教えて！住まいの先生

はじめまして。大阪・神戸・京都など関西圏でホームインスペクション（住宅診断）を行っております一級建築士の大森と申します。
よろしくお願いします。

基本的にはインターネットに出回るビルダーに関する話題はネガティブな物が多いのであまり気にする必要はないと考えます。

やはりその物件自身の所在地・間取り・価格・性能が大切になりますね。。。

おっしゃる通り、最近の住宅（建売と言われるものでも）の断熱性能は非常に高いと感じます。

築12年となると差は感じるかも知れませんね。

もし、購入後予算がおありなら断熱材の性能アップやサッシを2重にするなどの断熱性や気密性の向上に努めるのも良いのではないでしょうか。

ですので、内覧の際は設計図書で断熱性の確認、図面が無い場合は床下・小屋裏を確認させていただき、その性能を知る事は重要になってくるのではないでしょうか？

その他劣化具合、特に雨水の浸入に関わる屋根・外壁・シール（コーキングとも言います）は必ずご確認ください。

特にシールは築7～10年で劣化が始まりますので要注意です。

一般的に戸建住宅は12～15年でメンテナンスを行うのが良いと言われていますので、購入を検討されているならば是非メンテナンス費用も含めて予算を計上しておかれるのも大切かと考えます。

今後の15～20年の劣化具合が格段に変わってきますので！

あと、新築戸建との比較ですが、様々な要素を一つ一つ比較検討し、費用対効果を考えご決断されると良いかと考えます。。。

が結局、最後の決め手は「ここに住みたい！」

です（笑）

もちろん比較検討は大事ですが、ご自分の感覚みたいなものも加味するほうが良いのではないかと。。。

以上、ご参考になりましたら、幸いです。

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