教えて!住まいの先生
Q 電球型蛍光灯の電球色は電球と同じ色?
半年前、家を新築しました。
間接照明をふんだんに使い、ご近所でも評判のおうちだったのですが・・・
電気代の支払をしてくれているジジババが、「電気代が高い!」と洗面所やパウダールームの間接照明の球をいくつか抜いたり、LDKのメインの照明の電球を電球型蛍光灯に変えてしまいました。
おかげで暗いし、蛍光灯の白々とした灯りで寒そうだし。かなり凹んでます。
しかし、電気代を払ってもらっている手前、あまり強くも言えず、こうなったら全て電球型蛍光灯の電球色にしてやろう!!と思ったんですが、実際、電球色は電球に近い暖かみのある色が出るのでしょうか?
間接照明をふんだんに使い、ご近所でも評判のおうちだったのですが・・・
電気代の支払をしてくれているジジババが、「電気代が高い!」と洗面所やパウダールームの間接照明の球をいくつか抜いたり、LDKのメインの照明の電球を電球型蛍光灯に変えてしまいました。
おかげで暗いし、蛍光灯の白々とした灯りで寒そうだし。かなり凹んでます。
しかし、電気代を払ってもらっている手前、あまり強くも言えず、こうなったら全て電球型蛍光灯の電球色にしてやろう!!と思ったんですが、実際、電球色は電球に近い暖かみのある色が出るのでしょうか?
質問日時:
2008/11/6 23:40:52
解決済み
解決日時:
2008/11/9 13:24:07
回答数: 3 | 閲覧数: 7242 | お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2008/11/9 13:24:07
コンサルタントのかたが回答されてるので建築の専門家ですがやや控えめに回答すると、
電球型の蛍光灯と電球では発光原理が違いますので同じ色にすることは物理的にも無理があります。電球は封入ガスなどによって違いは有るものの、基本的にフィラメントが焼けることで発光しています。ですので、燃やしてる火の光に近いわけですね。
蛍光灯は放電現象を利用して紫外線を発生させてそれが管に塗ってある蛍光物質を光らせています。蛍光灯に何種類か色があって電球色もあるのはこの蛍光物質の配合を変えて電球の色に光るように作り出しているからです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014625620
過去回答でも書いていますが、光源の選択には光源自体の色温度(低い方が赤みが強く高いと青白くなります)と演色性(光が当ったものの色の見え方、どれだけ自然光に近く見えるかで色とはやや違う概念)が大きく影響します。その他に輝度も関係しますし照度も一応感じ方に影響を与えます。
光源自体の色は色温度に大きく影響されますが、電球色蛍光灯と電球は過去回答のようにやや差がありますが大きな差はありません。所が、演色性は蛍光灯は普通のものではダイブ劣りますし結構一般的になっているややマシな3波長型やそれより良い高演色でも電球より下がります。同じ照度であれば演色性が高い方が明るく感じて色の表現も艶やかで陰影強く深みのある表現になるので、蛍光灯の光が電球よりも拡散性が強くて平坦な事もあって空間がのっぺりしたメリハリの無いように見えます。
電球色蛍光灯を使っても電球のように見えない大きな理由は、色温度がやや高くて光源自体がやや白っぽい事もありますが、上記の演色性と蛍光灯自体が持ってる光線の均一な拡散性によって空間表現に艶が無い事が大きな理由。又、これは照度が下がれば下がるほどより差が大きく感じます。つまり暗めであればよりと言う事です。500ルクスぐらいが境目の目安かなと思いますが、普通この照度は住宅のベース照度としては明るすぎますから、それ以下であるので感覚上差が出る事になります。
ただし、拡散性は裏返しで空間全般が隅まで均等に明るいというプラスはあります。住宅だと器具を沢山つけなくても少ない個数で全般的にまかなえると言う事です。(なので事務所や作業所に蛍光灯が向いてる所以)逆に言えば隅々まで明るくて陰影の無いシラケタ空間になりますw。
演色性はどうしようも無いです。可能な限り高演色のものですが、サークライン(円形のやつ)や直管蛍光灯では電球色で演色性がRa90を超える高演色も出てるはずですが、電球型の電球色では余り知りません。又、高演色は球自体がかなり高いです。
演色性が上がると例えば食品が美味しく見える(笑)ので、食事する所のペンダントなどなら照明は電球系の照明にする方が美味しく食べれます。
省エネも大切ですし、電球と同じにはならなくても電球色にすれば色温度はある程度近しくて色もオレンジではあるので、場所によって使い分けを考える事が必要ですね。
同じ器具で並んで電球型蛍光灯と電球が並ぶとやはり違いがわかっておかしいですが、器具が違えば使い分けは普通にしたりします。同じダウンライトでも全般の照明は蛍光灯だけど、スポットやウォール用は電球なんて事もしますので、やり方によっておかしくは無いです。又、間接照明は上からの直接光より蛍光灯にしても拡散によるシラケタ感じがマシなので形状的に最初から蛍光灯かも知れませんが替えても照度をあわせればそれほどおかしくは無いでしょう。
電球型の蛍光灯と電球では発光原理が違いますので同じ色にすることは物理的にも無理があります。電球は封入ガスなどによって違いは有るものの、基本的にフィラメントが焼けることで発光しています。ですので、燃やしてる火の光に近いわけですね。
蛍光灯は放電現象を利用して紫外線を発生させてそれが管に塗ってある蛍光物質を光らせています。蛍光灯に何種類か色があって電球色もあるのはこの蛍光物質の配合を変えて電球の色に光るように作り出しているからです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014625620
過去回答でも書いていますが、光源の選択には光源自体の色温度(低い方が赤みが強く高いと青白くなります)と演色性(光が当ったものの色の見え方、どれだけ自然光に近く見えるかで色とはやや違う概念)が大きく影響します。その他に輝度も関係しますし照度も一応感じ方に影響を与えます。
光源自体の色は色温度に大きく影響されますが、電球色蛍光灯と電球は過去回答のようにやや差がありますが大きな差はありません。所が、演色性は蛍光灯は普通のものではダイブ劣りますし結構一般的になっているややマシな3波長型やそれより良い高演色でも電球より下がります。同じ照度であれば演色性が高い方が明るく感じて色の表現も艶やかで陰影強く深みのある表現になるので、蛍光灯の光が電球よりも拡散性が強くて平坦な事もあって空間がのっぺりしたメリハリの無いように見えます。
電球色蛍光灯を使っても電球のように見えない大きな理由は、色温度がやや高くて光源自体がやや白っぽい事もありますが、上記の演色性と蛍光灯自体が持ってる光線の均一な拡散性によって空間表現に艶が無い事が大きな理由。又、これは照度が下がれば下がるほどより差が大きく感じます。つまり暗めであればよりと言う事です。500ルクスぐらいが境目の目安かなと思いますが、普通この照度は住宅のベース照度としては明るすぎますから、それ以下であるので感覚上差が出る事になります。
ただし、拡散性は裏返しで空間全般が隅まで均等に明るいというプラスはあります。住宅だと器具を沢山つけなくても少ない個数で全般的にまかなえると言う事です。(なので事務所や作業所に蛍光灯が向いてる所以)逆に言えば隅々まで明るくて陰影の無いシラケタ空間になりますw。
演色性はどうしようも無いです。可能な限り高演色のものですが、サークライン(円形のやつ)や直管蛍光灯では電球色で演色性がRa90を超える高演色も出てるはずですが、電球型の電球色では余り知りません。又、高演色は球自体がかなり高いです。
演色性が上がると例えば食品が美味しく見える(笑)ので、食事する所のペンダントなどなら照明は電球系の照明にする方が美味しく食べれます。
省エネも大切ですし、電球と同じにはならなくても電球色にすれば色温度はある程度近しくて色もオレンジではあるので、場所によって使い分けを考える事が必要ですね。
同じ器具で並んで電球型蛍光灯と電球が並ぶとやはり違いがわかっておかしいですが、器具が違えば使い分けは普通にしたりします。同じダウンライトでも全般の照明は蛍光灯だけど、スポットやウォール用は電球なんて事もしますので、やり方によっておかしくは無いです。又、間接照明は上からの直接光より蛍光灯にしても拡散によるシラケタ感じがマシなので形状的に最初から蛍光灯かも知れませんが替えても照度をあわせればそれほどおかしくは無いでしょう。
質問した人からのコメント
回答日時: 2008/11/9 13:24:07
BA以外の方のアドバイスもとても参考になりました。これを気に照明についていろいろ勉強してみたいと思います。残念なことに照明の形状により蛍光灯に代えられないものもあったので、うまく併用していきたいと思います。
回答
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A
回答日時:
2008/11/7 00:01:30
照明コンサルタント所持者です。
白熱電球の色と電球形蛍光灯の電球色の色
は残念ながら全く同じではありません。
但し、全部電球形蛍光灯の電球色タイプに取り
替えてしまうのであれば全く問題ありませんよ。
隣同士で白熱電球と電球形蛍光灯の電球色を
使ってみると色の違いが分かると思います。
言葉で説明すると白熱電球がオレンジ色とすると
電球形蛍光灯の電球色はそのオレンジ色に少し
白が混ざった(少し薄くなったオレンジ)感じになり
ます。
-----------------------------------
参考 色温度(ケルビン数)
普通白熱電球 2850K
電球形蛍光灯電球色 3000K
白熱電球の色と電球形蛍光灯の電球色の色
は残念ながら全く同じではありません。
但し、全部電球形蛍光灯の電球色タイプに取り
替えてしまうのであれば全く問題ありませんよ。
隣同士で白熱電球と電球形蛍光灯の電球色を
使ってみると色の違いが分かると思います。
言葉で説明すると白熱電球がオレンジ色とすると
電球形蛍光灯の電球色はそのオレンジ色に少し
白が混ざった(少し薄くなったオレンジ)感じになり
ます。
-----------------------------------
参考 色温度(ケルビン数)
普通白熱電球 2850K
電球形蛍光灯電球色 3000K
A
回答日時:
2008/11/6 23:50:27
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