教えて！住まいの先生

川口駅周辺と所沢駅周辺では、川口駅周辺の方が資産価値は高く、利便性も高いと思います。
確かに、川口駅は京浜東北線のみですが、隣の赤羽駅へ出れば、湘南新宿ラインに乗り換えることができるので、池袋や新宿、渋谷方面へも行かれます。
そのまま京浜東北線に乗り続ければ、上野、秋葉原、東京、新橋、品川方面に1本で行かれます。
川口駅はJR沿線なので、住居費用も税金等もそれなりに高いと思います。
更には、人口６０万人規模の都市でもあり、今後もある程度の人口増加が見込まれています。
川口であれば、車がなくても自転車での移動が可能なので、日常の買い物程度なら間に合うと思います。
災害に関しては、低地でもあるので、荒川の氾濫や液状化などの水害はあると思います。
あとは、震度７クラス以上の大地震が起きた場合、地割れや陥没などはあると思います。
マンションであれば、免震・耐震性の高いところであれば、倒壊の危険性は低いとは思います。

一方、所沢市は西武新宿線と池袋線の２路線がメインとなるので、池袋や新宿方面へ出るには便利ですが、上野や東京方面へは乗り換え必須となるので、結構面倒だと思います。
西武線沿線以外は路線バスが多い地域以外は車がないと移動手段が少ないです。
自転車でも移動は可能ですが、駅周辺以外は丘陵地帯も多いので、坂道が多く、アップダウンが激しい地域もあります。
駅前は大抵スーパーがありますが、それ以外だと、国道１６号線沿いの入間アウトレットやイオン入間藤沢、ららぽーとふじみ野、川越などがメインになるので、車がないと出かけにくい地域だと思います。
所沢市は人口３４万人規模。数年前に報道された育休退園の問題があり、人口も横ばい。
所沢市は横田基地や狭山基地が近いこともあり、軍用機の音がすごいです。
学校などは騒音で窓が開けられず困っているという話も聞いたことがあります。

将来的な資産価値を考えても、川口市の方が高いと思います。

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