教えて!住まいの先生
Q 25年前の新築一戸建てと今の新築一戸建ては技術的に持ちが違いますか? 例えば25年前のものだと50年ぐらいならなんとかいけるけど、今のだったら70年ぐらいは普通に住めるとか。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2023/8/8 00:11:26
1軒目の自宅は築26年(①とします)で、昨年建てた自宅(②とします)と同じ準大手のHMです。
①は2×4工法。地盤改良。湿地地域。総建坪52坪屋根裏3階建て。
②は木造軸組パネル工法、標高35メーターの地盤が固く水はけのよい土地が地盤改良不要。総建坪50坪の総二階建て。長期優良認定住宅です。
①より②は500万くらい高くなりました。
1.耐震性能 ①は当時気を使いました。②は黙っていてもその性能が出せました。2×4の方が耐震性能は高いと思います。壁率での計算上は②が高いのですが。 ここは工法に寄るかと思います。ただ、耐震補強金具は、25年の進歩は感じましたね。当方自動車部品メーカーで設計開発しておりましたので、応力集中や曲げモーメント計算も概算でできますので検討すると、改良の後は見えます。
2.断熱性能 これはダントツに②が素晴らしい。②は特に最上級仕様ではありませんが、防音も含めて快適です。
気流止めやファイヤストップ、風呂場の基礎断熱とそこまでするかと言う感じです。
3.建具など。これは①の方が断然良い。階段などのヘリの始末を見ると、①に比べるとコストカットしているなあと思いました。 営業に聞くと当時バブルの真っ最中の企画で、かなり贅沢なオリジナル建具を各社使っていたようですが、最近はリクシルなどの汎用品を使うことが多くなってきたとのこと。
①の建具は未だにしっかりしています。②がどこまで持つかですねえ。
4.エアコン これは②が素晴らしい。第一種換気と全館空調システムで一年中快適です。廊下に出ても凍えない。脱衣所で寒い思いもしなくて済みます。当時は高くて手が出なかったですが、今は比較的廉価で当方でも設置できました。エアコンで室内管理をしていると温湿度管理が一定の中なので建具や建材の持ちが伸びると思います。
ただし、お断りしておきますが、施主が管理できる注文住宅で比較的大手の場合です。
建売は。。。ご近所で建てているのを見ると、まあ。。。注文住宅より寿命はかなり短いなと思う次第。
①は2×4工法。地盤改良。湿地地域。総建坪52坪屋根裏3階建て。
②は木造軸組パネル工法、標高35メーターの地盤が固く水はけのよい土地が地盤改良不要。総建坪50坪の総二階建て。長期優良認定住宅です。
①より②は500万くらい高くなりました。
1.耐震性能 ①は当時気を使いました。②は黙っていてもその性能が出せました。2×4の方が耐震性能は高いと思います。壁率での計算上は②が高いのですが。 ここは工法に寄るかと思います。ただ、耐震補強金具は、25年の進歩は感じましたね。当方自動車部品メーカーで設計開発しておりましたので、応力集中や曲げモーメント計算も概算でできますので検討すると、改良の後は見えます。
2.断熱性能 これはダントツに②が素晴らしい。②は特に最上級仕様ではありませんが、防音も含めて快適です。
気流止めやファイヤストップ、風呂場の基礎断熱とそこまでするかと言う感じです。
3.建具など。これは①の方が断然良い。階段などのヘリの始末を見ると、①に比べるとコストカットしているなあと思いました。 営業に聞くと当時バブルの真っ最中の企画で、かなり贅沢なオリジナル建具を各社使っていたようですが、最近はリクシルなどの汎用品を使うことが多くなってきたとのこと。
①の建具は未だにしっかりしています。②がどこまで持つかですねえ。
4.エアコン これは②が素晴らしい。第一種換気と全館空調システムで一年中快適です。廊下に出ても凍えない。脱衣所で寒い思いもしなくて済みます。当時は高くて手が出なかったですが、今は比較的廉価で当方でも設置できました。エアコンで室内管理をしていると温湿度管理が一定の中なので建具や建材の持ちが伸びると思います。
ただし、お断りしておきますが、施主が管理できる注文住宅で比較的大手の場合です。
建売は。。。ご近所で建てているのを見ると、まあ。。。注文住宅より寿命はかなり短いなと思う次第。
質問した人からのコメント
回答日時: 2023/8/8 00:11:26
とても詳しく有難うございます!
回答
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A
回答日時:
2023/8/3 07:10:37
昔の家の方が長持ちします。
石油化学製品が多良い現在の家は石油化学製品の寿命が30年を目安に作られているため、30年を経過しますとメンテナンスは必須です。
昔は自然素材が主流です。自然素材の方が長持ちします。
住宅の価格が大きく変わった出来事は、昭和56年6月に建築基準法が改正されて、
耐震基準が引き上げられた事です。
基礎も無筋から鉄筋が入るようになりました。
筋交も使われる様になりました。
屋根はトタンが多かった時代です。
平成に入る頃カラーサッシが出始めました。
サイディングも使われる様になりました。
基礎の高さも公庫き基準が引き上げられ、それまでに20cmから40cm以上になりました。。
この頃断熱材が使用される様になります。
畳からフローリングが多く使われる様になりました。
電気も照明器具は直接電源配線が多かったのですが、スイッチが付き、シーリング式に変わりました。
システムキッチンの登場、
ユニットバスの普及
洗面台も標準化、トイレもシャワーが普及してきました。
サッシがペアガラス、樹脂サッシ、Low-Eガラス、トリプル、不活性ガス、アルゴンガスなど性能は良くなりました。
構造も根太からネダレス構造が普及して、構造用合板が耐震性アップのために使用される様になりモノコック化が促進されました。
サイディングも親水、光触媒が登場します。
24時間換気の義務化
火災警報器の義務化
バリアフリー工事の必要性
設計現場監理の為の重要事項説明
現場監理の義務化
高所作業の安全監理の徹底
長期優良住宅のための、排水鞘管工事に点検枡の設置、点検口の設置
ゼロエネ住宅の為に太陽光発電装置の設置
こども未来住宅の基準工事
性能評価の申請と検査の実施
など多くの建材の登場や、法律の改定により値上がりした事も一因です。
昭和56年当時の住宅価格の3倍くらいになったと思いますが、
当時いらなかった物を取り除くと、2倍位で建築は出来るはずです。
石油化学製品が多良い現在の家は石油化学製品の寿命が30年を目安に作られているため、30年を経過しますとメンテナンスは必須です。
昔は自然素材が主流です。自然素材の方が長持ちします。
住宅の価格が大きく変わった出来事は、昭和56年6月に建築基準法が改正されて、
耐震基準が引き上げられた事です。
基礎も無筋から鉄筋が入るようになりました。
筋交も使われる様になりました。
屋根はトタンが多かった時代です。
平成に入る頃カラーサッシが出始めました。
サイディングも使われる様になりました。
基礎の高さも公庫き基準が引き上げられ、それまでに20cmから40cm以上になりました。。
この頃断熱材が使用される様になります。
畳からフローリングが多く使われる様になりました。
電気も照明器具は直接電源配線が多かったのですが、スイッチが付き、シーリング式に変わりました。
システムキッチンの登場、
ユニットバスの普及
洗面台も標準化、トイレもシャワーが普及してきました。
サッシがペアガラス、樹脂サッシ、Low-Eガラス、トリプル、不活性ガス、アルゴンガスなど性能は良くなりました。
構造も根太からネダレス構造が普及して、構造用合板が耐震性アップのために使用される様になりモノコック化が促進されました。
サイディングも親水、光触媒が登場します。
24時間換気の義務化
火災警報器の義務化
バリアフリー工事の必要性
設計現場監理の為の重要事項説明
現場監理の義務化
高所作業の安全監理の徹底
長期優良住宅のための、排水鞘管工事に点検枡の設置、点検口の設置
ゼロエネ住宅の為に太陽光発電装置の設置
こども未来住宅の基準工事
性能評価の申請と検査の実施
など多くの建材の登場や、法律の改定により値上がりした事も一因です。
昭和56年当時の住宅価格の3倍くらいになったと思いますが、
当時いらなかった物を取り除くと、2倍位で建築は出来るはずです。
A
回答日時:
2023/8/3 04:44:21
外壁と屋根材はかなり進化していますね。また内部の設備機器も違いますが内部の建具はそれほどでもありません。もちろん床材も進化はしていますが好みもあります。
一番は外壁、屋根材ですがそれが問題なければあまり変わりませんね。
一番は外壁、屋根材ですがそれが問題なければあまり変わりませんね。
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