教えて！住まいの先生

浴槽の白くピカピカした感じが無くなっているということですね。
別の言い方をすると浴槽の表面の光沢が無くなってきているということです。

汚れを取っているのに光沢が無いということの、原因はひとつです。
汚れを取ることと合わせて、表面に傷を付けていることで光沢が無くなっているという状態を作っています。

良くあることですが、汚れをしっかり取るために、力を入れてこすったり、スポンジの硬い面でこすったりすることで、傷が付きます。

浴室の場合、どうしても汚れを洗って取るので、経年である程度の傷がつくのは止むをえません。
キズを付けないためには、柔らかい布で軽く洗うくらいしか対策はありません。
それでも、現実的には経年で傷が付くのが普通ですが・・。

弊社は浴槽の特殊な塗装をしている会社ですが、ホテルの浴槽の塗装は日常的に行っています。
http://www.ecobath.com/jireishu/jirei_hotel/jirei_hotel2.html

ホテルの場合は、浴槽の光沢が無くなることで、くすんだ感じになって清潔感がなくなり評判が悪くなるため、定期的（７～10年毎）に浴槽の塗装を行っているところが多いです。

塗料は「アクリルウレタン塗料」ですが、車の塗料に近い塗料になります。
お分かりのように、車の塗装はかなりの光沢がありますが、そのような仕上がりにします。

光沢を戻すのには、浴槽を丸々交換するか塗装するしかありません。
浴槽の種類、メーカーにもよりますが、浴槽交換は１２～20万円、浴槽塗装は10万円前後になろうかと思います。

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