教えて！住まいの先生

はじめまして、ホームインスペクション（住宅診断、住宅検査）を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

シーリング自体の耐用年数は環境などにもよりますが一般的には５～１０年程度でしょうか。ただ、実際にはそれよりも長期間使用された後に交換されるケースが多いと思います。外周りに足場を架けて行う修繕は１０～１５年に一度行われていて、シーリングの交換もそれに合わせてされるのが一般的でしょう。

修繕の費用はおおまかですが、外周り全体で約１００万円、そのうちシーリングの交換が２０万円程度という感じかと思います。

シーリングは外周りに使われる材料の中では耐久性が最も低いといってよい部分だと思います。このシーリングに高耐久のものを使用することで建物の修繕周期を長くできれば、シーリング工事のコストは上がるものの、ライフサイクルコストは下がると思います。よろしければ検討してみてください。

ご参考まで、工法は違うと思いますが一般的なサイディングメーカーのＨＰをご紹介しておきます。シーリングに高耐久のものを使った場合とそうでない場合の違いが見やすい画になっています。
http://www.kmew.co.jp/shouhin/siding/warranty/

納得ゆく新築住宅になることをお祈りしています。

• 参考になる：0
• ありがとう：0
• 感動した：0
• 面白い：0

この回答が不快なら