教えて！住まいの先生

水回りはリフォームのなかでも費用がかかると言われています。
ただし、リフォーム業者に丸投げせずに商品選びや購入先を変えることで数十万円安くなります。

例えば、リフォーム業者に任せるとほぼ全員がTOTOやLIXILというメーカーで見積書を作成してきます。
その理由はTOTOやLIXILはカタログ価格と卸値に驚くような差があるため、25%~35%の利益が得られるからです。

キッチンを例に挙げると、LIXILシエラSでオプション込150万円とします。
大手ネットショップで購入すると50万円ほどで誰でも購入できますが、リフォーム業者は最低でも55%~60%で見積ります。
その差額は30万円にもなります。

TOTOやLIXILは異常に高いカタログ価格を設定し、ひどく安い値段（定価の25%ほど）で卸売しますので大幅値引きというエサを撒いて消費者を錯誤させています。
実際には100万円商品の製造原価は12万円くらいだと思います。

ならば、翌月末払いというわざわざ高い決済方法のリフォーム業者ではなく、ネットショップから購入すればよいと思います。

施主支給と謂いますが、半数のリフォーム業者は数十万円の利益を失うため嫌がりますが、良心的な業者は快く引き受けてくれます。
もちろん商品本体はメーカーがきちんと対応します。

ネットは信用できないと吹聴する悪徳業者をパスすることで30~50万円ほど安く上がると思います。

常々感じることは、メーカーをTOTOやLIXILに誘導するだけで数十万円の利益を取るのはボッタクリだと思います。

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