教えて！住まいの先生

書いて字のごとくなのですが
お隣さんの水道管が敷地に潜り込んでいるんです。

どれくらいの深さや場所に管があるかによって
設計の自由不自由もあります。
浅かったり敷地の端っこ以外を通っていると
駐車スペースや家の基礎の敷設に影響が出る場合があります。

質問者からすると自分の敷地に管が潜り込んでるんだから
お隣さんが全部負担して除却しろよと思うかもしれませんが、
以前の土地の使用者と隣地の人とで合意に至ったとか、地役権の設定があるだとかそういう場合は主張できません。

つまり管があるからと言って
質問者にその管をどうにかする事ができる権限がない場合がある
ということです。

また将来的に管が破裂したり、
管を交換するなどという事になった場合に
質問者の土地に入らないと工事ができないため
そういうシチュエーションのときにただひたすら億劫です。

駐車場のコンクリートを貼ってたら剥がさなくてはなりませんし、
かといって管が破裂したまま放置されるのも困りものです。

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管の越境が
敷地の隅っこの方であって、地中深く（300mm以深）に埋設されているのであればそのあたりを庭にしてコンクリートなどを打設しないとすれば
ある程度「質問者が我慢すればすむ」程度にはなります。

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どうしても購入の意志が強い場合は
あらかじめ隣地の方と交渉し、
「管が破裂した場合は速やかに修繕する」
「土地の売却、建築物の建て替えを行う場合は管の除却をすること」
「管を更新あるいは撤去する際の工事費、また工事に関して敷地に与えた損害については全て隣地所有者の負担とすること」
などを盛り込んだ合意書を作り、

「契約後速やかに敷地調査を行い、当該の管が建築物の築造に著しく影響を与える場合」また「0/00日までに上記について隣地所有者と合意に至らない場合」は契約を白紙にすることができる

という停止条件をつけて不動産と契約するとよいでしょう。

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