教えて!住まいの先生

Q 擁壁と杭基礎 軟弱地盤のためL型擁壁の下に杭を打ちます。 この時 ①全責任を杭に負担させるか? ②擁壁はプラス方向に働くと思うがプラス方向の検討は するのか?

③擁壁のプラス方向を検討する時その手法は何か?
(擁壁と杭の負担割合は??)
④擁壁が高い(深い)場合杭接続部(杭)にかかるモーメントが
大きくなるがおかしくないか?(このモーメントは擁壁天端の
モーメントを平行移動させて摘要しても良いものか???)

②及び③が正解と勝手に思ってますが、ではどうすれば良いか
ヒントだけでも教えてほしいです。(④はわからん(笑))
以上よろしくお願いいたします。
質問日時: 2022/4/4 14:11:32 回答受付終了
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A 回答日時: 2022/4/4 17:32:08
直接支持であろうが杭基礎であろうが擁壁が果すべき役割は同じです。
①土圧(場合によっては水圧も)に抵抗すること
②転倒しないこと
③滑り出さないこと
後ろの2つについては、長期(常時荷重)で1.5倍の安全率を求められます。これは、転倒や滑動が自分の敷地の範囲を超えて影響するためと考えられます。
土圧に対する抵抗要素は、壁と底盤のコンクリート自重、および底盤上の土の重量です。
地反力図はつま先側が大きくなり、かかと側は浮上りが生じないようなプロポーション(底盤の長さ)を考えるわけですが、杭基礎の場合、1本当たりの支持力は決まっているので、つま先側に多くの杭を配列することになったりします。…で、杭頭は杭径と同程度を底盤内に納めるようにして杭頭条件が固定に近くなるようにします。例えば、杭径が300なら杭の頭の部分は底盤に300は呑み込ませます。杭反力によって突き抜けないように(パンチングという)底盤自体はそれよりも更に厚く設計します。これで沈下や転倒は免れます。滑動に関しては、杭頭固定で擁壁本体と杭が一体になっていると考えられるので、土圧(短期では地震力も加算する)を単純に杭の本数で割り算して1本当たりの負担を算出すれば良いと思います。そして、その水平力に耐えられる杭材の仕様を決定します。詳しくは『道路橋示方書・同解説Ⅳ下部構造編』等を参照ください。
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