教えて!住まいの先生
Q 住友林業で家を建てた人にお聞きします。住友林業の家は壁が超強いと聞いたのですが、台風でもびくともしませんか?
質問日時:
2019/12/22 03:19:43
解決済み
解決日時:
2019/12/23 20:12:02
回答数: 3 | 閲覧数: 2316 | お礼: 25枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2019/12/23 20:12:02
①「ビックフレーム工法」の様な「木質ラーメン工法」は、そもそも強い建物を作る為の工法ではありませんから、勘違いをしないでくださいね。
②「木質ラーメン」のそもそもの目的は、柱の間隔を出来るだけ離した「無柱空間」を作る事で、「事務所」や「店舗」の為の建物に使うのが当初の目的だったのですが、「防火性能の法規制の緩和措置」が思うほどには進まなかったので、都市中心部で普及しなかったので、明らかな「オーバークオリティ」なのは分っていたのですを諦めて、あえて「住宅に採用しただけ!」で、相変わらず「費用対効果」は悪いので、余分なお金がある人以外は止めた方が良いですよ。
③その話の延長線上で言えば、オーストリア生まれの「CLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)」の方が、耐力だけ言えばより強いのでご検討ください。 但し価格は同じ大きさの「RC造(鉄筋コンクリート)」よりも今の日本では高いので、その点はご容赦ください。
https://nc-labo.jp/lp/lp-01.php?gclid=Cj0KCQjw9fntBRCGARIsAGjFq5GsZusr84pA-ZJAJ8wZimG46ZU6qWgpKhJFaAOnqX4SFebXRyzENSkaAsL3EALw_wcB
④あなたが建物の「構造計算」を、正しく理解して頂ければ分かると思いますが、単に1枚の壁だけを「強くしても!」期待するほどの効果が無い事は、すぐに分かりますよ。
建物で一番重要なのは「全体でのバランス」なので、一点豪華主義を受け付けてくれないのが「許容応力度」の世界なのです。
⑤壁を「強くする(壁倍率の向上)」ほど、基礎には強い「引き抜き力(N値)」が掛かりますし、梁と柱、柱と土台の間にも、強力な引き抜き力が発生するので、この力に耐えないと、強くした壁の意味はありません。
壁が強いほどそれを受け止める「床面(水平構面)」が強くないと、上から見ると「ひし形」に簡単に変形してしまいますので、この点からも最近の「在来工法」は、より2×4に近くなっていますので、その点にご理解ください。
⑤それと「地震」への対応策と、「耐風」への対応とでは、双方に違う点がありますので、以下の内容も参考にしてください。
(1)地震では軽いほど有利になる点:
木造の様な「軽い建物」は、「RC造」などの様に重い建物と比べた場合、地震の揺れに対して、「脆弱破壊(余りにも弱くて壊れる事)」さえしなければ、相当な地震にも耐える上に、地盤に与える影響も少ないので、とても有利になるのです。
(2)台風対策では必ずしも軽いほど有利とはならない点:
しかし強風に対しては地震対策とは「真逆」になり、「重い建物ほど有利!」で「軽いほど不利になる!」のです。
http://www.house-support.net/seinou/taisinntoukyuu.htm
この仕組みが分かっていれば、何故?「耐震等級1~3」とは別に、「耐風等級1~2」があるのか? が分かるはずですし、何故?「重いRC造」に「免震装置」の採用が多いのかも、分かるはずですよ。
「補足・返信」があれば「追記」が可能です。
②「木質ラーメン」のそもそもの目的は、柱の間隔を出来るだけ離した「無柱空間」を作る事で、「事務所」や「店舗」の為の建物に使うのが当初の目的だったのですが、「防火性能の法規制の緩和措置」が思うほどには進まなかったので、都市中心部で普及しなかったので、明らかな「オーバークオリティ」なのは分っていたのですを諦めて、あえて「住宅に採用しただけ!」で、相変わらず「費用対効果」は悪いので、余分なお金がある人以外は止めた方が良いですよ。
③その話の延長線上で言えば、オーストリア生まれの「CLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)」の方が、耐力だけ言えばより強いのでご検討ください。 但し価格は同じ大きさの「RC造(鉄筋コンクリート)」よりも今の日本では高いので、その点はご容赦ください。
https://nc-labo.jp/lp/lp-01.php?gclid=Cj0KCQjw9fntBRCGARIsAGjFq5GsZusr84pA-ZJAJ8wZimG46ZU6qWgpKhJFaAOnqX4SFebXRyzENSkaAsL3EALw_wcB
④あなたが建物の「構造計算」を、正しく理解して頂ければ分かると思いますが、単に1枚の壁だけを「強くしても!」期待するほどの効果が無い事は、すぐに分かりますよ。
建物で一番重要なのは「全体でのバランス」なので、一点豪華主義を受け付けてくれないのが「許容応力度」の世界なのです。
⑤壁を「強くする(壁倍率の向上)」ほど、基礎には強い「引き抜き力(N値)」が掛かりますし、梁と柱、柱と土台の間にも、強力な引き抜き力が発生するので、この力に耐えないと、強くした壁の意味はありません。
壁が強いほどそれを受け止める「床面(水平構面)」が強くないと、上から見ると「ひし形」に簡単に変形してしまいますので、この点からも最近の「在来工法」は、より2×4に近くなっていますので、その点にご理解ください。
⑤それと「地震」への対応策と、「耐風」への対応とでは、双方に違う点がありますので、以下の内容も参考にしてください。
(1)地震では軽いほど有利になる点:
木造の様な「軽い建物」は、「RC造」などの様に重い建物と比べた場合、地震の揺れに対して、「脆弱破壊(余りにも弱くて壊れる事)」さえしなければ、相当な地震にも耐える上に、地盤に与える影響も少ないので、とても有利になるのです。
(2)台風対策では必ずしも軽いほど有利とはならない点:
しかし強風に対しては地震対策とは「真逆」になり、「重い建物ほど有利!」で「軽いほど不利になる!」のです。
http://www.house-support.net/seinou/taisinntoukyuu.htm
この仕組みが分かっていれば、何故?「耐震等級1~3」とは別に、「耐風等級1~2」があるのか? が分かるはずですし、何故?「重いRC造」に「免震装置」の採用が多いのかも、分かるはずですよ。
「補足・返信」があれば「追記」が可能です。
質問した人からのコメント
回答日時: 2019/12/23 20:12:02
「層間変形角」を1/300以下にしてください
ですね。覚えられるか分かりませんがお願いしてみます!
回答
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A
回答日時:
2019/12/22 08:37:30
壁が強いは、お相撲さんのCMのイメージではありませんか?
◯水ハウスのシャーウッド
◯サワホームのMJWOOD
街の工務店がライセンスで建てるSE工法も同じ構造です。
◯友林業よりも安く建てられます。
◯水ハウスのシャーウッド
◯サワホームのMJWOOD
街の工務店がライセンスで建てるSE工法も同じ構造です。
◯友林業よりも安く建てられます。
A
回答日時:
2019/12/22 03:50:05
BF(ビッグフレーム)工法であれば、特許を取ったものではないので、どの会社でも施工することができますよ。
特徴と言えば、強度を上げるというよりは、
560cmの幅で、パネル工法910の幅の強度を確保できるので、
『開口部を広くする』
ということを重視した構造かと。
910の幅を確保して、パネル併用で構図躯体を作れば、ビスの本数で強度を上げることができるので、
住林のビッグコラム(幅のある柱)よりも強度を出すことが可能だし、
建築基準法を満たすために、ビッグコラムの
今の住友林業の断熱性の窓で、開口部を広くすれば、とても断熱性の悪いいえになります。
日当たりのいい立地であれば、夏の日差しを遮る方法も検討する必要があるかと。
わたしは、別の会社で建てました。
断熱性、気密性に特化していて、耐震性にも優れた建物ですが
震度4の地震が発生したとき、1階で朝食中でしたが、だれも地震が来たことに気が付きませんでした。
防音性にも優れているため、超巨大台風が通り過ぎても、寝ていたら気が付きません。
台風が通り過ぎた2日後に、
小学生の子どもは「台風はいつ来るの?」と質問されました。
こちらの会社では、
床上1mの床上浸水が起こる状況になっても、室内に水が入ってこない建物を作り、防災科学技術研究所と共に、実大実験をしていますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=oqu6DMw6jXU
近々、商品化されると思います。
特徴と言えば、強度を上げるというよりは、
560cmの幅で、パネル工法910の幅の強度を確保できるので、
『開口部を広くする』
ということを重視した構造かと。
910の幅を確保して、パネル併用で構図躯体を作れば、ビスの本数で強度を上げることができるので、
住林のビッグコラム(幅のある柱)よりも強度を出すことが可能だし、
建築基準法を満たすために、ビッグコラムの
今の住友林業の断熱性の窓で、開口部を広くすれば、とても断熱性の悪いいえになります。
日当たりのいい立地であれば、夏の日差しを遮る方法も検討する必要があるかと。
わたしは、別の会社で建てました。
断熱性、気密性に特化していて、耐震性にも優れた建物ですが
震度4の地震が発生したとき、1階で朝食中でしたが、だれも地震が来たことに気が付きませんでした。
防音性にも優れているため、超巨大台風が通り過ぎても、寝ていたら気が付きません。
台風が通り過ぎた2日後に、
小学生の子どもは「台風はいつ来るの?」と質問されました。
こちらの会社では、
床上1mの床上浸水が起こる状況になっても、室内に水が入ってこない建物を作り、防災科学技術研究所と共に、実大実験をしていますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=oqu6DMw6jXU
近々、商品化されると思います。
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