教えて！住まいの先生

電動工具の修理をしております。
これはモーターが熱くなり、モーターに巻いてある
エナメル線が高温のため、絶縁材であるエナメル樹脂が
燃えて煙になったものだと思います。
少しくらいならいいのですが、長時間続けると、
エナメル樹脂が燃えきって、隣同士のエアメル線が導通し
コイルの巻き数が減ってしまうことになり、磁界の発生量が減って
電流が流れやすくなるために、モーターの電流値が上がり
モーターが熱くなり、カーボンブラシの火花も大きくなって、
回転力が落ちてきます。
この現象を通称”モーター焼け”専門用語でレヤーショート”と言います。
この場合の対処法はモーター交換するしかありません。
ディスクグラインダーですと修理代で新品が買えるほどになります。

そうならないためにも、今までのような、長時間モーターの回転数が
落ちるような負荷作業は避けてください。
研磨作業と言うことですので、できるだけ切削能力の高い
砥石を使い、できるだけベタ当てではなくモーターのコード側を
高めに上げて、砥石の接地面積を小さくすると、モーターの負担が
少なくなり、且つ削れ方が速くなります。
道具は大切に且つ有効に使ってください！

• 参考になる：3
• ありがとう：0
• 感動した：0
• 面白い：0

この回答が不快なら