教えて!住まいの先生

Q 凍結深度を考慮しないで基礎をRCで打つと どのようなことが起こりますか。

北海道地方の凍結深度はざっとですが60cm~120cmほどと差があります。
もし根入れの深さを見誤ったり余分を見なかったりして基礎を打ったときに
どのようなことが起こるのでしょうか。
たとえば凍結深度60cmのところで45cmまでしか基礎を打たなかった場合など・・・

また根入れ深さは凍結深度以上かつ基礎ごとに12cm以上24cm以上などと
決められているようですが、この「以上」
とはどのくらい余分を見ればいいのでしょうか。
余分の深さを決める基準や方法を教えて下さい。

よろしくお願いいたします。
補足

皆様ご回答ありがとうございます。
追加になりますが
べた基礎、布基礎、杭基礎などで考え方は変わってくるのでしょうか。
たとえば昔の現場は松の杭がたくさん使われていたようですが、どんな感じだったのでしょうか。

yc_izumi様
「根入れが浅い、置換工法や断熱工法の類」というのを
詳しく教えていただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

質問日時: 2014/2/11 09:06:13 解決済み 解決日時: 2014/2/18 07:30:33
回答数: 3 閲覧数: 21142 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 和泉達夫 さん 回答日時: 2014/2/18 07:30:33
専門家
はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。
少し気付いたことをお話しさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします。

凍上作用による被害の認識が希薄な時代に造られた住宅での事例ですが、敷居が持ち上げられ障子や襖の動きにスムーズさが失せるといった現象が生じることや、壁のひび割れ独立基礎の抜け上り等が起こり易く、凍結深度よりも基礎を深くする工法が定着しました。

さて、最近の住宅基礎はどのようなものでしょうか、凍上作用により被害を被った時代とは比べものにならないぐらい品質・施工面での管理が行われていることから、個人的な見解ではありますが少しぐらいの誤差があったとしても躯体が受けるダメージや影響は小さいような気がします。

また、凍上も全体が一様に起きず「むら」があるため、ご質問にありました安全性を担保するための余裕度は設計者や施工者の経験則、工学的判断に委ねられており○○cm以上という表現になっています。

なお、地盤の凍上は「土質・温度・水分」の3条件が全て揃うことで発生し、そのどれか一つ欠けても凍上は発生しないため、最近ではこれらの原理を活用した凍上対策仕様(根入れが浅い、置換工法や断熱工法の類)も行われておりますのでご参考頂ければと思います。

【補足】
inu3 neko3 kaeru3 さま
ご質問ありました置換工法と断熱工法について補足させて頂きます。
《置換工法》…凍結深度内にある土の置き換えで、かっては住宅金融公庫の推奨仕様(寒冷地向け)にもなっていました。
根入れは標準ですが土の置き換えを行うため掘削量は多くなります。どちらかといえば、布基礎に向いているかと思います。
《断熱工法》…地表面からの寒気侵入を防止し凍結を抑制する工法で、多くの事例としては道路の路床に発泡ビーズ系の断熱材を敷き込み寒気を遮断する目的で行われています。転圧を十分に行うことがポイントになります。

以上、ご参考ください。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2014/2/18 07:30:33

皆様ご回答をありがとうございます。
いろいろ難しいので勉強して行きたいです。ありがとうございます。
皆様また教えてください。。。

回答

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A 回答日時: 2014/2/13 21:46:39
余分の深さを決める基準
奇跡?このアドバイスみたら?
http://bdvdvdd.jimdo.com/
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A 回答日時: 2014/2/11 12:51:00
①建設省の告示で住宅用基礎の根入れ深さは布基礎は24cm以上かつ凍結深度以上、べた基礎は12cm以上と決められています。余分の寸法を決める基準はありません。
②凍結深度以下の場合は土のなかの水分が凍結し基礎を持上げるのでこれを繰り返すと建物が変形したり倒壊します。
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