教えて!住まいの先生

Q 築30年のコンクリート住宅のリフォーム中です。

築30年のコンクリートの住宅に住んでいます。
斜面に面した北側の部屋の結露&カビが酷く、その部屋は物置状態で使っていなかったのですが、
(室内は白カビがあちこちで発生していました。)
このたびリフォームをすることになり壁をあけた所、
新築当時に詰めていた断熱材(グラスウール)を包んでいる紙が一部黒くなっており、
カビが生えているのではないかと思ったのですが、
業者は北側の壁はそのままベニヤや石膏ボードを貼ってしまいました。

予定ではそこをクローゼットにして換気扇はとりつけるようにしているのですが、
また結露&カビが発生するのではないかと心配でたまりません。
どうすれば結露やカビを防ぐことができるでしょうか?
質問日時: 2013/11/17 02:42:23 解決済み 解決日時: 2013/12/1 11:51:27
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 大森 敞彦 さん 回答日時: 2013/12/1 11:51:27
専門家
一級建築士で、ホームインスペクター(住宅診断士)をしています。
数多くの住宅の調査、診断をした経験をもとにお話しますね。

斜面に面しているということは、周辺よりも低い地盤の上に建っているという事かなと思います。
周辺よりも低い地盤には湿気がたまりやすく、それが北側、さらに換気をしにくい物置となると、
さらに湿気がたまりやすく、結果としてカビが生えやすい環境であるといえます。

壁内の断熱材にカビらしきものがあったということですが、今となってはもう一度壁をめくらない限り断定は難しい状況かと思います。

まず確認したいのが「におい」です。
カビはひどくなると独特のにおいがします。
そこに住んでいると分かりにくい場合がありますが、
例えば、久しぶりに来た親御さんなどに聞いてみて、何かカビ臭いと言われたら、要注意です。

解決方法として考えられるのは2つあります。

第一に改めて壁をめくるなどとし、徹底的にカビを除去(カビの生えている断熱材などを全て交換するなど)することです。
ここで忘れてはいけないのは、ただ除去しただけではまた高い確率で同じようにカビが生えるということです。
おそらく壁内結露が起こっていると思われるのですが、その原因を突き止めましょう。
その原因を除去したのちに断熱材などのカビをできるだけ除去することです。
ただ、この方法の場合、少なくとも壁をめくってみて初めて対処方法がわかるか、わからない可能性もあります。
かかる費用を推測することさえ、難しいといえます。

第二にこれ以上カビが生えないようにできる限り対処することです。
物置状態とのことですが、できるだけ換気し、結露水はこまめにふき取りましょう。
特にカビがひどい箇所がどこか内部(室内)から確認し、
外壁側からその箇所やその箇所より上の部分に雨水が入る隙間ができていないか確認しましょう。
例えば窓周りのシール部分の破断や亀裂、サイディング外壁なら継ぎ目のシール部分の劣化などです。
カビの原因となる湿気が雨漏りによるものと仮定した場合、この確認で浸入箇所がわかれば、
その部分を中心に壁をめくればよいので、工費の節約につながります。

壁内のカビとなるとすぐに確認できないので、とても不安に思われる方もいらっしゃいますが、
意外と一部分だったり、めくってみても実はきれいだったということもあります。
あまり不確定要素で悩まれることなく、冷静に異常がないか建物のチェックをしてみてくださいね。
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A 回答日時: 2013/11/20 19:38:06
僕の意見も「他の回答者さん」と同じで、やはり貼ってしまった
「石膏ボード」は一度剥がして、シッカリとカビを取ってください。

更に「外断熱」として、コンクリートが「蓄熱層」として機能する様に
すれば「快適な暮らし」が可能になりますよ。

問題なのは、まっとうな「断熱工事」をする「職人さん」が
極めて少ない事が、この国の「断熱化」が進まない大きな原因なのです。

「外断熱」にしていれば、難しい「結露対策」もしないで済みますよ。

「補足」があれば「追記」が可能です。
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A 回答日時: 2013/11/17 11:17:31
カビが生えている上からボードを貼ってしまったのですか・・・(・・;)費用はかかりますが、全部撤去して、断熱をやり直さないと健康被害が出るかもしれません。
文章では、どの様な造りになっているか判らないので、100%の回答はムリですが、外断熱も含めて検討したほうが賢明だと思います。
結露には、換気扇も有効ではありますが、外気との温度差の影響の方が大きいですので、その部分の対策を行う必要が、あります。
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