教えて!住まいの先生

Q マンションの杭の長さで 40mはやはり問題でしょうか。 現在マンションを探しており、 立地、環境、価格、間取りと一通り希望通りの物件がやっと見つかりました。 しかし、防災対策の中で

杭の長さを確認しましたら、40m〜42m程掘られておりました。
やはり長いと地盤の緩さや液状化したときの杭の破損の可能性、揺れの大きさ等が不安に思います。
20m以下であることに越したことはないとは思いますが、40mでも大丈夫な物件はあるのでしょうか。
(規模が大きいから長い杭を打たなければいけない、長い杭でもきちんとさした工法をととっていれば大丈夫等)

よろしくお願いします。
質問日時: 2015/7/12 05:15:00 解決済み 解決日時: 2015/7/12 23:50:35
回答数: 5 閲覧数: 473 お礼: 100枚
共感した: 0 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2015/7/12 23:50:35
杭長が長くなるのは、その土地の支持層が深い為、長くなった。という事だけです。規模が大きいから長くなるという事ではありません。むしろ、建物規模が大きくなれば本数が増えます。
杭長が長くなれば、地殻が変動した時や地下水の影響で、杭がたわみやすくなります。この為、プレストレス杭といって、反力に対して対抗する為の杭を打ちます。
また、支持地盤までの距離が長すぎて、杭が到達しない場合は、逆に杭の本数を増やして、摩擦抵抗を増やす目的の摩擦杭的な考えのものもあります。拡底杭といって杭の先端には杭の径より大きなコンクリートの塊を造ります。

基本的に、その土地の地盤が固く、支持層までの距離が短ければ短いほど、良質の地盤であると言えます。ウォーターフロントエリアのマンションで良く見かけることがありますが、大きな建物の周囲の道路が沈下して、マンションのエントランス前に階段やスロープが出来てしまっているケースがあります。液状化によって、杭で支えられていない部分が沈下する現象です。

私は、神奈川在住ですので、身近な例としては、横浜の関内駅、横浜スタジアム、横浜市役所などが良い例です。建築後、杭で支えられている建物は沈下せず、その周囲の地盤の沈下が進み、建物周りの駐車場や広場にスロープや階段を後から付け足していますね。 大雨の際、道路が冠水するようになったりするのも、地盤が沈下し大きな範囲で水が溜まるようになる現象です。

防災対策として、あなたが考えるべきことは、あなた自身や家族が安全に避難する為の対策を考える事であって、マンション全体の構造だの杭だの・・・考えてもきっとあなたの力ではどうする事も出来ないでしょうし、対策には何年もかかるでしょうね。マンション(=集合住宅)に住むという事は結局、そういう質のものなんです。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この回答が不快なら

質問した人からのコメント

回答日時: 2015/7/12 23:50:35

皆さん、ありがとうございます。
非常に勉強になりました。
細かいところは再度不動産会社に確認してから購入しようと思います。
ベストアンサーは家族を安全に避難させる方法を考えた方がいいと基本の部分まで再確認させていただいた方へ。

回答

4 件中、1~4件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ
A 回答日時: 2015/7/12 09:44:51
杭を掘る長さの理由の一つとして、杭がしっかり留まるのに、堀続けた結果40mだったということも有りますよ。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2015/7/12 09:10:39
失礼します。
地震に於ての懸念材料とするならば、杭長よりも、第一に何年度の設計方法(構造計算)に基づき設計されているか!が重要だと考えます。

そもそも日本の平野部では、浅い場所に支持地盤は少なく、建造物の大きさにも拠りますが、40m程度の杭長などザラに有ります。

一般的に汎用している場所打ち杭基礎機械が、施工可能な杭長は60m程度ですが、此の長さを汎用としているのですから、お察し頂けると思います。

また、沖積平野、洪積台地等で検索されれば解りやすく解説などが出ます。

ですので、長い杭が問題と成るよりも、その長さを決定した設計方法が一番重要です。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2015/7/12 07:06:33
東京湾の首都高速が60メーターくらい。
当初はPCパイルをデーゼルハンマーで打ち込んだのだが、途中で折れるので現場打ちに変更になった筈。

浦和が50メーター
「支持層」まで掘るのが普通。
大きな重機が入れない場合、本数を増やし。太さを太くする。

支持層って意外に深いですよ。

役所に防災マップが在りますから縦覧しましょう。
多摩地区の平地でも40メーターの場所在りますが、山砂です。
丘陵地ではもっと深い筈です。
浦和で掘ったのは現場打ちでした。

機械の能力不足で掘れなくて20メーターもあり得ます。
http://www.kisokyo.or.jp/shin_item_2011/kouhousetsumei.htm 現場打ち杭。

http://www.kengi.net/kensyu_jisseki/h23/images/kuikiso_syurui.pdf#search='%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E6%89%93%E3%81%A1%E6%9D%AD'

ちゃんと掘ったつもりが
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20141120/684169/?P=3
ダメだった例。
穴が崩れないようにベンドナイトと言う粘土を充填して穴を掘り、鉄筋篭を入れ、トレミ管と言うパイプを入れ
トレミ管を杭底までおろしてそこにコンクリートを流し込むのですが、本当にコンクリートが充填されているのか?。
生コンとベンドナイト汚泥の比重が違う事を利用しているのですが。

難しいのです。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2015/7/12 05:57:56
そんな軟弱地盤が深層まであるマンションを買うの?
支持層まで杭が届いていないかもしれないし、届いていても...
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

4 件中、1~4件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ

Yahoo!不動産で住まいを探そう!

関連する物件をYahoo!不動産で探す

売る

家を売りたい!と思ったら

不動産会社に無料で査定依頼ができます。

知る

Yahoo!不動産マンションカタログ

マンションのスペック情報だけではなく、住んでいるからこそわかる、クチコミ情報を提供しています。
たくさんのマンションの中から、失敗のない「理想の住み替え先」がきっと見つかります。

ページの先頭へ

Yahoo!不動産アプリをダウンロード
JavaScript license information