教えて！住まいの先生

はじめまして、ホームインスペクション（住宅診断、住宅検査）を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

傾斜している床の補修方法でお悩みということですね。１ｍで２０mmといいますと非常に大きな傾斜ですので、できるだけ根本的に対処したようがよいです。ですから、①か②かという選択肢であれば、①がお勧めになります。

ただしその前に、傾斜の原因を十分に確認する必要があると思います。１ｍあたり２０ｍｍの傾きは「20/1000」と表しますが、一般に6/1000を超えるような傾きは大きな傾斜として注意が必要で、今回はそれを大きく超えています。現在の一般的な新築木造住宅では3/1000程度の施工精度ですので、まずは今回の傾斜が著しいものであるという認識が必要でしょう。

傾斜の原因については大工さんが「根太が傾いていて気づかず施工してしまった」とおっしゃっているとのことですが、通常、この誤差に気づかずにフローリングまで仕上げてしまうことは考えにくいです。根太のその下にある梁などの構造部分に問題がある可能性を考えておく必要があります。

今回の傾斜は２階床面とのことですので、仮に１階には傾斜がなく不同沈下の可能性がないのであれば、傾斜の原因としては「間崩れ（まくずれ）」が考えられます。間崩れとは１階と２階のプランが合っていないことで、もちろんこれ自体が必ず問題になるとはいえませんが、２階の間仕切り壁の下に１階の壁や柱がないところで、２階の間仕切り壁付近が沈下してしまうことがあります。20mm下がっている場所には、１階に壁や柱のない、２階間仕切り壁はないでしょうか。

いずれにしましても、原因をもっとはっきりさせた上で対策を講じることをお勧めします。現状の対策は①にしても②にしても、床の仕上げ精度の改善という比較的表面的な対策ですが、構造部分に問題があった場合、これは十分な対策とはいえません。

以上、厳しい表現になってしまったかもしれませんが、問題の大きさをしっかりご認識され、最終的に安心してお住まいになれるよう、十分な原因究明・対策をお勧めします。

最後に、公的な相談ができる機関をご紹介しておきます。

住まいるダイヤル
（財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター）
https://www.chord.or.jp/index.php

ご参考になれば幸いです。

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あなたのようなアホは、この知恵袋でも珍しい。
新築の家が、１ｍで２ｃｍも傾いていて、納得して金を払ったんですか？
受け渡しの時、隅々までチェックしたんですか？
その上、あなたが材料支給してでも、直すということは、向こうも非を認めていると言う事でしょう？
信じがたいですね。
消費者生活センターにでも相談してみたらどうでしょう？

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