教えて！住まいの先生
Q 築50年超えのアパートを借りることについて。 職場に近いところで物件を探していたところ昭和36年築の、今年リノベーションした物件が気になりました。 いずれ一軒家を買うために節約・貯金を
しながら住もうと思っているのであまり家賃はかけたくありません。長く住む予定はありません。
周囲の物件より安いのにリノベーションしたことで建物の内側はフローリング、システムキッチン、洗浄機能付きトイレ、追い焚き付きお風呂がついて文句ない内装です。しかし外壁とかはボロいです。
築50年以上経っていることがどうしても気になります。
借りるか悩んでいます。
お金はかけられないし内装最高だし…
みなさんならどうしますか？
また、専門の方にも住んでも安全なのか聞いてみたいです。
回答をぜひお願いします。
周囲の物件より安いのにリノベーションしたことで建物の内側はフローリング、システムキッチン、洗浄機能付きトイレ、追い焚き付きお風呂がついて文句ない内装です。しかし外壁とかはボロいです。
築50年以上経っていることがどうしても気になります。
借りるか悩んでいます。
お金はかけられないし内装最高だし…
みなさんならどうしますか？
また、専門の方にも住んでも安全なのか聞いてみたいです。
回答をぜひお願いします。
質問日時：
2013/8/4 20:36:28
解決済み
解決日時：
2013/8/11 05:10:09
回答数： 4 ｜ 閲覧数： 467 ｜ お礼： 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
一級建築士で、ホームインスペクション（住宅診断・建物検査）をしています。
築30年や50年の住宅のインスペクションも行っています。
現在ご検討中の昭和36年築のリノベーション済みアパート物件の「安全性」についてですが、
壁を剥がし構造や内部の状態等を確かめられるわけではないので、残念ながら判断することはできません。
しかしながら、「非破壊」でも建物の状態をある程度把握する方法はありますので、ご紹介しますね。
１．建物の傾きをはかってみましょう。
ホームセンターなどで水平器が数百円で売られています。気泡が基準線から大きくはみ出ないか確認してみましょう。
柱の傾きは、5円玉に糸をくくりつけたもので確認することができます。
また、建具と壁（または戸あたり）の間の隙間や、建具と敷居の間の隙間を見ると、傾きが分かることもあります。
品確法の技術基準で1000分の6以上の傾きがある場合、瑕疵（欠陥）がある可能性が高いとなっていますので、参考にされてはいかがでしょうか。（必ずしも瑕疵があるわけではありません。）
２．点検口があればのぞいてみましょう。
キッチンや洗面の床などに四角い床下点検口はありませんか？
和室収納の天井などに小屋裏点検口はありませんか？
貸主や仲介業者の承諾を得て、のぞいてみましょう。（懐中電灯や脚立が必要です。）
水漏れ、水染み、木部や金具の腐食、蟻害、動物痕などが無いか確認してみましょう。
３．リノベーション前の状態を聞いてみましょう。
現在は見た目きれいな状態だと思いますが、リノベーション前はどんな状態だったでしょうか。
水染みやカビはなかったか、雨漏りしてなかったかなど、聞ける範囲で聞いてみましょう。
４．耐震補強しているか聞いてみましょう。
昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建築物は「新耐震基準」を原則満たしており、それ以前の建築物よりも耐震性が高いと言えます。
昭和36年築なので、建築当初のままだと耐震性は期待できませんが、耐震補強している場合があります。
どの部分にどのような補強を施したか聞いてみましょう。
リノベーション物件ということで、見た目はおそらくきれいだと思うのですが、
安全に住みたいとお考えなら、重要なのは建物の内部や耐震性ではないでしょうか。
建物の状態は築年だけでなく、
・劣化状況
・適切にメンテナンスされているか
・地盤に不同沈下が起きてないか
などによって大きく異なります。
一般的に同じような立地なら、築浅物件は家賃が高く、古い物件は安い傾向がありますので、古くても状態のいいものを見つけることができればお得ですよね。
上記の方法で、是非良質なお宝物件を見つけてくださいね。
築30年や50年の住宅のインスペクションも行っています。
現在ご検討中の昭和36年築のリノベーション済みアパート物件の「安全性」についてですが、
壁を剥がし構造や内部の状態等を確かめられるわけではないので、残念ながら判断することはできません。
しかしながら、「非破壊」でも建物の状態をある程度把握する方法はありますので、ご紹介しますね。
１．建物の傾きをはかってみましょう。
ホームセンターなどで水平器が数百円で売られています。気泡が基準線から大きくはみ出ないか確認してみましょう。
柱の傾きは、5円玉に糸をくくりつけたもので確認することができます。
また、建具と壁（または戸あたり）の間の隙間や、建具と敷居の間の隙間を見ると、傾きが分かることもあります。
品確法の技術基準で1000分の6以上の傾きがある場合、瑕疵（欠陥）がある可能性が高いとなっていますので、参考にされてはいかがでしょうか。（必ずしも瑕疵があるわけではありません。）
２．点検口があればのぞいてみましょう。
キッチンや洗面の床などに四角い床下点検口はありませんか？
和室収納の天井などに小屋裏点検口はありませんか？
貸主や仲介業者の承諾を得て、のぞいてみましょう。（懐中電灯や脚立が必要です。）
水漏れ、水染み、木部や金具の腐食、蟻害、動物痕などが無いか確認してみましょう。
３．リノベーション前の状態を聞いてみましょう。
現在は見た目きれいな状態だと思いますが、リノベーション前はどんな状態だったでしょうか。
水染みやカビはなかったか、雨漏りしてなかったかなど、聞ける範囲で聞いてみましょう。
４．耐震補強しているか聞いてみましょう。
昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建築物は「新耐震基準」を原則満たしており、それ以前の建築物よりも耐震性が高いと言えます。
昭和36年築なので、建築当初のままだと耐震性は期待できませんが、耐震補強している場合があります。
どの部分にどのような補強を施したか聞いてみましょう。
リノベーション物件ということで、見た目はおそらくきれいだと思うのですが、
安全に住みたいとお考えなら、重要なのは建物の内部や耐震性ではないでしょうか。
建物の状態は築年だけでなく、
・劣化状況
・適切にメンテナンスされているか
・地盤に不同沈下が起きてないか
などによって大きく異なります。
一般的に同じような立地なら、築浅物件は家賃が高く、古い物件は安い傾向がありますので、古くても状態のいいものを見つけることができればお得ですよね。
上記の方法で、是非良質なお宝物件を見つけてくださいね。
質問した人からのコメント
回答日時： 2013/8/11 05:10:09
専門の方のポイントをしぼった分かりやすい意見でとても参考になりました。
内見の際には水平器を持参し、教えていただいたチェック項目を確認してみたいと思います。
他の方もご自身の経験をふまえたとても貴重な回答をありがとうございます！皆さんがおっしゃっている水回り、これからきちんと気にして安心して生活ができる部屋を選びたいと思います☆
ありがとうございました！
回答
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A
回答日時：
2013/8/5 08:28:14
築年数が古いアパートで、内装のみが綺麗なら、最初の方が仰っているように、
配管等古いままだと思うので、その辺りの問題が懸念されます。
マンションではないので、大丈夫かと思いますが、もし、一部屋毎に、部屋が空いたら
リフォームしている場合、他の部屋の方がかなりお安い家賃で住まわれている可能性が
高いので、近隣トラブルがある可能性が高いです。
私なら、もっと築年数が新しくて、部屋が狭い物件を選びます。
配管等古いままだと思うので、その辺りの問題が懸念されます。
マンションではないので、大丈夫かと思いますが、もし、一部屋毎に、部屋が空いたら
リフォームしている場合、他の部屋の方がかなりお安い家賃で住まわれている可能性が
高いので、近隣トラブルがある可能性が高いです。
私なら、もっと築年数が新しくて、部屋が狭い物件を選びます。
A
回答日時：
2013/8/4 23:18:54
A
回答日時：
2013/8/4 20:51:51
どういう地域かによると思います。
私は築３０年以上のマンションの一階に住んでますが、最悪です。
田舎といえば田舎ですが、それなりに交通の便の良い地域なのに家の中にムカデ、ナメクジ、ヤスデ、ゲジゲジが出ます。
夏場はどこからともなくアリが出ますし、入居したとき（３年前）は貼り替えたばかりで綺麗だった壁紙もカビ、引越し前から使っていた家具も全てカビました。
服や靴も・・・。
あとは、玄関を開け閉めするたびに建物が揺れる感じがしますし、マンションの共同通路の水はけが悪いのか、玄関前に水溜りができて玄関のドアが腐食しました。
今まで家具や靴がカビたことなんてなかったので驚きましたが、古い物件の一階には二度と引越ししたくないと思いました（今でも住んでいるのですが）。
内装も綺麗にしてあり、部屋に入った瞬間は古い感じはしませんが、やはり古いものは古いなと感じます。
日当たりがよい部屋で、一階でなければ良いかもしれませんが、こういう場合もありますということで。
＜追記＞
他の方の回答を見て書き忘れてたことに気づきました。配管問題です。
やはり、うちも配管は古いままで、夏場はどんなに排水溝を掃除してもかなり臭います。
そして、しょっちゅう検査のため？の断水があり、水道水が黄色いときがあったり、かなりカルキ臭いときがあります。
そのため、水出しの麦茶とかは飲めません。
そして、元々和室をリフォームしているのか、我が家は恐らく本来は無かった場所に無理矢理壁を作っているようで、年々その壁と天井の間に隙間ができてきました。
全室新品のクッションフローリングですが、歩くとギイイと板のきしむ音のする場所が多いです。
あとは、外壁の修復などが多く、足場を組んで塗装したりするので、外に洗濯物を干さないでくださいという通知がよく来ます。
私は築３０年以上のマンションの一階に住んでますが、最悪です。
田舎といえば田舎ですが、それなりに交通の便の良い地域なのに家の中にムカデ、ナメクジ、ヤスデ、ゲジゲジが出ます。
夏場はどこからともなくアリが出ますし、入居したとき（３年前）は貼り替えたばかりで綺麗だった壁紙もカビ、引越し前から使っていた家具も全てカビました。
服や靴も・・・。
あとは、玄関を開け閉めするたびに建物が揺れる感じがしますし、マンションの共同通路の水はけが悪いのか、玄関前に水溜りができて玄関のドアが腐食しました。
今まで家具や靴がカビたことなんてなかったので驚きましたが、古い物件の一階には二度と引越ししたくないと思いました（今でも住んでいるのですが）。
内装も綺麗にしてあり、部屋に入った瞬間は古い感じはしませんが、やはり古いものは古いなと感じます。
日当たりがよい部屋で、一階でなければ良いかもしれませんが、こういう場合もありますということで。
＜追記＞
他の方の回答を見て書き忘れてたことに気づきました。配管問題です。
やはり、うちも配管は古いままで、夏場はどんなに排水溝を掃除してもかなり臭います。
そして、しょっちゅう検査のため？の断水があり、水道水が黄色いときがあったり、かなりカルキ臭いときがあります。
そのため、水出しの麦茶とかは飲めません。
そして、元々和室をリフォームしているのか、我が家は恐らく本来は無かった場所に無理矢理壁を作っているようで、年々その壁と天井の間に隙間ができてきました。
全室新品のクッションフローリングですが、歩くとギイイと板のきしむ音のする場所が多いです。
あとは、外壁の修復などが多く、足場を組んで塗装したりするので、外に洗濯物を干さないでくださいという通知がよく来ます。
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