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Q 住宅基礎内断熱の断熱材の厚さについて

住宅の断熱計画について、外壁は充填断熱で105mmとする工務店でも、基礎内断熱の断熱材の厚さは50mmのところが大多数のようです。外壁の断熱性能とのバランスを考えれば、基礎内断熱の断熱材の厚さも100mmにするのが合理的であると思うのですが、100mmとすることに何か問題点があるのでしょうか。
外壁充填断熱であれば、価格の安いグラスウールが使用できるが、基礎内断熱の場合には、スタイロフォームなど比較的コストのかかる断熱材を使用することになるから、コストを抑えるためなのでしょうか。
住宅全体の断熱性能をUa値で0.4程度にする場合、基礎内断熱の断熱材の種類と厚さはどの程度にするのがコストパフォーマンスがいいのでしょうか。よろしくお願いします。
質問日時: 2022/2/13 10:24:38 解決済み 解決日時: 2022/2/20 11:59:30
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2022/2/20 11:59:30
最近、基礎断熱の線熱貫流率の算定方法に変更があり、簡略化される代わりに安全側に計算されることになりました。でも旧計算方法も当面(無期限)で採用可能ですので、細かい断熱材の仕様が反映されやすい旧方式でコスパ計算をしてみます。算定のための推定条件、既知条件は以下です。
●地域第6地域、東京とする
●延べ床面積120m2、2階建て、全面基礎断熱方式とする
●使用断熱材と比較代替案:スタイロB種2(λ=0.034)を
①50㎜基礎内断熱とする
②100㎜基礎内断熱とする
●地盤から布基礎天端までの高さ40㎝、ベタ基礎から布基礎天端までの高さを30㎝とする
●地盤から基礎底盤の上端までを30㎝とする(≒基礎根入れ深さ45㎝)
●断熱材B種2の設計価格を50㎜厚:2600円/m2、100㎜厚:5200円/m2とし、歩合を1.2掛けとする
●暖房は(床下? 床上?)エアコン暖房とし、COPを霜取り運転込みで4.5と査定。

以上の条件で計算してみますと
●線熱貫流率 ① 0.796W/mK、②0.285W/K となりました
●基礎経由の熱損失は、①28.12W/K、②10.07W/K となりました
●基礎経由の熱損失に対するエアコンによる暖房コストは、
①7150円/冬季、②2560円/冬季
●断熱材施工の材工コストの材料分 ①3万3000円、②6万6000円
●コスパ計算は、
(6万6000円ー3万③000円)÷(7150円/冬季ー2560円/冬季)=7.2冬季 となりました。

100㎜にすることのコスパは優秀です。あとは貴方がご自分で判断してください。
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A 回答日時: 2022/2/13 19:17:47
①基本的に「基礎内断熱」は扱いが難しいので、「基礎外断熱」を基本としていますが、シロアリ対策として「基礎内断熱」を施工する方もいますので、一概には言えませんが、どちら側に施工するにしても、「ネオニコチノイド系薬剤」を使わない断熱材を使った方が良いですよ。

②普通のスタイロフォームには、シロアリ用の対策は一切されていないので、使わない方が良いですね。 使うのであればこの様な材料を使用してください。
https://www.sips-japan.com/performguard.html

③柱の外側に「付加断熱」を行えば、基礎の外部側に100mmの断熱材を使う事も可能なので、後は納まりの問題でしょうね。
https://nisi93.exblog.jp/23812269/

④どうしても「基礎内断熱」の方が良いのでしょうか? その場合にはベタ基礎の部分の断熱材をどうするのか? と言う悩ましい問題が発生するのですが、その点は理解されていますか?
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A 回答日時: 2022/2/13 12:22:44
バランスを考慮して50mmにしてるのでは?
地中の温度変化は緩やかですし、乾燥-湿潤状態の差も3°くらいだと思います。
冷凍倉庫でも建てれば200mmは敷きますから、100mm使っても構いません。
一番流通してる、使われてる断熱材がコスパ良いですね♪
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A 回答日時: 2022/2/13 12:20:23
北海道の工務店です。
通常断熱は基礎の外断熱で75㎜以上のスタイロB-3か
基礎断熱なしの場合は床下で100㎜以上のグラスウール24kか
高性能16k(24k同等品)どちらかで施工しています。
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A 回答日時: 2022/2/13 10:44:03
スタイロフォームはグラスウールの2約倍の性能が有るので
50mmでもグラスウール100mmと同等の性能です
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