏閣や酒蔵)は倒壊していないし、そのへんの大工さんではなく適切な耐震知識のある建築士や施工士が建築したら地震は大丈夫だと思うんです
火災は仕方ないかもですが、結局のところ洋風建築でも燃えるときは燃えますし

・虫が出やすい(入ってきやすい)
・冬がとても寒い
・石畳や石の階段が雨や雪の日に滑りやすい?
・木造家屋なので指や足にトゲが刺さりやすくて地味にストレス
・シロアリ対策や野生動物が住みつきやすい

とか?
質問日時: 2024/4/23 11:01:09 回答受付終了
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A 回答日時: 2024/4/24 11:39:05
まず、現存してるのは地区ごとに条例や法令で守られて、かつ、公金も維持費に投入されてたりするから残ってます。観光的歴史的価値からですね。
あとは実在に住むには現代の生活について行けてない問題(車社会である搬入や動線、寒さ、暑さ、耐震、維持コスト)がある。
特に耐震は現代の法令に則って再設計すると、開口部補強の増大や柱自体が足りてない等の問題です。そもそも伝統建築は現代の基準法令以前のものであってバランスが取られてるもので、出来て何百年も経てば強度は落ちるし、地震を何回も受けても強度は下がります。んじゃ、今あるのは耐震やべーのかといえば、補強は大学の先生達が頑張っていろいろしてるので基準法外で特例扱いで頑張っており、金は公金導入です。

次に増えない理由はとくにコストです。昔は建築は木造しか無かったから材料の流通はあったが現代は少なくというかないし超高額。工事期間は長い(乾燥養生が季節単位、酷いと年単位)
こういった建物は当時は一族(何十人も住まうし)の財産を計画的に賄って、何世代も使うし商売の為でもあるので、例えるなら現代感覚の個人の家ではなく事業計画が大きめな店舗で一族郎党が今後100年以上そこで生活し営業し使うもの的な建築なわけです。費用が高額になる感じがわかりますか?
時代も時間の流れも違う現代では経済産物としては完全に合わない物なんです。
残して増やしたい気持ちも、自分も同意見ですが、現代ではリスクとコストとメリットを天秤に掛けて増えない訳です。
観光面では歴史的な街並みは京都一強みたいなもんなので、県や市がどんなに公金投入してもそもそもの規模の違いと桁違いで負けてるので、新規はもうないです。
彦根、松本市が古い建物の移築を集中して街並み形成を試みてるので、こういう事例が増える事くらいと思います。まぁソレでもこの市達は城持ちだから。
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